タイトル 制作年 評点 感想
アルマゲドン 1998年 1 最悪に詰まらない映画。「こんなこと言わせときゃ格好よく感じるだろ」って台詞の応酬に吐き気。何処が見せ場なのか分からない展開も酷く、ダレダレのダレ。そして展開にあわせて都合よく登場人物が死んでゆく。 駄目な映画を盛り上げるために、簡単に命が捨てられていく・・・
インデペンデンス・デイ 1997年 3 ↑に比べればマシだが、これも特に面白いとは思えない大ヒット作品。欠点はアルマゲドンと被っている部分も多いが、まぁスター・ウォーズっぽい戦闘が行われる場面もあったり、展開にはまだメリハリがあるとは思う。
宇宙戦争 2005年 6 当然のことかもしれないが、同時期公開のスターウォーズ・エピソード3に敗北を喫した作品。当初予想していたのと比べ、侵略のイメージが結構違ったのでびっくり。逃げ回っていたらいつの間にか弱点を・・・という単純明快な展開ながら、それを一気に見せてくれて結構楽しかった。これこそ劇場で観なければ意味をなさない作品。ただ、T・ロビンスの扱いは酷すぎ。
エアポート'77 1977年 6 エアフォース・ワンなどよりずっとリアリティのある墜落シーン。しかし「オールスター」と呼ばれた俳優陣だが、確かにその通りなのではあるが皆老けていておじいさんばかりという印象....
エアポート'80 1980年 2 エマニエル夫人のシルビア・クリステルが出演してる。でも記憶に無い。
カサンドラ・クロス 1976年 9+ 自分は70年代のパニック映画ブームの頃の映画が好きで色々観ているが、これは後期の傑作だと言いたい。特に前半は細菌の恐ろしさが存分に描かれ、ホラー映画並みの恐怖を味わった。後半の展開にも充分にハラハラ。B・ランカスターをはじめ、俳優も素晴らしい演技をしています。
サブウェイ・パニック 1974年 5 まぁ地下鉄の話。サスペンス色がかなり強い映画だが、ラストシーン以外はそれ程印象に残らない感も。
ジョーズ 1976年 9+ 「めっちゃハリボテやん!」などと言う人も多いが、ラストの20分は本当に面白いと思う。R・シャイダーとの最後の一騎打ちなんて、普通に興奮するやん。 前半のサスペンスフルな展開も素晴らしく、やはりスピルバーグにはこういった作品を撮ってもらいたい。もっともっと。
ジョーズ2 1978年 5 ひたすらサメが襲いまくってくるだけの映画。当然メリハリには欠けるが、それなりに面白いと思う。まぁ2まではね・・・・
ジョーズ3 1983年 0 奇跡のような駄作。仮にもパニックモノなのに、まずスピード感が皆無。主演は「デイ・アフター・トゥモロー」のD・クエイド。。。
スパイダーズ 2000年 2 副題は「宇宙から来た巨大グモ」・・・。つまりB級映画だが、その道のファンが大喜びしそうな映画ではある。ハリボテに次ぐハリボテ。ある意味面白いかも。
世界崩壊の序曲 1980年 1 パニック映画最末期の作品。「火山噴火、地震、津波、その他あらゆる災害が一度に−!!?」などというコンセプトのはずが、なぜか見せ場が一つしかない。P・ニューマンは経歴からこの作品を抹消したがっているらしい.... 
大空港 1970年 3 パニック映画の古典的名作・・・ だが退屈。御免。
大地震 1974年 7 全10分に渡る地震のシーンはやっぱり凄い。地震が起こるまでの長さは否定できないが、ここで描かれる人間模様が地震後どう生かされていくか・・・ということを楽しみにしてると短く感じるし、実際ここまでの脚本は見事。 しかしラスト・シーンも含め、地震後の場面は欠点を指摘すれば色々と出てくる映画。それにしてもオール・スターキャスト。
タワーリング・インフェルノ 1974年 10 超高層ビルが火事になるという、パニック映画の金字塔的映画。にして、私の生涯のベスト映画の一つ。この作品を観た瞬間から、自分の古い映画に対する抵抗感がなくなり、映画好きの歴史がスタートした。見事の一言の人間ドラマの描かれ方、段々と炎が広がってゆく描写の恐怖、未だに信じ難いオール・スターキャスト、そしてクライマックスに突入していく部分の、あの緊張感・・・・!!  全てにおいて、他の映画とのレベルの違いを感じさせられます。
ダンテズ・ピーク 1997年 8+ 90年代の後半にもパニック映画が流行った時期があったが、私はこちらも2作品ほどを除いてどの作品も好きです。 
本作は、P・ブロスナン、L・ハミルトンという主演の2人が実に格好よい火山噴火映画。火山の噴火が近づいてゆくスリリングな描写や、噴火後のアドベンチャラスな展開など、どれもが上質。とにかく王道を行く展開なので、ハラハラしながらもどこか安心して観れるのが面白い。
ツイスター 1996年 6 竜巻パニック映画。肝心の竜巻の映像がかなり凄いのだが、それにしても竜巻を追いかける側を主役にしたドラマなので、パニックに人々が逃げ惑うような箇所はほとんどなく、パニック性は薄い。 
デイ・アフター・トゥモロー 2004年 8 宣伝内容が「アルマゲドン」や「ID4」を想像させるもので、それ程期待はしていなかったのだが、大物俳優という役者が出演していない為か、しっかりと脚本が災害に向けられていて充分に面白い映画となった。例の洪水のシーンも当然凄かったが、個人的にはラストの周りがどんどん凍っていくシーンが圧巻だった。伏線もしっかり生かされていてニヤリ。ただヒロインが可愛くない。
ディープ・インパクト 1998年 6 一応パニック物に分類されているが、9割方ドラマの映画。I・ウッドやR・デュバルの演技力は流石。だが自国民を1万人だけ避難させるってさ・・・凄く気持ち悪いことのような気がするんだがどうなんだろ。T・レオーニが最後に逃げなかったのは謎。
デイライト 1996年 9 90年代のパニック映画の個人的最高傑作。前半からトンネル爆発の異常な迫力に圧倒され、あの換気扇の部分のアクションにも圧倒させられた。爆発シーン、スタローンのアクション、人間ドラマ、そして後半はサバイバリーな脱出シーン・・・と、どれもが味わえるオイシイ作品といえる。 それにしても後半の展開はポセイドン・アドベンチャーに似ているなぁ。オマージュのつもりもあるのだろうか....