大塚愛
03年の年末に流星の如く現れた、女性アイドルシンガーソングライターというジャンルを確立したアーティスト。にもかかわらず、ブレイク直後の音楽番組のトークでは、下ネタを連発しまくって多くのファンを混乱させた。 シングル・アルバム共にハイペースなリリースを続け、未だその人気は衰えることを知らない。
タイトル 売上 評点 レビュー
桃ノ花ビラ 4.5 私がブレイク前に「このアーティストは売れる!」と予想していて、実際にそうなった例というのが過去に3回程ありまして、一つはゴスペラーズ、もう一つはBoA、そして大塚愛でした。
沖縄らしい夏を感じる曲調なんですが、その中に感じられる哀愁が最高です。淡々と優しく歌い上げる彼女のこの曲における歌唱法も、歌詞にも曲にもマッチしており、やはり非凡なものなのだなと思わされました。
そして個人的には今でも、大塚愛のベストソングです。
さくらんぼ 43.5 言わずと知れたブレイク曲。AメロBメロもさることながら、サビの歌詞のインパクトは圧倒的。「もう1回!」といいつつ、1回で終わらない辺りのノリも良い感じ。 プロモやジャケットの可愛さはそのうち伝説になるでしょう。どうやったらあんなに可愛く撮れるのか....
甘えんぼ 10.6 ラストの変なシャウト以外、安心して聴けるバラードの良作です。
LOVE PUNCH 60.3 74 当時は彼女の数々のエロ発言によって、「ラブ チンポ」などと呼ぶ人の多かったアルバム。 同日に発売したGLAYを初動で抜き、ラルクを累計で大きく上回ったアルバムだが、確かに話題になるような曲の多い一枚となっている。 普通にシングルレベルのキャッチーさを持った「pretty voice」に始まり、「GARLY」「片思いダイヤル」も佳曲の出来。 そしてまぁ、悪い意味でも良い意味でも、「石川大阪友好条約」である。 くだらねぇ..... 
Happy Days 16.2 LOVE PUNCHが考えられる限りで最高の売上を記録し、満を持して発売された割には・・・・ それ程振るわなかった、なんて認識も多い曲ですが、御安心下さい。これ程売れたことはむしろ奇跡と思うべきです。
3回あるサビで、合計16回、全く変わらない調子でひたすら連呼しまくる「Happy Days」。ひたすらエフェクトがかかっているボーカルと、「さくらんぼ」に酷似したAメロ.........  絶望的に、音楽のセンス零の曲だ。
本当、BUMPのオングロがこの曲に負けなくて良かったと思います。
金魚花火 14.8 アルバム「LOVE PUNCH」での「シャボン玉」は、完全に甘えんぼと被ってしまう同じようなバラード曲で、個人的にはこれからの彼女のバラード曲に一抹の不安を覚えてしまいましたが、この曲はそれを払拭してくれる良い出来です。 ラスト1分の部分で見られる転調によって、1点アップ。 浜崎の曲なんかにもこの程度のアクセントひとつ加えてくれれば、もっと評価も上がるんだが....
大好きだよ。 15.5 自分は大塚愛をaikoのパクり、などと考えたことは一度も無かったが、これはaikoの「初恋」だよなぁ・・・。 未だにサビを聴くたびに、「あなたが恋〜しくて〜・・・ 絶えず〜絶えず〜絶えず〜♪」と繋がってしまう...
その後の曲展開も、aikoの方がずっと練られている感じ。
 だって、
「あなたが恋〜しくて〜 恋〜しくて〜♪」 で、この後何を言うのかなぁと思っていたら、「これ以上どうしようもなくて〜・・・」で流れが止まってしまいますからねぇ。 先行シングルとはいえ、ちょっと弱かったのではないかと。
LOVE JAM 53.2 52 シングル曲がイマイチなクオリティで、「LOVE PUNCH」の出来が良かったとはいえ、期待せずに聴いたアルバムだった。 ジャケットで、暫く鳴りを潜めていた彼女のエロき本性が再発か。 
1曲目は充分な良作で、2曲目を速効飛ばして3曲目を聴くと、これもなかなか。 だが、5曲目からの流れはイマイチ以下であった・・・。  サビメロのやたらキャッチーな部分には感心したが、やはりおふざけ系が「妄想チョップ」「ポンポン」と2曲と続くと苦しい。 9曲目からは大人しいバラードが連続してそのまま終わるというのも、ちょっと寂しい印象がありました。 サビメロの出来は充分良いので、彼女の才能を感じられるアルバムではあるのだが、もう少しアレンジを練って欲しかったですね。 やはり前作から8ヶ月足らずでのリリース、による弊害か。
黒毛和牛 上塩タン焼 680円 10.3 これまでの彼女の曲には、「壮大なバラード」というものが皆無だったが、この曲のアレンジはそこそこそんな感じになっており、楽しめた。 ミスチルの「I'llbe」程ではなかったものの、ちゃんとしたバージョン違いでリリースしてくれると、購入するファンとしても、普通に聴くリスナーにとっても嬉しいものだ。
それにしてもエロい!!
SMILY 29.4 駄作・怪作が多い彼女のアップテンポの曲だったが、この曲はさくらんぼ以来の快作では。 Bメロにのみややマンネリズムを感じてしまったが、Aメロ、サビは好き嫌いが分かれるものながら、オリジナリティ溢れる良いものになっていると思います。 ララララ〜ララララ〜
ビー玉 歌詞に全く魅力を感じないイマイチ君
ネコに風船 9.2 これもそこそこのバラード。大塚愛って本当にネコが好きなんでしょうね。
プラネタリウム とにかく良バラード。一途に純粋さを貫いてるのがよい。この曲のヒットによって、段々と「バラードアーティスト」というイメージもつきはじめている彼女だが、実際、彼女が得意としているのはこちらの方面なんだろうな。 詩にちりばめられた「晩秋」を思わせるキーワードが、また良い味出してます。
総評 2004年ブレイク代表アーティストとして、これからも頑張ってもらいたいものです。時間をかけて曲を作らせれば、もう一度さくらんぼレベルの曲を必ず完成させられる、充分な力量を持ったアーティストだと思いますから。