DRAGON FORCE

2003年に彗星の如く現れたアーティスト。 余りにも、余りにも速すぎるッッ!!!!




1.Black winter night
2.Valley of the damned
3.Evening Ster
4.Heart of a Dragon
5.Black Fire
          /8曲
VALLEY OF THE DAMNED 91
2003年 1stアルバム

何、何なのこれ!?

SONATA ARCTICAやANGRAを聴いてきた者は別に大丈夫だろう、だがLED ZEPPERINやBLACK SABBATHなどの古きメタルに親しんできた者、それどころかHR/HMに全く親しんでこなかった者達がこの一枚を聴いた時、最初に発する言葉は上の一言になるやもしれない...
1曲目;Valley of the damnedからひたすらピロピロピロピロ弾きまくるギタリスト、バコバコバコバコ打ちつけるドラマーには、一体どんな腕の筋肉してるんだろう・・・と疑問に思わずにはいられない。 
続く
Black Fireもズダダダダダダ、ピロピロピロピロ・・・ ←こんな感じ
こうして唖然とさせられていると、これを上回る更にとんでもなきスピードで暴れまわるBlack winter nightという曲がが次に待っている。 

というわけで8曲中疾走曲が7曲という、ある種の執念すら感じられるほど疾走に力を入れているバンドである。 聴き飽きるのでは、という意見もあるだろうが、この一枚に限ってはどれもメロディーが良いので、勢いで聴き切れてしまう感じ。 終盤の2曲の(ボーナス抜きで)メロディは特に良く、これ以上ないくらい明るいアレンジも最高ですね。 メロディック・ヘヴィメタルの真骨頂と言っても過言ではない一枚。何から何まで光り輝いてますわ。




1.My spirit will go on
2.Fury of the storm
3.Cry of the brave
4.Above the winter moonlight
5.Once in a lifetime
          /9曲
SONIC FIRESTORM 63
2004年 2ndアルバム

・・・・何でもかんでも疾走すればいいってもんじゃないでしょ

正直、今作の聴き終えたあとの一言はこれでした。 前作であんなに凄いことをやってしまい、今作ではあの爆走を更に超えなくてはならない・・・・ それに挑戦する意気込みが、メンバーに感じられたことは評価したい。 特にそれが顕著に感じられたのが、やはり1、2曲目の
FURY OF THE STORM
MY SPIRIT WILL GO ONであった。

曲展開が前作のオープニングと同じな気もしなくはないが・・・ FURY OF THE STORMはあれ以上に速い。 特にズドドドドドドドド、の部分のドラムは人間業とは思えません。
MY SPIRIT WILL GO ONはドラムだけでなくギターソロも神。 これを聴いていると僕は頭がおかしくなってくる・・・・(宗次郎)。
というわけでここまでは前作以上なのだが、その後は前作よりも更に各曲の曲調が似通っており、いくら何でも聴き飽きてしまいます。 8分、9分の曲もありますが、曲展開に多少の工夫は見られてもプログレ的なモノとは違うし、いまいち楽しめませんでした。
それからボートラのCRY OF THE BRAVEはよかった。 
メロスピの大ファンと自称する者なら、気に入るアルバムなんでしょうけど.....