vsマレーシア 04/02/07 4−0 小笠原 9'
宮本 37'
山田暢久 44'
遠藤 46'
E よく分からないが、何故かやたらつまらない試合だった。
vsイラク 04/02/12 2−0 柳沢 47'
三都主 84'
記憶にない。
vsオマーン 04/02/18 1−0 久保 90' A ジーコは監督就任時、「天才は実在する」「黄金の中盤」などと発言し、このW杯一次予選最初の試合でも、海外組の稲本・中田・中村・小野・高原らを自信をもって起用した。 
そして前半、ファールでも何でもないところだったのだが、高原がエリア内で上手く転んでPK獲得。 だが、これを中村が豪快にポストにぶつけて外してしまう。そして後半に入ると、オマーンの中東戦術が大爆発! いや、もちろんカウンターもそこそこ日本のゴールを脅かすものではあったが、それより凄かったのは中東独特の、彼らの執拗な時間稼ぎであった・・・。
到底怪我したとは思えない場面でも、うずくまって運び出されるのをひたすら待つ。 それだけでは留まらず、しまいにはキーパーとDFが謎のストレッチ(?)をはじめ、試合の進行を妨げ始める始末...
というわけで、アジアチャンプの日本も焦り、一向に得点が入らない。 しかしロスタイムの1分、オマーンのDFのクリアボールが、偶然目の前にいた中村の脛に当たり、それが久保の足元にコロコロ・・・。 恐らくこの試合から日本のエースとして君臨している久保が、落ち着いてゴールを決めたのだった。
この試合では、まだオマーンがアジアの上位8本に入るほど強いチームだとも知られておらず、マスコミや2ちゃんねらーのジーコ叩きは凄いものだった。俺は支持し続けたけどーー!!
vsシンガポール 04/03/31 2−1 高原 33'
インドラ 63'
藤田 82'
'
C 前半33分に高原がCKから得点。 この時点で、大体の人は3-0や4-0といった、今度こそ言われていた力差そのままの得点差での勝利を予想しただろう。しかし後半に入ると、日本のパスが面白いように繋がらない。 そして後半18分、シンガポールの普通のコンビネーションにDFが翻弄され、まさかの同点に。ジーコは柳沢、高原、中村の海外組を次々と交替し、後半37分、遂に交代で入った藤田が、コーナーキックのこぼれだまを豪快にゴールに突き刺し、FIFAランキング108位のシンガポールに、青色吐息の薄氷勝利を収めた。
ジーコの海外組に対する信頼が揺らぎ始めた試合であったと思われるが・・・・ それにしても、今も代表試合に出場し続けている藤田は、過大評価かと.....
vsハンガリー 04/04/25 2−3 クトル 53'
ユハース 67'
玉田 75'
久保 77'
フスティ(PK) 91'
C 欧州遠征の試合。前半の25分、藤田が倒されたことによって得たFKを、サントスが蹴る。 が、これはポストに阻まれる。嗚呼、何故彼のFKはいつもポストに当たるのだろうか・・・・(と思っていたが、12月のチャンピォンシップでマリノス相手に、ようやく決めてくれました)。 
その後の日本の攻撃は、ひたすらサイドから精度の悪いクロスを上げれば相手DFに跳ね返され続けるという、覚醒前のアイルランドのようにグダグダなものになった。 だが後半に2点続けて失点を許すと、途端に中央からの突破が激しくなり、2点を返して試合を振り出しにする・・・
だが試合終了直前、何故かペナルティーエリア内での茶野の何でもないチャージに笛が吹かれ、PKを決められて日本敗北。「只の親善試合だからまだよかった」とは確かに言えるが、この試合の敗戦が無かったら、日本の無敗記録が20という、過去最高記録を大きく超えるものになっていただけに、やはり悔やまれる・・・
vsチェコ 04/04/28 1−0 久保 32' B 奇跡の勝利である。前半32分、左足でまるで昇竜拳のような弾道のドラゴンシュートを、日本のエースストライカー・久保がチェコゴールに突き刺し、その後のチェコの猛攻を耐え切った。先制された直後は攻撃の噛み合わなかったチェコも、後半20分を越える頃には攻撃の形が出来ており、シュートも次々と決定的なものになっていた。 だが、ここで楢崎が次々と好セーブを連発! 特にロクベンツと1対1になってでの、飛び出して左足に当ててでのセーブは圧巻だった。 自分は川口の方が好きだったが、この試合でやはり楢崎の方が・・・と思わされてしまった。
vsアイスランド 04/05/30 3−2 ヘルグソン 5'
久保 21'
久保 36'
ヘルグソン 50'
三都主(PK) 57'
