vsカザフスタン 05/01/29 4−0 玉田 5'
松田 11'
三都主 24'
玉田 60'
D 格下相手に楽勝。かつて(7年前)は引き分けたこともあった相手だったが、今ではもうその実力差は歴然。なんたって、サントスの普通のフリーキックを、相手選手とキーパーが勝手に避けてゴールになるくらいだから・・・。 どっかのサッカー評論家も、「自信をつける為とはいえ、親善試合でこんな弱小相手とやっても意味が無い」だとか語っていました。
vsシリア 05/02/02 3−0 鈴木 44'
宮本 70'
小笠原 91'
B カザフとはかなり変わってそれ程弱くない相手だったが、上手くパスを繋ぎ、流れの中から3得点を取って快勝。
でも鈴木が得点を入れてしまった・・・
このせいで・・・
vs北朝鮮 05/02/09 2−1 小笠原 4'
ナム・ソンチョル 61'
大黒 91'
S 遂に始まったW杯最終予選。そのテレ朝の宣伝量といったら本戦並で、3週間前から「ニュースステーション」のスポーツコーナーの半分以上は、この北朝鮮戦について割かれていたのではないだろうか。がしかし、その宣伝量も無駄にならない凄い試合となり、あの宣伝によって普段サッカーに興味の無い色々な人がこの試合を楽しんでくれたことを思うと、逆に感謝したいくらいである。因みに視聴率は、02年W杯のイングランド−アルゼンチンを上回る、日本のサッカー視聴率歴代12位の47%だったとか。 まぁ自分としては、イングランド−アルゼンチンがこんなに高かったとは、ということに更に驚きましたが。
試合は前半4分に小笠原のFKで日本が先制し、その直後に玉田が決定機を迎え、その後も宮本が決定機に加わる。戦前のテレ朝の、北朝鮮に対する多大な調査が馬鹿みたいに思えるほど、日本楽勝ムードに。がしかし、段々と試合は北朝鮮のペースに・・・
1度目の決定機は川口が素晴らしいセーブ。ああ、このゾクゾクするスリルこそ、W杯最終予選なのだな・・・・と8年越しのこのスリルに感慨深いモノを感じてしまったが、それも束の間。左サイドのペナルティーライン辺りから、ナム・ソンチョルが思い切った高速シュート! これが川口のニアサイドを突いてゴール。日本国民蒼白。終わらない悪夢を見てるかのような、8年前の最終予選引き分け地獄が脳裏をよぎる。
しかし、その後中村を投入するとリズムが一気に変わる。彼を軸に見事にボールが回り始め、高原がヘディングで、小笠原がミドルで惜しいシュートを放つ。そしてロスタイム1分、中村のなんでもないアーリクロスをキーパーが謎のパンチング! 福西が前方へと送り、大黒様がダイレクトシュート! 日本が勝った。
終わってみれば、最もギリギリとところで中村を投入したジーコが最高のエンターテイナーだったということである。これでジーコ監督になってから、いわゆる「奇跡の勝利」は5試合目。物凄い悪運。
vsイラン 05/3/25 1−2 ハシミアン '25
福西 '66
ハシミアン '75
D テニスの合宿中に、皆で観戦した思い出深い一戦。が、いまいちつまらない試合で観戦しながら寝る者もちらほら・・・。 前半の日本は押され気味で、玉田が近距離から、小野が遠目から惜しいシュートを放ったのみだった。そしてK地さんがフィジカルに競り負け、ハシミアンにゴールを決められる・・・。
後半に入ってからは福西のかっこええボレーで同点ゴールを挙げるが、後半30分、再びK地さんのまずい守備(というか傍観してるだけで守備とすらいえない....)によって、ハシミアンにゴールを許す。日本はそのまま、意気消沈した形で敗北。
しかし、中田が光るモノをちらほらと見せてくれたのが嬉しかった。今後の期待が高まる。
vsバーレーン 05/3/30 1−0 OG
(サルミーン) 72'
B 94年WC、チームのグループリーグ敗退の要因となった痛恨のオウンゴールをしてしまったキーパー;エスコバルは、自国の空港に帰り着くなり熱烈なサッカーファンに射殺された。彼は殺害の瞬間、「サンキュー!エスコバル!!」と叫んだという。
