山崎川の桜
名古屋市瑞穂区 08,4.4
今年は桜の花が咲いてから花冷えの日々がつづいたが、久しぶりの暖かい陽気である。
今日は「桜の名所100選」の一つである山崎川の桜を訪れた。
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山崎川は名古屋市内を北から南に流れていて、石川橋から新新瑞橋まで続く2.8kmの桜並木である。
昭和10年代に植えられたもので、殆どがソメイヨシノの木である。
花は盛りを向え、はらはらと落花が始まっていた。
桜の花の初めて記憶は、小学校入学の時、校庭に咲き誇る花を今も鮮明に覚えている。
サイタ! サイタ! サクラガサイタ!
年齢と共に、見る桜も変化して行くようである。
「バカの壁」の著者・養老孟司氏は新入生が入ると、最初に校庭の桜を見せ、
『明日、死ぬと思って、作文を書け』と、学生に書かせたそうだ.。
生あるものは、やがて亡くなる。 生きていることを自覚させる為に・・・
彼等は、どんな桜に出会えたのだろうか? 何れにしろ有意義な人生を送って欲しいものである。
日本人は古くから桜の花とふれ合い親しんで来た。
今日も、爛漫の春を楽しみたい。