OASISアルバム感想 説明不要。ビートルズ的な暖かく、それでいて盛り上がるロックンロールを90年代にリバイバルし、 世界中でその名を席巻したアーティスト。特に1st、2stがあまりに高く評価されている為、 その後がパッとしないという感も... |
1.Live Forever 2.Slide Away 3.Cigarettes & Alcohol 4.Bring It On Down 5.Rock 'N' Roll Star /11曲 |
Definitely maybe | 88 |
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1994年 | 1stアルバム | |||
世界一の自信家、オアシスのノエルが「これが俺たちの最高傑作。これが分からん奴はクズだ」という(汗 デビューアルバム。 3stからはなかなか観られなくなってしまった、キャッチーで簡単で素晴らしいリフがどの曲を切っても出てくる出てくる。勿論どこか「オアシス」を想像させるような、例のギターの音質も100%健在。 やはりこのアルバム一番の名曲は、一般に言われている通りLive Foreverだろう。 まさにビートルズが90年代に甦ってきた印象。そこにあのぶっきらぼうなヴォーカルが入るから、オアシスなんでしょうな。アジカンが丸々引用したギターソロも、紛れもない名ソロだと思う。 とにかく単純なコード進行、単純なギターリフ、単純な曲構成で占められてたアルバムな故、通して聴いていくと飽きが来そうなものだが、自分は終盤に行くに連れて曲もどんどん良くなっていく気がして、飽きることはありませんでした。Cigarettes & Alcohol、Bring It On Downの2曲は、個人的にこのアルバムで最も好きなリフを持つ曲。エレキギターの初心者にも、練習に最適といえるだろう。 2、3分の小品ながら、素晴らしいメロディイラインを持つDigsy's DinnerとMarried With Childrenといった2曲に挟まれ、Slide Awayが展開される終盤も見事そのもの。この3曲で1曲と思わせられるような流れが素晴らしいし、Slide Awayは間違いなくOASISの名バラードの一つだろう。(ただし、彼らにはそれ以上の名バラードが多すぎるのでそれ程上位と言うわけでもないんだろうけど...) 惜しかったのはColumbia、Supersonicの2曲が、コード進行とリフの単純さの割に、曲調が随分と長くなっている点。この2つが連続していることもあり、ややダルい感じがします。それと、日本盤だとボートラが訳の分からない場所に収録されている点。併せて聴くと全13曲・・・、流石に長い。 その中のSad Songなんかは、割といい曲なんだけどね。 |