2号感想
先日、素晴らしい偶然に出遭ってしまった。
俺は学校近くのゴミ捨て場に、大量の雑誌が捨ててあるのに気がつきました。普通なら「フーン」と思って通り過ぎるのだろうが・・・・ おれは、その大量な雑誌に只ならぬオーラを感じた。そして近くに寄ってみると、なんとそれは84年〜87年までのほとんど全ての号のジャンプのようであった!!!
なんでこんな所にーーーーーーーー!!!!!
しかもそれ程の汚れもなく、俺は思わずジョジョ第一部の開始した87年の1・2合併号をかっぱらった。  無視して通り過ぎなくてヨカッタ、マジで。
にしても当時の連載陣といったらもう・・・凄まじすぎる。当時のジャンプなど読んでいるはずがない今の小、中学生にとっても、恐らく名前くらいは聞いたことはあるであろう漫画が半分以上を占めている状態。凄すぎる、有り得ん。

それについては3号の感想の最初に書くことにしまふ。
銀魂 今期唯一の新人、空知氏の新連載。。ベテラン2人に挟まれてさぞプレッシャーもかかっていることだろうが、読みきりもとても好評だったらしく、期待が高まる。で、その第一回ですが



び、

び、


びみょーー・・・・・。



今のジャンプ新連載はとにかく、第一話、それも導入部によって勝負が決まる。とりあえず読者がつかなければ勝負にならないから。 しかしこの新連載は、原因が分からないがそこで致命的な失敗を犯している気がする...  なんでだろうなんでだろう。魅力ある世界観っぽいのに、何か全然魅力を感じないのは俺だけか? 前半の20ページを読むのがこんなに苦痛だった新連載、神撫手以来なんですが・・・ え? デスノートを挟んだだけだって? まあまあ。
それでもキレてる姉さんが出てきてからは、そこそこ面白かった。
とにかく作者の才能は感じるってことで、ガンバレ。
ワンピース 空島編、これにて完、だな。結局コミックス32巻まで続いた空島編。まぁ作者自身も長くなりすぎたと思っているようで、次編はテンポが良くなることを期待してます。 それからもう一つ、気になって仕方がない点がある。尾田の人物を小さく書くクセのこと。
アラバスタ編後半からその問題が顕著に気になってきたが、この背景をでかく書いて人物を小さく書くクセをなんとかしてくれ。尾田っちはエレガントな構図であると気に入っているのかもしれないが、バトルシーンで露骨にコレをやられると困る。空島サバイバルで入り乱れて戦ってる辺りなど、マジで訳分からなかったもの。
マジでこのままだと致命的なミスを犯すことになるぞ・・・ と思っっていたら、この空島編内で見事にやってくれました。そう、エネルが倒されるシーン・・・・。
もう何が起きてるのか全く訳が分からない。余りにも構図をでかくしすぎたせいで、ルフィの手が糸のように細くなっており、最強ボスキャラ:エネルの倒され方すら満足に理解できなかった。そして更に・・・


「ガラーン」



・・・・・・

・・・・あ〜あ、やってくれたよ・・・。
そう、あの2Pまるまる使って音だけを紙面に載せたあの決着のシーン。結構評価されているが、個人的にはそれ以前にエネルの倒され方が理解できなかったので、腹立たしくて仕方がなかった。ボス戦でこれをやるのもどうかと思う。

今週はガンフォールが再び「神」に戻ったりと微笑ましいシーンが多く、普通に良かった。ただ、このままだと正直、新編には期待より不安の方が大きかったりするのです。
NARUTO ネジがズタボロにやられまくる回。 つまり、読者にとっては非常に鬱になる回にあたる。ワンピースだとこんな回でもそれ程悲壮感は漂わないんだが、最近のNARUTOって悲壮感がとにかく凄い。俺もよくこんなのが小学生ウケするな・・・とよく思う。  

しかも今週のラスト、半見開きで矢が突き刺さるし。なんとかもう少し明るく書いて欲しいもの・・・・ 俺に子供がいたらあんまり見せたくないなぁ。

と言いつつ、岸本の緊張感を出す演出は相変わらずどんどん上達してる。来週に期待しますか
ボーボボ オモシロクナーイ
デスノート オモシローイ! 

