山崎川

 名古屋市瑞穂区  08,4.4


今年は
桜の花が咲いてから花冷えの日々がつづいたが、久しぶりの暖かい陽気である。

今日は「桜の名所100選」の一つである山崎川桜を訪れた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


山崎川は名古屋市内を北から南に流れていて、石川橋から新新瑞橋まで続く2.8kmの桜並木である。

昭和10年代に植えられたもので、殆どがソメイヨシノの木である。

花は盛りを向え、はらはらと落花が始まっていた。



桜の花の初めて記憶は、小学校入学の時、校庭に咲き誇る花を今も鮮明に覚えている。

サイタ!  サイタ! サクラガサイタ!

年齢と共に、見る桜も変化して行くようである。

「バカの壁」の著者・養老孟司氏は新入生が入ると、最初に校庭の桜を見せ、

『明日、死ぬと思って、作文を書け』と、学生に書かせたそうだ.。

生あるものは、やがて亡くなる。 生きていることを自覚させる為に・・・

彼等は、どんな桜に出会えたのだろうか?  何れにしろ有意義な人生を送って欲しいものである。

日本人は古くから桜の花とふれ合い親しんで来た。

今日も、爛漫の春を楽しみたい。

山崎川
















はらはらと花びらが川面にまい、水に落ち白い模様となり流れていく。


























桜並木の向田橋の傍まで来ると、黄色い半纏を着た女性から「寄って行って下さい」と、チラシを渡される。

見ると、「野点・日本庭園を眺め抹茶を楽しみませんか? 東山荘」と書いてあった。



東山荘

東山荘は山崎川東岸の小高い丘陵地の森に囲まれ、此方は錦布商・伊東信一氏(故人)の元別荘で

茶湯を好み大正期に建てられたもので、その後、名古屋市に所有が移され、

市長公舎などに利用されて来たが、現在は市民に一般公開され利用されている。


表門

大正期に建てられたとは言え、それ以上に古い様に見える。

玄関前庭園にて、野点の抹茶を点てて貰う。 金500円也。

甘いものが身体に入り、暫しの休憩、ほっと落ちつく。


玄関




2階





第二和室




春日灯篭





迎西庵





つくばい




第三和室





書院・第一和室




庭園へ





露地




庭園入口

東山荘を出る。









瑞穂陸上競技場付近の水遊び場





瑞穂競技場の照明灯





瑞穂競技場の電光掲示板

マラソンの高橋尚子が先月、苦杯をなめたところ。




紅枝垂桜


    HOME  おわり  NEXT