こ、これが「サンキュー! サルミーン!!」になってしまうのでは・・・などと自分は一抹の不安を抱えていたが、どうやらそんなことはなかったらしく安心。それはそうと、まさにこれ以上の「オウンゴール」などそうは存在しないだろう、そんな完璧な「オウンゴール」であった.... 解説の松木さんは、「いやぁね、あそこで上手くファウルをもらって、フリーキックのこぼれ玉に中澤が諦めずにいったのが良かったんですよ! これは立派なゴールですよ〜」などと、いかにも彼らしい解説をしていたが、実際ゴールが決まった瞬間は涌きましたね〜。 DFラインの統率もほぼ完璧といってよく、勝ててよかった。
vsペルー 05/5/22 0−1 バサージョ '93 E 対バーレーンのカウンター対策としつつ、しっかりと勝って自信をつけるためにペルーの2軍と勝負した日本。 ペルーの方は、ヨーロッパのリーグでプレーしている選手が皆無という状態。 しかし日本、全くチャンスを作ることができない。 鈴木&玉田というFWコンビは、そのイマジネーションにおいて完全な行き詰まりを露呈し、一方のペルーも効果的なカウンターを殆ど仕掛けることができず、時間だけが過ぎてゆく。誰もが引き分けかと思ったロスタイム、スルーパスに坪井が対応しきれず、体格の良いバサージョがドリブル突破。決勝点を取った。私からすれば、ざまぁみろと言った感じ。まぁ0−0で終わるよりはよっぽど面白かった。
vsUAE 05/5/27 0−1 アロ・アリ '69 D この日の日本は小野が効果的な動きを見せ、ペルー戦の反省を生かしたゲームができている…と思わせた。しかし、それも前半の半ばを過ぎるまで。結局またしてもUAEのカウンターに坪井が対応しきれず、失点。大黒が決定機をポストに当て、またしても無残な負けとなった。
そして、この2試合で決定的にジーコの信頼を失った坪井だけが残った。。
vsバーレーン 05/6/3 1−0 小笠原 '34  C 前2戦の無残な敗戦、そして小野の直前骨折離脱など、様々な不安要素が合わさり、もはや勝ち点3は無理、勝ち点1取れるかすら危ういという風潮で、非常に暗いムードのまま迎えることとなったこの試合。しかしフタを開けてみればバーレーンはサポーターも選手もいまいち元気がなく、あれよあれよと日本が攻勢を仕掛け続けて勝ってしまった。っていうかこのチャンスの量で1点しか入らなかったことが不思議。 そういえば後半20分辺り、柳沢に素晴らしいパスが来て、しかもキーパーが前に出ていてゴールは無人だったのに、何故か彼が小笠原にバックパスをしたシーンがあったと記憶しているのだが.... あれは夢だったのか?それとも幻だったのか・・・・・  
まぁ、勝ったんだからいっか(・∀・)
vs北朝鮮 05/6/8 2−0 柳沢 '73
大黒 '89
B イランと日本のグループ独走によって、この試合に負けてもこの日中にW杯出場が確定する、というアマアマの状態で迎えられたこの試合。前半は「引き分けでもいいや」というのが思いっきり前面に出ており、両者ともやる気が無く最悪だった。しかし後半の中盤に差し掛かると、ようやく日本の選手にもエンジンがかかり始め、柳沢がこぼれ玉に見事な反応を示し、前試合の汚名を返上するゴールを上げる。 
しかし、これでは俺が困るのである。何故なら、友人とこの試合のスコアを当てた方がジュースをおごるという賭けをしており、友人は1-0に、俺は2-0に賭けていたからである。 なのでここからが個人的には実に面白かった。 やる気を失くした北朝鮮に向けて、日本は次々と決定機を生み出してゆく。しかし大黒の抜け出しが惜しくもオフサイドとなり、更に彼が迎えた超決定的なシーンも、バーの僅か上に外れていく.... もうだめかと思ったその時、大黒がようやく完璧な抜け出しを見せ、決めてくれました。よかった、よかった。

面白度↓