世紀末のこの年は、一般のJ-POPファンからは「宇多田ヒカルの年」という認識が強いかもしれない。だが、それは彼女のブレイクが革命的に凄すぎただけで、この年にはその他にも浜崎あゆみ、モーニング娘。、Dragon
Ash、鈴木あみ、(茂森あゆみと速水けんたろう)など、例年以上の多さの大ブレイクアーティストが存在した。それらに押される形になり、ロック曲数は16曲と前年に比べて大きく減少してしまったが、19、椎名林檎などはこの年にブレイクし、この後何年も活躍していくことになる。
さて、年間チャートは見ての通り、GLAYが上位5曲のうち4曲を席巻。格の違いを見せ付ける。どの曲も、ハードにも関わらずキャッチーで幅広く支持される曲で、最近の数年こういった曲は上位にランクインしてないよなぁ....
ラルクとB'zのHR曲がそれに続き、上位は1998年と同じようなラインナップ。 因みに四天王のもう一つであるミスチルは、この時期は完全に後塵をなしており、「もう駄目だ」とすら言われていた......
さて、“二発屋”ヒスブルがその通り、2曲を見事にランクインさせました。「春〜spring〜」、それとブリグリの「そのスピード」は個人的に相当な名曲! 5年以上経った今になると、J-POPファンでも知らない人は多く見ますが・・・・両方とも一聴をお勧めします。
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