Comics Review
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■ 題名    ブレイク−エイジ
■ 著者    馬頭ちーめい
■ 出版社   アスペクト(月刊アスキーコミック)
■ 評価    ★★★★
■ 作品他
   
 
 
REVIEW


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ぼくが勝ったらつきあってもらえますか?」時は近未来、2007年。D.P(デンジャー・プラネット)という電脳空間で所狭しと駆け巡るV.P.。時間が過ぎるのも忘れ、少年達はくる日もくる日もバトルに明け暮れる。まさに新感覚の通信対戦バーチャルゲームを通じて繰り広げられる少年達の交流を描いた物語である・・・・。まず主人公の仁村桐生、高専に通う元気印の16歳。ゲームのテクはまさに折り紙つきで、特にV・P(簡単に言うとゲームのキャラクター、自分で製作もできる)のカスタマイズにおいては天才的な腕の持ち主。そんな彼が対戦で敗れてしまい、その対戦相手というのが意外にも女性だった。そんな彼女に桐生はひとめぼれしてしまう。再び対戦しようと最強のV.P.九郎をつくりあげ、もう一度、勝負を挑んだ。はたして桐生に勝算はあるのだろうか?

 ってな感じでストーリーは展開していきます。とにかくこのマンガのことを語るにはD.Pいうゲームのことを説明しなくてはならない。簡単に言ったらロボット対戦ゲームのバーチャル版かな(わかりにくい?)。また機体を通信回線でつなぐことで全国のいろいろの人達と対戦可能。さらにパソコンを使うことによってV.P.の自作機も作ることができる。かなり本格的で、ゲームの設定もしっかりしている。本当にあったら熱中するに違いない(ほとんど中毒かも!)。D.Pと同じくらい魅力的なのがそれをとりまくキャラクター達である。(桐生をはじめ、みんな個性的!特にオススメは高専のぬいぐるみ師・会長さん!)。なんかゲームマニア向けと思いきや、ちゃんとギャグやラブストーリーが盛り込まれている。話が進むにつれてどんどん引き込まれていき、深みにはまってしまったコミックであるといえるかな!


投稿者 : TAKA 







 
■ 題名    モンキーターン
■ 著者    河合克敏
■ 出版社   小学館(少年サンデー連載)
■ 評価    ★★★★
■ 作品他   帯をギュッとね!
 
 
 
REVIEW


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甲子園・都予選、自分の身長が低いことが原因で試合に敗れてしまい、プロ野球選手になるという小さい頃からの夢もかなわず、バイクをとばし途方に暮れていた主人公・波多野憲二。そこに車に乗って突如現れた謎の美女?萩原真琴。実は、彼女は担任の中年教師・筒井先生の勧めで競艇選手になり、今や女子ではトップレベルの選手だった。その萩原の才能を見抜いた筒井先生は、波多野にも同じ才能があるといい、競艇の選手になってみないかと勧める。それを頑として拒否する波多野だが、筒井先生の誘いで競艇場にいき、そこで、萩原の迫力のあるレースを目の当たりする。直接ボートに乗ること
により競艇の魅力に引き込まれていき、競艇選手になることを決心する。はたして、無事競艇選手になることができるのだろうか・・・・・?。

ストーリーは、ここから本栖(養成所)編、プロ編と進んでいく。マイナーな競艇という普通の人に馴染みの薄いモータースポーツを取り上げてはいるが、競艇がわからない人でも十分楽しむことができる(かなりコミカル!)。特に主人公の波多野、ライバルの洞口、教官のオヤジ達など個性の強いキャラクターがそろっている(その中でも、オススメはありさチャン!)。競艇の世界は、危険が伴い競争が激しい。そのため、本栖での訓練は、とても厳しい。それでもなんとか乗り越えようと仲間同士助け合いながらもプロをめざす主人公達。そういった仲間意識や競争意識、そして彼らの成長がうまく描かれている。本栖を卒業して、プロになってからも彼らの成長には目が離せない。


投稿者 : TAKA 







 
■ 題名    帯をギュッとね!
■ 著者    河合克敏
■ 出版社   小学館(少年サンデー)
■ 評価    ★★★★★
■ 作品他   モンキーターン
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REVIEW


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5人の中学生が柔道の昇段試験で見事合格し黒帯をゲット。なんの因果か5人が再会したのは、高校の入学式。しかもみんな同じクラス。でも、この高校には、柔道部がなかった。そこで彼らは・・・!?

