METALLICAアルバム感想

80年代はスラッシュメタルの最高峰に君臨。更に90年代に入ってからはスタイルを変え
それから今迄ヘヴィメタルの頂点に君臨し続ける、モンスターのようなアーティスト・・・!




1.Fight Fire with Fire
2.Creeping Death
3.Ride the lightning
4.Trapped under ice
5.the call of ktulu
          /8曲
RIDE THE LIGHTNING 92
1984年 2ndアルバム

キチ●イじみたスピードでひたすら鋼鉄のリフが暴れまわる、スラッシュメタルの最高傑作。そのスピードの中でも曲展開が練られており、知性すら感じさせられるというのが余りにも凄すぎるー!! 
一般的に彼らのアルバムの最高傑作は、次作の「Master of puppets」と言われます。 確かにあのアルバムには、「BATTERY」「Master of puppets」という、この世のものとは思えない"別格"超名曲2曲が収録されていますが、スピードと曲の層の厚さをとるなら、個人的には断然こっちになりますね。
大体1曲目の
Fight Fire with Fireから、麻薬のように中毒性のあるリフに充分ノックアウトされますし、2曲目以降もほとんどテンションが下がりません。
←には惜しくも載りませんでしたが、4曲目の一応)バラードの
Fade to blackなんかも気に入ってます。
トリの8分のインスト大曲:the call of ktuluですら、最後の2分で想像を超える急展開を見せるために、全く気が抜けず・・・。
HR/HMを好みながら「刺激が足りない」「古臭い」だとか言って、80年代のメタルを避けている連中には、本当にこのアルバムを聴いたのかと問いたいものだ。 あーすごかった




1.MASTER OF PUPPETS
2.BATTERY
3.Damage.INC
4.Disposable Heroes
5.Welcome home
          /8曲
MASTER OF PUPPETS 87
1986年 3rdアルバム
うおおおおおおおおおお
と、初聴時に思わずラジカセの前にひれ伏した経験のある2曲↓


1曲目:
BATTERY

2曲目:
MASTER OF PUPPETS

これ程のオープニングの14分は、これ以外のどのアルバムでも体験できない。 スラッシュメタルを様式美にまで発展させ、かつ体中の血を沸きあがらせるような曲展開を持ったこの2曲に適うものなど無い。 「BATTERY」ではネジが一本外れたかのようなスピード感、「MASTER OF PUPPETS」では怒涛の曲展開を体験することができる。 特に後者の、ラストのサビ直前での名リフの連続といったら、作曲の才能というものの格の違いすら感じさせられてしまいます。
いやはや、流石は「最高傑作」と呼ばれているだけある。

だが、それ以降の曲はそれほどでも無いと感じてしまいました。 3曲目「The thing that should not be」など、直前の2曲が余りに凄すぎることもあっていまいち記憶に残らないし、4曲目の「Welcome home」にも魅力を感じず。  
後半の疾走2曲は気に入りましたが、名曲とされている8分インストの「ORION」も
前作の「the call of ktulu」に比べ余りにも曲展開に乏しいと感じるし。。 
とはいえ、ズッシリと腰を据えたような落ち着いた部分と、「BATTERY」
「Damage INC」といった滅茶苦茶なスピード感を見事に使い分けたこのアルバムからでも、METALICAが他のスラッシュ・メタルの有名アーティスト(MEGADETH、ANTHRAX、SLAYERなど)と比べても、頭一つ抜けた評価を得ている理由がよく分かります。 
全メタルファン必携。




1.ONE
2.Blackend
3.Dyers eye
4.The Prince
5....And justice for all
          /10曲
...AND JUSTICE FOR ALL 76
1988年 4thアルバム

新加入のベーシストがイジメられているとしか思えない、ベースの音が全く聴こえないことで有名なアルバム。 当然のことながら音の厚みが無くなり、前作のように全編に渡って問答無用の迫力を持ったアルバムにはなっていない。 後ろの音が弱いせいで、やたらドラムが「パン、パン」って乾いて聴こえるし.....  といったことで、ボロクソ言うファンも多いアルバムである。 
ですが、メタリカの中では比較的聴き疲れないアルバムになっているし、個人的にはその点が気に入っていたりします。 曲展開の秀逸さは前作に劣っている訳でもなく、
「Blackend」「...And justice for all」なんてその例だと思った。

だが、これらの曲すら霞んでしまうほどの最強の名曲が、このアルバムには存在する・・・。

「ONE」

何を考えたら、こんなとんでもない曲構成を考え付くのかと問いたい。反戦をこれ以上ないほど激しく訴えた歌詞、曲調は、HMを毛嫌いするグラミー賞にすら認められた。 後半部のデデデデデッ、デデデデデッの部分など、ドラムもギターも人間業とは思えない、超速のビートを刻み続けている。 反戦を訴えた歌詞、そしてあのプロモ伝説。何故こんなに激しい曲がグラミー賞を受賞したのか、プロモを観れば分かるだろう。
やっぱりなんだかんだ長所を挙げても、このアルバムは何よりこの1曲によって支えられているようなものなんだろうなぁ。 全メタルファン必聴。