B 親善試合にしてもやたら観客の少ない、寂しい試合だったような記憶がある。 この試合の主役は又しても久保で、「もはや彼からしか点が入らないのでは・・・」と思わされる程のものだった。 特に2点目のループシュートは見事だった。
vsイングランド 04/06/01 1−1 オーウェン 22
'小野 53'
A 小野、稲本、中村という海外組みラインが上手く機能し、イングランド相手に同点に追いついた質の高い試合。特に後半の、中村を中心にした非常に速いパス回しは圧巻モノで、やはり欧州組の中でも、欧州で充分な活躍している小野・中村の二人は別格なのではないだろうか。
この試合の後半ロスタイム、、相手のスパイクのタックル稲本のの腿に突き刺さり、TVで傍目から見ていても足が「ぐにゃっ」と曲がっていたのが分かるような大怪我を追う。これ以来、彼は未だ輝きを取り戻していない・・・
vsインド 04/06/09 7−0 久保 13'
福西 25'
中村 29'
鈴木 54'
中澤 65'
小笠原 68'
中澤 77'
B ザ・ゴールラッシュ!! 
格下相手を徹底的にボコる、やっぱりこれがW杯一次予選の醍醐味っすね。エースストライカー、久保が早い時間に口火を切り、サイドから内側から、FKからCKから、FWもMFもDFも次々と得点を重ねていく。文句のつけようもない最高の内容であった。

が、そこに1人だけ愚痴るように文句をつけ続けた男がいた・・・・セルジオ越後である。 彼は7点目が入っても「こんな相手じゃ10点取るのが当然」などと言い放ち、ジーコと視聴者から激しい非難が浴びせられた。恐らくオマーン戦、シンガ戦での不満があってのことだったのだろうが、いい気味である。
vsスロバキア 04/07/09 3−1 福西 45
バブニッチ 65'
鈴木 66'
柳沢 82'
期末テスト真っ只中で、前半とハイライトしか観戦できませんでした。鈴木が久々にゴールを決めてくれた(インド戦のゴールはたまたま尻に当たっただけ)。
vsセルビア 04/07/13 1−0 遠藤 48' D ミロシェビッチが不発で、シュートはひたすら川口の正面に。対して日本は落ち着いて、スルーパスから抜け出した遠藤がゴール。これが決勝点となり、語る要素もなくらいの安定っぷりを見せた日本が勝った。
vsオマーン 04/07/20 1−0 中村 34' B 中東らしいリズムを持った攻めに、前半は互角の戦いを強いられる日本。 だが、2月の試合と同じくオマーンの痛恨のクリアミスボールを拾った中村が、そのまま半回転をしながらのミラクルシュートを決める。 
後半になってからはひたすらオマーンペースで、サイドから正面から多数のシュートを浴びる。 だが、オマーンの若いFWによる決定力不足、川口の好セーブで0点に押さえ(特に至近距離での決定的なクロスをカットしたシーンが、個人的には圧巻でした)またしても最少得点差で日本勝利。
vsタイ 04/07/24 4−1 Suksomkit 12'
中村 21'
中澤 57'
福西 69'
中澤 88'
D 1点目は完璧な油断でしたね。 DFが5人いたのに、一人もタイのFWに行かず。 同点弾の中村FKも、相手のDFが避けたことによる得点だし、前半は散々な内容でした。 しかし後半になるとテンポ良い攻撃で一挙3得点で圧勝。
それにしても、オフサイドによって2得点を無効にされた鈴木には、「誰か鈴木にオフサイドのルールを教えてあげて!」と言いたくなりましたが(^ ^;)
vsイラン 04/07/28 0−0 D 左右もしっかり守った日本が、なんとかドローに持ち込んだという感じ。 川口は決定的な一点を最高のセーブで防いでました。
vsヨルダン 04/07/31 1−1
(PK4-3)
Shelbaieh 11'
鈴木 14'
S
S
全身全霊を懸けて攻めまくるヨルダン。 セカンドボールをひたすら拾われまくる嫌な展開で、日本はなかなか決定的チャンスを作ることができない。 フィジカルでもヨルダンが勝り、1点を入れた後は最後の砦;キーパーのサバーフ守るゴールを割れず、暗雲漂うままPK戦に突入。 中国側の策略か、PK戦のピッチのコンディションは最悪。 滑って中村、サントスのPKはゴールが2つあっても足りないような上空に飛んでいった。 しかし、ここで英語の得意な宮本が大活躍! PKをするサイドの変更を審判に申し入れ、ここで奇跡のサイド変更。 しかしそれでも流れは変わらず、遂に後の無い後攻ヨルダンの4人目に。 しかし、ここから川口がコースを読んで左に!右に飛び、2人連続でシュートをセーブ。 しかし、それでも6人目の中澤がセーブされ、苦しすぎる状況は続く。 しかし、それでも川口は諦めなかった。 同じく諦めていなかった、テレ朝の実況の田畑さんも「まだ、ま だ 川 口 が 止 め て く れ ま す ! !」と叫び、解説の松本さんも「諦めちゃいかん!!」と連発。 この2人の名台詞の数々も通じたのか、川口がコースを読んでセーブ。手を当てたボールはコースを変えてバーに当たり、かろうじでピッチ側に落ちた。
