1.リトルブレイバー
2.とっておきの唄
3.ノーヒットノーラン
4.アルエ
5.ガラスのブルース
          /7曲
FLAME VAIN 79
1999年 1stアルバム

まだまだ未熟、しかしそれでもエネルギーに満ち溢れた凄いアルバムではある。
曲はまだまだ青く、それこそアジカンのデビューミニアルバム;「崩壊アンプリファー」辺りと比較しても、完成度は明らかに低い。  しかし不思議なことに、その洗練されていない数々の詩に胸が熱くなってしまう人が、僕も含めて多いわけである。
とっておきの唄には、「車輪の唄」に通じるような別れの場面が描かれる詩に胸を熱くさせられるし、ノーヒットノーランの詩なんかにも、「うん、うん」と感情移入してしまう人は多いだろう。 いまや初期バンプの代表曲の1つである、アルエは・・・・・・・・
「ウレシイトキドンナフウニ ワラエバイイカワカンナイ」という、エヴァファンは間違いなくニヤリとするであろう歌詞が面白く、ガラスのブルースも、まぁあれはあれで.....

と詩のことばかり書いているが、私はこのアルバムのハイライトは
リトルブレイバーだと思っている。 藤原の熱唱に、メンバーが一生懸命考えたんだろうなと思わされる、あの青臭い2つのギターソロ!! そこに素晴らしい詩が融合してくる、個人的にはこのアルバムのベストチューンなのです。 この間PVを観ていたら、この曲を一生懸命演奏する彼らの姿に、何故だか心から感動してしてしまいました。 この曲を聴いていると「こんな自分でも、バンドで有名になれるんじゃないかな・・・・」、なんて気になってきます(^ ^;)

良盤。 「LIVING DEAD」が好きになった人は、必聴です。
BUMP OF CHICKENアルバム感想

ご存知2001年、「天体観測」によって一躍ブレイクしたバンド。 シンガーソングライターの藤原によって、
ストーリー性といったものを持った、それまでありそうでどのバンドもやらなかった詩の世界観を創りあげ、
多くの固定ファンを獲得。 ブレイク直後から今までリリースペースがここまで遅いのにかかわらず、
これだけ多くのファンの数を維持し続けるバンドを、私は他に知らない。




1.グングニル
2.リリィ
3.グロリアスレボリューション
4.ベストピクチャー
5.
          /8曲
LIVING DEAD 94
2000年 2ndアルバム

インディーズ史に間違いなく刻まれるであろう、奇跡的名盤。藤原の感動的な物語の数々が、我々の心を捕える。
インディーズ時代のBUMPで1、2位を争う名曲と言われている「K」を、このアルバムの5位にランクインさせているバチ当たり者は私ですが、それはこのアルバムには、その他にも沢山の名曲が収録されているからでもある。
 売れた後の絵描きの、空虚な感情を描いた物語「ベストピクチャー」 心の中のランプと対話をする、「ランプ」 石油掘りに一生を懸けた男の長編「Ever lasting lie」 そして、いまや語るまでもなく有名となった、主人の最後の願いを手紙に托す黒猫の物語「K」 などなどなど・・・  
しかし、このアルバムにおける素晴らしい曲の数はこの程度では終わらない。

グロリアスレボリューション
リリィ
グングニル

の3曲は、ストーリーと曲調が完璧に融合した傑作!! 「胸を張って誇れるモンが、自分にもあるかい?」で始まる歌詞が印象的なグロレボは、終盤の怒涛の展開に大爆笑。 カラオケで唄うとまた最高(難易度高し)。  恋人との別れを描いた感動作、リリィにも泣ける。最後は恋人の部屋の前まで来ていた、というオチも良いっす。  そしてグングニルは、メンバーのワンピースにかける熱意が、曲の中に完全に封じ込まれた疾走系ロックチューン!! 宝探しに懸ける男の情熱を描いた歌詞は最高で、最近のBUMPに不足しているのはまさにこういった勢いなのだろう。

最後に「プレゼントの物語のなかの住人達」なんて言えるアルバムは、BUMPのアルバムを除いてどこにもあるまい。 捨て曲らしきものも1曲あるのだが、あれが無ければ100点レベルでした。  個人的には生涯の一枚である。。




1.ハルジオン
2.天体観測
3.ダイヤモンド
4.メロディーフラッグ
5.ダンデライオン
          /10曲
Jupiter 91
2002年 3rdアルバム

正直、このアルバムにはかなり藤君の苦戦が見えた。メジャーデビューを果たしているというプレッシャーが、重圧となってマイナスに作用してしまい、いまいち突き抜けたところの無いアルバムになってしまったイメージがある。
とはいえ、メジャーデビューが大きくプラスに作用し、以前よりよりキャッチーになった
天体観測、ハルジオン、ダイヤモンドといったシングル3曲は余りに素晴らしい!!!   しかし、他のアルバム曲6曲はというと・・・う〜ん、これがそれ程おもしろくない(^ ^;)  やはり似たような曲ばかりではいけないと、ベンチとコーヒーのような曲を出したり詩の感じも変えてきたりしているようだが、如何せん勘違いBUMPの感は否めない。

・・・などとタラタラ書いておりましたが、すみませんでした!!俺が間違ってました! 
え〜、
Title of mineはギターの掻き鳴らしが胸をアツくさせるし、メロディーフラッグは単純にメロディラインが素晴らしい名曲の域にある楽曲。キャッチボールベンチやコーヒーだって、聴くうちに魅力を感じてきました。

サビ→Cメロシャウト→静かになって間奏→サビという流れが多すぎるのは気になりますが(stage of the ground、title of mine、メロディフラッグ。後のSailing dayなんかも....)、一般的な評価が高い
Stage of ground、ダンデライオンも、実に感動的。

ユグドラシルを聴いてしまうと、もうこのアルバムのようなロック一筋のアルバムが出ないだろう事が、残念になってきてしまいます。




1.ロストマン
2.ギルド
3.Sailing day
4.車輪の唄
5.スノースマイル
          /12曲
ユグドラシル 83
2004年 4thアルバム

2年半ぶりのアルバム。 パッケージの巨大な木と、2年半という長い月日を振り返らせるような、ズッシリとした貫禄のある見事な作品となった。

アルバム曲では、
ギルドが頭一つ抜けてるのではないでしょうか。あの隠れた名曲;ホリディを少し思い出させる曲風ながら、哀愁がよく表現されていて涙腺をも潤まされる素晴らしい歌に仕上がっていると思います。  乗車権もなかなかの曲だが、巨大掲示板での「歌詞がジョジョみたい」って意見に大爆笑! fire signもライブ栄えする良曲。

しかしながらよく言われることだが、中盤のスローテンポの3曲が、何度聴いても個人的には致命的に退屈なのである。 レムの2ちゃん批判的な歌詞は興味深いが、それ以外にはどうにも魅力が感じられない。 数曲カットして、BUMPの和気あいあいとした雰囲気を、もう少し残して欲しかった。embraceなんかも随分スローテンポで、やや苦手かなぁ...

だが、その欠点すら払拭される程、最後にどっしりと構える
ロストマンが素晴らし過ぎる。 9ヶ月かけて作り上げたというこの曲は、何年もかけて本当に好きになるような、珠玉の宝曲である。 藤原氏が様々な音を一つ一つ、丹念に張り合わせるようにして創り上げたと言うだけあり、最終的にはギターの音色も4種類まで増えるが、無駄な音など一音もあるとは思えない。 

それから楽曲と融合するように合っている、藤原画伯の素晴らしいジャケットも評価しておきたい。