IRON MAIDENアルバム感想

かれこれ25年、メタルシーンの最上位に降臨し続けるアーティスト。
時は1980年、パンクブームも終焉を迎えようとしていたイギリスで流星の如く現れ、
全世界をその後10年に渡るHR/HMブームに導いたとすら言える。
激し過ぎないキャッチーなメロを持つ曲が多く、ロックファンなら比較的万人に受けるバンドと言えそうだ。





1.The number of the beast
2.The prisoner
3.Run to the hills
4.Invadors
5.Hallowed be thy name
          /9曲
THE NUMBER OF THE BEAST 90
1982年 3rdアルバム

1st、2stの独特な激しさを持った工夫たっぷりのメロディと曲構成を、全曲に渡って更に激しくした素晴らしきアルバム。X-JAPANもB'zも、あれだけ「マスターピース」とこのアルバムのことを呼ぶだけのことはある。 
THE NUMBER OF THE BEASTなど、まさに疾走系統の彼らの曲を代表する出来栄えで、この曲で自分がメイデンを好きかどうか測ることができそうだ。 単純なリフながら、ブルース・ディッキンソンのアグレッシブなボーカルが融合して、本当に気持ちよい疾走感を感じることができる。 シングルになったRun to the hillsや、ファンの間では「究極」とすら呼ばれるHallowed be thy nameも同様。 後者は個人的に、やや曲構成が単純すぎるような印象も受けてしまったが、一つのメロであれだけ魅せるブルースのヴォーカルには、やはり圧倒されてしまいます。

というわけで有名曲が後半に集まったアルバムだが、私は前半(A面)が更に好き。 オープニングのInvadorsの衝撃性、Children of the damnedのギターソロ、

The prisoner
のメロの面白さと曲構成など、まさに聴きどころだらけの個人的メイデン最高傑作




1.ACES HIGH
2.flash of the blade
3.Losfer words
4.2 minutes to midnight
5.Back in the village
          /8曲
POWORSLAVE 79
1984年 5stアルバム

エイ〜スィズ〜ハ〜〜ア〜〜〜ィ!!!!
というわけで、体中に電撃が走るような珠玉の疾走曲、
ACES HIGH
で幕を開けるアルバム。 曲全体を包み込む、HM./HR黄金期を感じさせる雰囲気が最高。 文句なしにカッコ良いギターソロが最高。手に汗握る空中戦が目の前で起きているような、「fly to live、do or die」 という単純明快な歌詞が最高。  だが何より脱帽させられたのは、ブルースのヴォーカルを最大限に生かした、絶えず高く高く転調し続ける曲構成なのであった

で、このアルバム・・・・

左の私が気に入った5曲の順番なのですが、これほとんど曲順と一緒なのです。 つまり、徐々に前半の勢いが失われていくアルバムを挙げるなら、個人的にその一番手に来てしまいそうなアルバムがコレなのでした。
「2 minutes to midnight」「Losfer words」「flash of the blade」 辺りはまさに「佳曲!」と言える曲だし、特にホラー映画「フェノミナ」の挿入歌となったflash of the bladeなど、異彩さを放っているギターのメロディが面白く、飽きません。
がしかし、
どれも同じカラーで同じような曲構成を持つ曲なので、5、6曲目になると飽きてきてしまうのである。 特に全長13分39秒の8曲目など、曲構成における起伏に乏し過ぎると思わずには居られませんし。

とはいえACES HIGHだし、「代表作」と呼ばれる要素も色々なところに感じられるアルバムっす。