そして宮本が決めた後の7人目は、プレッシャーに耐えられなかったのかシュートをポストに当てる。この瞬間、日本の勝利が決定。奇跡。熱狂。
勝率が限りなく0に近いところからの勝利に、日本全土が熱狂したでしょう。「怖くて途中から見れなかった」なんて友人も多かったが、自分は勝利の瞬間「ありえねーーー!!!」と叫んでちゃぶ台をひっくり返してました。 
それにしてもヨルダンのキープ力の強さや、セカンドボールの奪取率は脅威であった。 同じく中東のサッカー新興国であるオマーン、バーレーンと比較しても、最も強敵なチームといえるのではないでしょうか・・・。
 
vsバーレーン 04/08/03 4−3
(延)
Hubail 6'
中田浩二 48'
玉田 55'
Hubail 72'
Naser 85
中澤 90'
玉田 93'
S A・フバイルの素晴らしい動きからのシュートで、またしてもいきなり失点した日本。 更に玉田のポストに当てたシュートなどで日本の流れが良くなってきたところで、遠藤が不可解な1発レッドによって退場。 だが、それでもDFでは中澤、MFでは中村、FWでは玉田が特に素晴らしい献身的な動きを続け、逆転。 特に玉田の二アサイドぶち抜きのシュートは天才的だったが、やはりバーレーンのA・フバイル、そしてカウンターは侮れないものであった・・・。 川口がほぼコースを消していたにも係わらず、2発の最高のシュートによって再々逆転。 
しかしロスタイム突入直前、リスクを犯してでのライン上げによって、玉田が良いところで相手のパスをカット、そこから繋がったボールを中澤がダイビングヘッドで叩き込んで延長戦へ。
だが10人で更に30分を戦わなければならない訳で、状況は絶対不利。 しかし、ここで玉田がセンターサークルからドリブルで2人をぶち抜き、ゴール。 そこからの27分間、日本は見たこと無いくらいの執念の守りを見せる。 バーレーンも相当に良い攻撃を見せていたが、やはり疲れていたのか延長後半3分、フバイルが決定的なシーンで奇跡の空振りをみせる!! 今となっては覚えている人も少ないでしょうが、あれこそ奇跡だったのでは.......  そして余りにも長い12分が終わり、日本が勝った。 同点シーンや逆転シーンにも歓喜で狂いましたが、10人での執念の守備にも後々感動が湧いてくる試合であった。 ヨルダン戦が「日本サッカー史に残るPK戦」なら、今試合は「日本サッカー史に残るシーソーゲーム」として語り継がれることでしょう。 やっぱり玉田の2ゴールは一生忘れません。
vs中国 04/08/07 3−1 福西 22'
リ・ミン 31'
中田浩二 65'
玉田 91'
A この大会を通じて因縁や怨念渦巻く、中国との決勝戦・・・・ どこかのスポーツ漫画のようになりましたが、実にスカッと中国をボコす結果に終わり、まさに満足。 序盤の入り方も良く、肝心なところで決める決定力、守るところもしっかり守り、磐石の試合展開を見せました。 K地さんのパスミス以外は文句の無い内容でしょう。
それにしても大会中、実況が連発していた「00年の同大会での川口の神がかり的セーブ」だったが、今大会ではその更に何倍もの好セーブを見ることができた。 4年前の彼のセーブは、サウジとの決勝での垂直横っ飛びセーブしか記憶に残っていないが、今大会の数々のそれは4年後になっても記憶に留まり続けそうだ。 この試合での、PKの取られようのない飛び出してボールを手に当てての完璧セーブも、その一つとなるだろうなぁ。
 
vsアルゼンチン 04/08/18 1−2 ガジェッティ 4'
サンターナ 40'
鈴木 73'
すみませんね、オリンピック中のため未見でした。
このとき女友達から来たメール曰く、
オリンピックのサッカーって23歳以下だよね!? なんで鈴木とか出てるの??」
vsインド 04/09/08 4−0 鈴木 45'
小野 59'
福西 72'
宮本 87'
D 前半はほとんど攻撃が機能せず、インド相手に決定的なチャンスすらなかなか作り出せない。しかし終了間際、サントスのシュートのこぼれ玉に詰めた鈴木がゴール。 ホームのインド戦、ACのヨルダン戦に続くいわゆる「ごっつあんゴール」で、またしても彼が得点を挙げることになるとは... 