今週改めて思ったのだが、やはり一番好感の持てるキャラはリュークだよな。
「それにしても一生懸命だな」
「気持ち良さそうだな、ライト」
そして名セリフ、「やっぱり人間て 面白−−っ」
といい、完全に傍観に徹してる素晴らしいキャラになる予感。奇抜なデザインといい、僕のツボにハマる。

更に今週では、主人公の電波度もアップ。まぁこの展開が2話目にくることは予想済みだったのだが、やはり「悪だ!」と指摘されてキレる主人公を見るのは面白い。そして「僕は正義だ!新世界の神となる男だ!」と言って容赦なくデスノートに名前を書くライト。テレビに映っている男は心臓麻痺で即死、しかしそれは身代わりだった。これによって日本の関東地区にいることもバレてしまう・・・という展開。やはりLも滅茶苦茶頭がキレるようだ。

ラストの「僕が勝つ」 「くくく、この勝負見届けさせてもらうぜ」も緊張感があって良さげ。こうして追う者と追われる者が今、スタートラインに立ったわけだが、既に関東地区まで範囲が狭まってるよ!!  展開が早えぇ。原作者は長期連載をするつもりがあるのか、短期連載のつもりなのか気になる。


にしても、いわゆる「第一話だけ出来の良い」漫画にならなくて良かった。クオリティ高いなぁ、と改めて思わされる第二話でした。
BLEACH とにかく気合い、気合い、気合い尽くしの回だった。
思えばこの漫画、今まで死神VS死神の戦いもまだあまり無く、こういったパワーVSパワーの一撃勝負ってのは初めてなんだな。ってわけで、今回は作者の気合いの入れ方に単純にアツくなるべし!

周りの空間全てが揺れるかのような、更木の死のオーラ!
崩れ落ちる周りの建物、
凄まじいオーラを揚げる一護!
後ろに出るは髑髏のオーラ、更木!!
ついでにやちるのオーラも凄い・・・
ぶつかりあう2人の剣!!
一気にヒビが入り、倒壊してゆく数え切れないほどの建物!!!
決着は・・・  合い撃ち!???!?




スゲーーー・・・・





・・・・
・・・・・・っておーいおいおいおいおいおい!!!!
インフレしすぎだっちゅーの!!




ってなわけで今後に一抹の不安を抱えてしまうが、今回も単純にだが盛り上がる決着となりました。
テニプリ
許斐「レーザービーム!!・・・ 我ながら素晴らしい技のネーミングだなぁ」
担当「・・・・・・・(呆れている)」
許斐「打った後のポーズも、レーザービームっぽくこう・・・っと!!」
担当「・・・でも、とてもじゃないがショットを打った後とは思えませんね」
許斐「うるさいよ! 別にやろうと思えば誰だってできるだろ!?」
担当「・・・・・」
許斐「さてさて、次はどういったことで読者を興奮させようかな〜」
担当「・・・2人が実は入れ替わっていた、なんてのはどうですか?(ヤケクソ)」
許斐「ん?  おお! それもイイね! 早速ネームに取り入れよう〜!」
担当「・・・・・・」


といったやりとりでもあったんじゃないか? いや全く、今週のテニプリにても、有り得ない・・・ってか有り得ちゃいけないことが起こりましたな。
そう、柳生と仁王が入れ替わっていたという衝撃のどんでん返し!!!

・・・うん、確かにどんでん返しです。小学生共は揃いに揃って驚愕し、許斐氏を神と崇めるかもしれません。しかし俺ら高校生となると...

こんなことして意味あんの?
と、タイムリーにこのツッコミを入れたくなうわっやめろなにをする


・・・はい、すいませんでした。てっきり僕が無駄なことを考えてしまい、この漫画を楽しめなくなるところでした。そうそう、今週はこの一流ミステリーさえもが追随を許さないどんでん返しを楽しむのだ。凄い、凄すぎるぜ!!!


