05年・8月マンスリーチャートレビュー

集計期間:7月18日〜8月21日
順位 タイトル アーティスト 発売日 売上 好度
1− SCREAM GLAY×EXILE 05/7/20 49.1
2− OCEAN B'z 05/8/10 35.2
3− BANG!BANG!バカンス! SMAP 05/7/27 35.0
4− fairlyland 浜崎あゆみ 05/8/3 26.9
5− BOHBO No.5 サザンオールスターズ 05/7/20 23.7
6− Link L'Arc〜en〜Ciel 05/7/20 22.3
7− プラネタリウム BUMP OF CHICKEN 05/7/21 22.0
8− キラキラ aiko 04/8/3 16.0
9− Wings of words CHEMISTRY 05/7/27 13.0
10− 君は僕に似ている See-Saw 05/8/3 12.8

こんなに自分の好きなアーティストがランクインし、こんなにバラエティー溢れる曲がチャートを埋め、そしてこんなに高い水準の売上を記録したマンスリーチャート、何ヶ月振りでしょうか。とりあえず、このサイト始まって以来ではないでしょうかね。


1位はグレエグザイル!!

この楽曲、私は最初はEXILEの持つダンスのミュージック性は発揮されているものの、GLAYの特徴であるギターのメロディアスさが欠如している気がして、余り好きにはなれませんでした。 しかし、あのやけに長いプロモを観て、その考えは変わりましたね〜。 
とにかく理屈ぬきでかっこええ!!
例のサビだけに終わらず、最後に大サビへと繋がっていく辺りでもかなりポイントアップ。TAKUROもMステで語ってましたが、流石に構想1年なだけのことはありますね。



2位はB'z!!

1991年 ALONE
1992年 いつかのメリークリスマス
1997年 Calling
2000年 今夜月の見える丘に
2001年 GOLD

そして・・・・
2005年 OCEAN

いやぁ、随分と間が開いてしまいましたが、今年やっとB'zの大作バラードがリリースされました。とりあえず、この曲全体からオーラのように出てくるモノは、上に挙げた過去の名バラードに匹敵するほどのモノだと思わされました。もうドラマ「海猿」の予告で流れた時点で、今回のB'zの力の入れようが伺えましたからね。
とはいえ、上の5曲に比べるとサビメロ、歌詞、ギターソロ・・・全ての点で少しずつ劣っているような感じはしてしまいました。 万人に受ける良い曲なのですが、個人的にはあくまでも「良い曲」止まりなんです....

現時点で個人的には 
ALONE>Calling>いつかのメリークリスマス>今夜月の見える丘に≧GOLD>>>OCEAN
ギター練習と共に、Callingにハマりまくってる今日この頃。



3位はSMAP!!

テニスの合宿中に部屋の皆の失笑を買い続けた一曲。丁度あの7/25〜7/31日頃、SMAPはこの曲をもって、それはそれは全ての歌番組に出演しまくっておりました。そのせいで、合宿中に歌詞も含めてほぼ全て覚えちまいましたねぇ。
だってさ。。。特に二番の歌詞など・・・

男前だね木村くん→当たり前だよ前田さん→前田さんなんてうちにはいない    

なんて馬鹿な歌詞やねん、と冷めた目で見てれば

バイクの免許ほしいな(まだ言ってんの?)

これには吹いたね。ここまでどうしようもないとは予想外でした。さすがクドカン。ワーワー。
というわけで、歌詞の一つ一つに奇妙な連動性がある為に、やけに覚えやすいんですね。クドカンパワー。
少なくとも「友達へ〜Say what you will〜」よりはよっぽど魅力を感じる楽曲だと思いますよ。面白い。



4位は浜崎あゆみ

「Angel's Song」ばりの曲をシングルで聴きたかった、と期待していた私にはかなりよさげな一曲。 中盤部分が心に残りにくい、ということであれや「Greatful days」のほうが上だとは思いますが。
そういえばプロモに2億4千万かけたんだっけ? そこまでの費用は全て衣装にかかってるのか?と思わせられるほど、あまり大したことの無いプロモ..... 本当の楽園なんて存在しないんだ、的な展開からディカプリオの「サ・ビーチ」を思い出したよ。



5位はサザン!

俺は売れると思ってたんだけどなぁ・・・売上的にはあわやラルクとBUMPに負けるということで、不振でしたね。
MステでのM字開脚が面白すぎタイトル曲は、あのお下品な感じがいかにもサザンらしくて好きですね。ここんとこ、A面では随分綺麗な歌ばかり唄っていた感がありますから。 エロティカやマンピー程印象に残るものではありませんでしたが、及第点の良曲ではないでしょうか。
ただ、「神の国遥か国」には魅力を感じず.....



6位はラルク!

シングルやアルバムをハイペースにリリースし続けたことによる、リスナーの「そろそろイマイチな曲がリリースされるのでは....」という不安を振り切って、またしても良曲をリリースしてくれたラルク。この安定感は、1998年当時の彼らにはありませんでしたね。 
 今回の曲はハード・ロックな音は鳴りを潜め、かなりポップ寄りな一曲。今回のMVPは、そんな小気味よさを見事に演出しているyukihiroのドラムでしょう。やっぱりこのバンドは凄い。
 ラルクのシングル曲にBランク以上がつくのも、一体何作連続なことか..... 



7位はバンプ。

チャマのベースの音が、バンプの楽曲中もっとも前面に出ているという意味で、まず意味のある作品となった。
最後の最後まで、彼のベースプレイには全く淀みがなく、素晴らしい。
「四畳半」というキーワードを用いて「夢」を表現していった歌詞も、優しさ溢れる楽曲も、どれもが高次元で展開されている。
「サビがない」という批判は確かに分かるし、自分も最初聴き終わった時点では、とにかく微妙・・・という印象であった。
しかし十数回は聴きこんだ今は、文句なしに高得点を与えたい。
Cメロ後の「消えそうなくらい輝いてて 消えてくれなくて」の部分、とくにいいっすねぇ.....



8位はaiko

いつものaikoと全く変わらんつまりまぁ良い曲なので、ドラマによって必然的にかなりのヒットに。しかしいつも同じ売上で安定していた彼女の場合、この累計20万に達するという売上は、驚くべき大ヒットといってもいいのかも。



9位はケミストリー。

この曲にはほとんど魅力を感じませんでした。いつものケミの「短調バラード」の域を出ない楽曲。手元に音源がないのでわからないのだが、なんだかYOUR NAME NEVER GONEあたりと聴き分けができません。



10位はSee-Saw

ガンダム主題歌。個人的にはやはりボーカルが苦手ですね。どうしても耳から抜けていくばかりで.....
とはいっても、曲展開には充分に光るモノを感じさせられました。ティンパニ使いまくり(^^;)