その後は小野のフリーキック等で次々と得点を重ねていき、終わってみれば力の差通りの点差となった。
vsオマーン 04/10/13 1−0 鈴木 52' C 負けなければ良いオマーン戦。 正直、守りの安定っぷりに関してはこの年のジーコジャパンで最も高く評価できるものだったと思う。 そしてカウンターからヘディングで、鈴木が(珍しく)普通にゴールを決めてくれ、勝利。 よかったよかった。
vsシンガポール 04/11/17 1−0 玉田 13' E この次の年でもいえることなのだが、日本ってのは本当に1-0や0-1の多いチームだよなと思う。格下とやっても格上とやっても、悪い意味でも良い意味でも差がつきにくいというのかな.... 今試合は、これ以上ないくらいに日本の決定力のなさが表れた試合。前半開始早々、玉田が素晴らしい突破からシュートを放つが枠外。続いて松田がフリーキックからドンピシャヘッドであわせるが、何故かキーパー正面。だが13分、玉田が幸先よくゴールを決める。追加点も時間の問題かと思われたが、本山が2度の決定的チャンスを次々と外す。 遠藤のミドルシュートは、惜しくも枠外。
後半、日本は遂に大久保を投入するが、彼の完璧な抜け出しはオフサイドの誤審にあい、段々と得点の気配も無くなってくる....  逆にDF陣の信じられない横パスで、ピンチも招く。 終盤はセルジオが、何をやっても「日本駄目デスネ」を連発。後味の悪い試合となった。.
vsドイツ 04/12/16 0−3 クローゼ 54'
バラック 69'
クローゼ 92'
C 遂に強豪国、ドイツとの対戦。しかし日本は中澤と宮本を欠き、FWは鈴木と高原・・・と、いまいち結果を出していないツートップとなり、その不安は面白いように的中してゆく。 前半、まずドイツがシュナイダーのクロスをバラックが合わせる・・・が、これは楢崎が好セーブ。その後も決定的チャンスを生むが、決めきれない。 日本は加地さんが遂に覚醒か!? ドイツのDFを振り切り、素晴らしいグラウンダーのクロスを上げる。そしてそのボールがエリア内の高原に納まる!! だが高原、全く前を向かせてもらえずボールを失う。
後半は、フリーキックから楢崎がミスをし、遂にクローゼに決められる。続いて、バラックのミドルで2点目。更に3点目、大久保の強引な突破のボールをあっさり奪われ、クローゼにボールが渡る。ここでクローゼ、数秒「ここ日本のホームだしなぁ・・・3点も入れちゃっていいのかなぁ...」と、薄笑いを浮かべながらフェイントをかけ続ける。しかし日本DF、何故か全然対応しない。そしてクローゼの3点目が決まる。
日本のチャンスは加地さんの上げた2本のクロスのみ、という絵に描いたような最悪試合となった。鈴木と高原も、ボールを持って前を向くシーンが一度でもあっただろうか? 決定的なミスを犯した楢崎、大久保は、この試合でかなりのジーコの信頼を失ったといって間違いないだろう....

面白度↓