ああ、それはそれは・・・・・
全体的なチャートのレベルの低さも相俟って(10位が5万枚というのは過去最低では?)、J-POPの汚点を晒しているような曲が、多く上位に登場するチャートとなってしまいました。 こんなものが、経済大国として世界の5本の指に入るような我が国のチャートなのである。目を、覆いたくなってしまいます。
1位は浜崎あゆみ。
比較的キャッチーな曲だし、AメロやBメロの質も悪くない。だが、余りにも昨年の「No
way to say」を参考にしすぎである。こんなに保守的になっていいものだろうか? とにかく余りにも製作者側の商業的な思考が先行している曲で、そう考えると彼女が「必死」に歌っているサビも、Cメロもとってつけたように感じる。
2位はゴリエ。
曲はほとんど一つのメロのみ。
カバーとしても全く質の悪い曲。
どうしようもない詩。
「私だけを見て(はぁと)」
何故この曲が初登場1位を獲ってしまったのか。確かにTV番組との連携で、話題性はあったと考える。
だが、何故この曲が連続で1位を獲るような、ロングヒットを記録してしまったのか。
この疑問に対し、私は未だ結論を出すことが出来ない・・・・。
3位は平井堅
下手したらボーカル自慢の、嫌味な曲になるかもしれない。
だが、彼の圧倒的と言って差し支えのない歌唱力、そして自然にできたような曲と詩によって、全くそういったことを感じさせない良曲。 CMで流れすぎて新鮮味が無くなってしまったのは残念だが、そういったこと抜きでこの曲を聴いていたら、相当な衝撃を受けたのかもしれないなぁ。
4位は関ジャニ∞
語る気すら失せる、どうしようも無い曲。演歌もヒップホップをも馬鹿にしている、どうしようもない曲。
二度と聴きたくはない
そしてよりにもよって今月は、これとゴリエがランクアップ≒ロングヒットを記録しているのだ......
5位は柴崎コウ
サビメロの前半がほぼ平井堅の「瞳をとじて」のキーを上げたものである、というのは私もこのサイトの色々な場所で既に主張済みだと思うが・・・・ あの曲のサビメロが長調で普通にキャッチーなメロを持っていたのに対し、この曲はサビメロにちょっとした面白さがあるというか、あれより更に普遍的な感じが一層気に入りました。 詩も文句のつけようがない上質さ! 年間6位も納得のクオリティ。 ああ、またドラマ見たくなってきた。 綾瀬はるかはポカリのCMも出てましたね。ミスチル最高
6位はw-inds
彼らにしては、珍しく聞き分けのつく曲。似た曲が多すぎる為、彼らのシングル曲リストを見てもサビが思い出せる曲と言ったら1st,3st,4stシングルくらいなものであったが、この曲も思い出せる曲にはなりそうだ...
だがこのボーカル、元々低音が苦手な上に、02年の後半頃から明らかに声が低くなってきている。 これだけ音域が狭いのだから、そりゃぁ似た曲ばかりになるでしょうなぁ・・・・。
「paradox」なんて全然好きじゃあないですが、あのサビメロはこれからもずっと覚えてるだろうのに。
7位はポルノ。
普通に良い曲。
8位はアジカン。
04年年間プロモ大賞を受賞してもおかしくない、あのPVの話題性も相俟ってヒット曲に。あのいきなりオクターブまで上がるサビメロも、インパクトのある普遍的なもので良い! 終盤のCメロ(か?)にもびっくりさせられたし、曲展開の多彩さも武器になっていてロックの魂を持った、最近の日本に不足している良バンドとして、アジカンには本当に頑張ってほしいっす。
ランクはCでも、Bに近いCっすよ。
9位はリップスライム。
ロックになると途端に評価が上がるという、管理人のロック愛好ぶりが顕著に現れるマンスリーチャート感想。
そしてヒップホップには全く興味の無い管理人・・・。
何だかロック専門ページにしろよ、との声が聴こえてきそうですね...... 申し訳ない
10位はBENNIE K。
今までの日本にはなかなかない、・・・何だか形容しにくいが・・・・ 非常にキャッチーでポップなチューン! 新鮮味は抜群です。
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