00年の女性ボーカル全盛期のアーティストの一人。 宇多田の楽曲のクセを少し抜いたような楽曲で大ブレイク、1stは00年のアルバム売上の1位を記録した。 しかし、その後はGIGAによる能無しな商売戦術が大きく響き、現在はJ-POPシーンの中堅の位置からも転落しようとしている。
タイトル 売上 評点 レビュー
Love,Day after tomorrow 138.5 9 まさに宇多田を少しライトにした感覚の曲で、これはこれでオリジナリティーが確立されている気がする....... イントロのかっこよさ、AメロからBメロにかけての切なさ、サビのキャッチーさ、どの部分の質からも彼女の最高傑作と言って間違いない。 中でも素晴らしいのがCメロの部分で、この不自然なく転調する感覚は今でも感動します。  
Stay by my side 92.2 7 小奇麗なコーラスがサビを支配している曲で、それに身を任せればなかなか気持ち良く聴ける。 
Secret of my heart 96.9 6 良い曲なんだけど、コナンアニメ全盛期の主題歌ゆえ、そのイメージが余りにつきすぎている曲ではある。 
Never gonna give you up 43.4 1 全く魅力を感じない曲。何度聴いてもどこがサビだか分からない。 何でシングルにしたんだろう...
Simply wonderful 38.5 3 印象にない。でも悪い曲ではない。
Reach for the sky 46.8 3 悪くはないが、やはり「アハハ」はないかと....
冷たい海 35.6 5 倉木麻衣が声量を最小限に抑えている曲。Bメロやサビなど、メロの異質さもなかなか面白い。 タイトルには初めてセンスを感じました。
Stand Up 47.6 8 「Stand Up!」ばかり言ってる曲・・・・ みたいな印象を持つ方もいるでしょうが、同じようなノリの中にも多彩なメロがあって、なかなか良質な曲ではないでしょうか。 始めの「Stand Up!」の部分をサビと勘違いしてしまいそうだが、真のサビは「Catch me a dream!」の部分で、ここが最高。 普遍的で本当に印象的なメロディー!
always 22.0 4 普通に彼女らしさが出ている曲だし、サビもかなりキャッチー。 でも・・・・月並み
Can't forget your love 18.0 3 10回以上聴いている曲なんですが、どうしてもサビが思い出せません。 俺の記憶力が悪いだけなのでしょうか。。。
Winter Bells 25.8 8 イントロからそのままAメロに繋がっていく部分から、非常に印象的。 如何にもJ-POPらしいキャッチーで明るいサビですが、やっぱりとても良いものだと思います。 初デートの時流れてました。
Feel Fine! 45.2 6 プラネットでは15万枚そこそこだったにも係わらず、オリコンチャートでは初動24万枚を記録したという、曰く付きな曲。 今までの彼女の曲に全く無かった路線なので当時はびっくりしたが、今でも新鮮味を感じることのできる一曲となった。 倉木麻衣は歌が下手だが、音が少ないながらその欠点をカバーした佳曲。
Like a star in the night 12.0 3 長調でホノボノとした平和メロディーな故、取り立てて責めたくもならないのだが・・・印象薄すぎ
Make my day 10.4 2 華の無いサビ
Time after time 14.4 7 和音をここまでやるかと強調しまくった、Aメロから何か光るモノを感じさせてくれる曲で、そのような独特な世界観を持っているサビも良いですね。 コナンの映画とのハマり方は素晴らしかった。
Kiss 11.2 4 単調ながらそれなりの魅力を感じることの曲だが、やはり少しメロディの多彩さに乏しいか・・・・という感じはする
風のららら 9.6 4 一体何作コナンタイアップにすれば気が済むのやら。 それはともかく、サビはタイトルどおり爽やかで良い曲であった。 しかしここでも、如何にも商業的な意味で無理矢理詰め込んだような、Cメロが鼻につきますね。 こんなことやるアーティストがいるから、どんどんCメロの価値が無くなっていくのである。もっと「ここぞ」という部分で使うタイミングがあるはずなのに。 減点!
明日へかける橋 9.1 3 1年振りの曲なのに、全く適当なアレンジが施されていたので驚いた。 もはや、デビュー当時のようなクールなカッコよさを持った楽曲の数々の、面影もない.....   二回目のサビの後、コーラスが入る部分は心地よいなぁ・・・と思っていたら突然ヘンなCメロが挿入されるし。 
ダンシング 6.5 3 いわゆる、80年代の米国ポップス的な曲である。 それ以上でもなく、それ以下でもない。 PVは相変わらずつまらない
総評 4 GIGAの愚かな販売戦略によって、彼女のイメージが下がった人は多いと思うが、私もその一人。 加えて、「Winter Bells」以来顕著になってきた、まるで上から言われたかのように無理やりCメロを曲に詰め込む傾向が最悪である。 製作者側の「売れたい」という意図がみえみえで、最近では彼女の笑顔さえ偽善に見えてくる。 中学生の頃は大好きなアーティストだったのだが...



倉木麻衣