・・・・でもこれって反則なんじゴホンゴホン
アイシル21 やはり前後のBLEACH、テニプリ、いちご、錬金などと比べると地味な漫画、アイシールド21。
つまらなくはないのだが、無理にエピソードを1話に収めるのは賛成できないな。例えば何週か前のヒル魔VSアポロの作戦合戦の回。1週にまとめるのは流石に無理があったのでは、と言わざるを得ない。もっとこう、試合を一貫した魅力あるテーマをもってきてもらいたいもの。

で今週はあの夜、セナとパンサーが多摩動物園に行ってたってのがなんかほのぼのしていて良かった。
いちご100 やっと作者も西野を真中とくっつけることに決めたのか? 最早全ての女キャラが西野の引き立て役としか思えん。いや、北大路は最近回復してきているか。しかし今週の真中とキスしそうになる東城とか、単なる情報仕入れ役でしかない南・・・なんとかとか...

まぁ顔にしても性格にしても、これからどうやろうが西野以上のキャラは創り出せそうにないな。このままだとスタート時に明らかに東城とくっつく展開にしておいて、結局西野とくっついてしまったと言う珍しいラブコメ漫画になりそう。  しかしながら、西野を支持する読者は最早7割を超えているだろうので、俺としてもそうなってもらいたい。

とはいえ、もういい加減終わらしてもらいたいのが本当の所... 流石にあと1年はもたないと思うけど・・・
武装錬金 どんどんGBW化してゆくカズキの眼が気に入らないのだが、展開の早さは相変わらず素晴らしいな。
てっきり何からの特殊能力(?)が働いて、催眠を逃れているかと思われた六舛だがやはりしっかりラリっていた。「刀の反りは上向きで太刀は下向き・・・」だとかぶつぶつ言ってるのにもウケる。
名言「エロスは程々に」が、ここにきて再び使われるのもさすが。

この凄い速さの展開も相俟って、今週も充分おもしろい回となったな。
ミスフル 訳がわからん
黒猫 見つけたぜ・・・ 見つけたぜ、変態ドクター!  いや、かっこいいセリフだからって2回も言わんでも。 でも言いたくなる気持ちもわかるよトレイン。


まさか・・・作者のミスではあるまいな・・・っ
遊戯王 紙面の無駄
こち亀 久しぶりかなり笑えた。関西人のギャグは何気にまったりしてて良いね。
ごっちゃん 地味、JIMI。それでもジャンプで連載されるクオリティーではあるが、不気味に忍び寄る打ち切りの足音が聞こえる・・・
神撫手 迷いながらも手探りで書き続けた、作者の魂の篭った珠玉の作品。
走馬灯のように走る読後感の思いで。
ともだちと一緒に並んではらはらしながら読もう。
呼応するように湧き上がる感動。
ぶじ事件が解決したときのあの安堵感。
にんきが無かったのは、読み手を選ぶからだ。
ふさわしい読み手にとっては同量の黄金よりも光り輝き、目にすればまばゆいのみならず
さわやかな風が吹き抜けるかのようだ。
わきを固めるのは、個性豊かな仲間たち。
しあわせ溢れる読後感に浸ることができる。
いきて!この名台詞に私は魂を救われた。そして
漫才としても上質な、キャラ同士の掛け合い・・・魅力的な人物を描いているからこそ、だ。
画が少女漫画っぽくてダメ


・・・某巨大掲示板のネタです。あまりにも面白いので転載してしまいました。住人の皆様、どうかお許し下さい。
最後の一行以外、本気でこんなことを思っている人はどこにも居ないと思いますが・・・・ 

本当の読み方が分からない方、縦に読んでみてください。
俺が言いたいのはこの一言であります。来週昇天だ・・・よな。
サラブレッド うまくまとまっていて好印象。サソリと同じで地味すぎて読者がつかなかたのだろうな。しかしながら、笑えない地味なギャグもこの漫画にマイナスに働いたとしか思えない。そういった意味ではやはりサソリ以下か・・・。 画力も柔道を描き切るには貧弱と言わざるをえない感じだったし。

教訓:柔道漫画は画が重要である。
総評 ハンタがないと厳しくなる、昨今のジャンプ。
大人でも楽しめそうなデスノートが、今後その穴を埋めていってくれるだろうか・・・ 期待!