今は幸せそうな顔をして寝ているが、元は不幸な身の上だった様子。なぜか迷いネコになっていて、ある秋にまわりをうろうろ。持ち上げてみると、なんと軽くよく生きているなあとびっくりするほど飢えている様子。つい餌をやり・・・といっても我が家の贅沢ねこが食べない餌の残りをやるとなんでもがつがつ。ついでに冷蔵庫のそうじがてら残り物をやるとそれもがつがつ。そして家のまわりをうろうろ。しかたなく窓の外に犬小屋ならぬ猫小屋をつくり、正式にまだ飼う気になれず一冬をそこで暮らしてもらう。寒い日には毛布なども入れてやり。そのうちシャンプーでもしてやり、中へ入れて飼うしかないかと思っているうちに春になり窓を開けると中に入り居ついてしまう。しかたないなあとかわいそうな猫の慈善事業で飼うはめになる。
末息子と仲良くしていたナナ、2015/12/20に息子に看取られて亡くなった。迷い猫だったから推定15,6歳だったろうか。私と二人で先猫のように庭に埋めてやった。毛並が一番やわらかい猫だった。