ACIDMANアルバム感想

どこか知的な構築美を感じさせる曲構成で、凡百のギター・ロックバンドとの違いを感じさせるバンド。
現時点でアルバム4枚をリリース。まだまだ人気の上昇が期待できるアーティストだ。
余談だが、メンバーは私の家の近くの高等学校出身である。。




1.造花が笑う
2.シンプルストーリー
3.バックグラウンド
4.赤燈
5.Your Song
          /11曲
73
2002年 1stアルバム

シングルの造花が笑うでいきなり人気を勝ち取った、ACIDMANの記念すべきファーストアルバム。 2曲目に早速聴くことができるが、確かにこの楽曲は、イントロのベースラインだけで充分に惹きつけられてしまう素晴らしいものだったと思う。ギターが掻き鳴らされながら盛り上がってゆく構成も良いし、パンクに通じる勢いすらあると思う。
3〜5曲目にも同じ感じの情熱的な楽曲が続き、やはり同世代のギター・ロックバンドとは一線を画す魅力があるように感じる。
バックグラウンドでの静と動を組み合わせた展開など、まだまだ未熟さが感じられるが、それがまた良い感じだし(^ ^)

しかし、このようなベースラインをやや前面に押し出したハードな曲では一定のクオリティに達していながら、残念ながらこのアルバムではそれ以外の系統の曲になると大きく見劣りしてしまう。具体的に言えば、やはり6〜8曲目なのだが。 静かな楽曲においても、曲展開の上手さで飽きずに聴かせてくれるようになるのは、2nd以降といえるかな....

しかし9曲目のパンク+ギターロック的な
シンプルストーリーから、また随分と盛り上げていってくれる。SILENCEもなかなかの熱唱を聴かせてくれる楽曲だし、ボートラ的に収録されているYour Songも外せない。

でかすぎるベースラインが鼻につかないようなら、ロック好きであれば聴いてみて欲しい一枚だ。