柔道とは熱血、根性といったあつくるしく体育会系というイメージでマイナーな感じがすごく強かった。でも、「帯びギュ」は全く柔道を知らない私を虜にしてしまった。柔道の厳しさ、力強さだけを前面に押し出すのではなく、柔道の楽しさ、おもしろさを十分に描かれている。基本的にはギャグ!?(かな?)で、かなり私的には壷に入っていつも笑いが止まらないかな。出てくるキャラはみんな明るくて(基本がバカ!)個性的で主人公を上回るほどの人気がある人も(特にお気に入りは桜子と来留間先輩!)。強制的にやらされて、ただ、練習するのではなく、自分達で考えて、強くなる楽しみ、ライバルに負けたくないといった目標に向かってがんばる彼らの成長していく姿、そして魅力がいっぱいの作品です。


投稿者 : TAKA







 
■ 題名     ハイパーあんな
■ 著者     近藤るるる
■ 出版社    アスペクト
■ 評価     ★★★
■ 作品他   
   
 
 
REVIEW


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これぞ究極の美少女格闘マンガ!?(やっぱ違うって!)、というよりほのぼのコメデイー格闘マンガかな。大阪から東京の方に転校してきた高校生の主人公・高槻杏奈。見た目はいたって普通(小学生にしか見えない!)だが、実は死んだおじいさんにいろいろと格闘技を叩き込まれ、まさに最強の格闘家といっても過言ではない。夜道を背後から襲われながらも、フライング・ニールキック、アームロックからアキレス腱固め、と流れるような関節技を決めてしまう。自分は普通でいたいと思う杏奈だが、ライバルとの対決、幼少の頃の恨み、道場破りといつもトラブルに巻き込まれてしまう。杏奈は平穏無事に高校生活を過ごすことができるのだろうか?
  
なんと言っても、杏奈の見た目と中身のギャップは見逃せない。童顔で、胸はまな板、背も低いどっから見ても高校生には見えないが、その体から繰り出される技の数々のすばらしいこと言うことなし。それでいて、趣味はお菓子作りという女の子らしさも持ち合わせている。このアンバランスな所が彼女の魅力かもしれない。また、それを取り巻く人達がなんとも言えないイイ味をだしている。特に、家族には驚かされた。杏奈だけではなく、家族全員(父、母、婆、犬)がおじいさんに格闘を叩き込まれている。その中でも個人的に犬のおろし丸が気に入っている。やっぱり技がすごい。アッパー昇竜拳!大足払いキャンセル!波動拳の連続技など、お前本当に犬かと叫びたくなるような、とんでもない技を使う。そこがたまらなくいい。格闘技、プロレス技、ゲームの必殺技が盛り込まれたマニアックな所もあるが、それ抜きにしても、十分コミカルで笑える作品だと思うので、ぜひ読んでみてほしい。


投稿者 :  TAKA







 
■ 題名     ビーナスは片想い
■ 著者     なかじ有紀
■ 出版社   白泉社
■ 評価     ★★★
■ 作品他   ハッスルでいこう 他
  
 
 
REVIEW



いよいよ待ちに待った大学生活!一人暮しに胸踊らす主人公・芦原紗奈。いろんな仲間との出会いや、素敵な恋の予感!期待に胸ふくらませ、いざ入学式。そこで、入試のときに知り合った陽奈子に友達・英知を紹介される。偶然なことに彼は、紗奈の住んでいるアパートのお隣さんだった。また、偶然通りかかったテニスコートで試合している一目惚れした彼・深見も英知の親友だった。なんとか深見に接近しようとする紗奈だけれど、実は意外なライバルの存在が!?


話の内容としては、キャンバスライフ・ラブストーリー!という感じかな。どこにでもあるような話の展開だけれど、ひきつけられるキャラクタがこの作品の持ち味ではないだろうか。全体的に彼女の作品の主人公は明るくて、元気で、なんとなくからかいたくなるような!?いじめたくなるような!?キャラ。そして、なりよりも素直で一途!今回も、そんな魅力でいっぱいの紗奈。英知が深見にキスしようとしている所を偶然紗奈が見てしまうが、普通だったら男が男を好きになると聞いたら、叫びたくなるくらい気持ち悪いというのが大半のはずなのに、英知の純粋な気持ちをそのまま受け取り、「好きって思うのは自由だよ」という紗奈の心からのセリフを読んだとき、本当に抱きしめたくなるくらいかわいいヤツだと感じた(実際マンガのなかでは、英知が抱きついてるし!)。はたして、彼らの恋の行方はどうなっていくのだろうか?この後の展開がすごく楽しみ!


投稿者 : TAKA



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