Comics Review
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■ 題名    天然素材でいこう。
■ 著者    麻生みこと
■ 出版社   白泉社
■ 評価    ★★★
■ 作品他   BELL
   
 
 
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 いたって普通の女の子?・“超天然”マイペースの亀岡二美。そんな彼女は、才女・理々子とスプリンター・美晴の学校のアイドル的存在となぜかいっしょにつるんでいる。その二人のアイドルでさえ、神様としてあがめているのが、バスケ部の高雄勇氏。勉学優秀、運動神経も抜群、それでいて、顔も良ければ、もてないわけがない。そんな彼が二美の家に突然訪れていて・!・!

周りに左右されない自分の意志で動くマイペースな女・二美。どこにでもいるような普通の女の子に見えるけれど、彼女のストレートな言葉一つでほっとしたり、心を揺さぶられたり、救われたりする。すごく単純な言葉だけれど、彼女の心のこもった言葉だからこそ、人の心に響いてくるのかもしれない。他人の価値観や先入観で人を判断するのではなく、自分が見たり感じたりしたことを頼りに生きている所が“天然素材”の所以だろう。私もこんなふうに生きてみたいな。


投稿者 : TAKA 







 
■ 題名    競艇少女
■ 著者    小泉裕洋×寺島優
■ 出版社   集英社
■ 評価    ★★★
■ 作品他
   
 
 
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名門育ちの超お嬢様・速水晶は、ただなんとなく親のなすがままに生きてきた。だが、偶然出会った競艇に魅かれ選手になることを決意。一次試験に合格し、勝手に家をぬけだして、2次試験へ。はたして、その結果は・・?

マンガとしてはマイナーな競艇加え、あえて主人公を少女に設定するあたりは、かなり革新的で新鮮だった。だが、下手したら、失敗するリスクが高かった思う。でも、あえて男性社会に主人公を女性にしたのが生きてくる。主人公・晶はお嬢様ゆえに、世間知らずのところがあるけど、それにもまして、純粋でまっすぐな気持ちが直に伝ってくる。女だからといって、男に負けるものかと負けん気も人一倍!女というハンデを乗り越えて、厳しい世界で勝負していく姿が描かれている。 そんな彼女女だからこそ応援したくなるのだろう。


投稿者 : TAKA 







 
■ 題名   しゃにむにGo
■ 著者   羅川真里茂
■ 出版社  白泉社(花とゆめ)
■ 評価   ★★★★★
■ 作品他  赤ちゃんと僕 
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陸上界の若きホープ・伊出延久は中学校・ジュニアの世界ではまさに敵なしの強さを誇っていた。しかし、ある日川原で出会った少女に一目惚れ!彼女がテニスを教えてくれるということで、追いかけるように彼女の高校へ・・。だが、彼女はテニス部にはおろか、この学校の名簿にも存在しない。どうする伊出・・一方、テニスのジュニアでトップレベルだった滝田はある試合を機にテニスをやめてしまった。しかし、再びテニス始めるためにテニス部に入り、そこで伊出と出会う。お笑いハチャメチャテニスマンガ!!

なんといっても、この漫画は主人公の伊出にかぎる。だだをこねたり、甘えたりと性格・行動はまさに子供(でもなぜか、ギャグのネタが古すぎ!年代を感じます)。それでいて、負けずぎらいで、なにごともあきらめない性格は彼のテニスにも反映している。そして、彼の一番の魅力がテニスを本当に楽しんでプレーしている所だ。逆にライバルの滝田は、クールというかどこか冷めた感じのある少年だ。テニスをしている途中で集中力が欠き、諦めにも似た苦痛がすごくいたたまれない。ある巻で二人のことを「楽しみながら成長する者と苦しみながら成長する者」といっていた。そんな二人だが、互いに競い合って、成長していく姿が見所の一つではないだろうか。この二人を対比することによって、より面白く読めると思う。


投稿者 : TAKA 







 
■ 題名    ピアノの森
■ 著者    一色まこと
■ 出版社   講談社(アッパーズ)
■ 評価    ★★★★
■ 作品他   
   
 
 
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彼にしか弾けない森のピアノ。一ノ瀬海阿字野先生森のピアノという幻想的な世界と繁華街といういかにも現実的な世界とが、ミスマッチしていてとてつもなく独特の雰囲気を感じさせる。事故を起こしてから、抜け殻のように生きてきた阿字野の前に現れた、一人の天才・一ノ瀬海。はじめは森のピアノだけで、満足していた海だが、次第にピアノの魅力に引き込まれてくる。特に印象に残った場面が、コンクールの本番になっても、自分の中のモーツアルトの亡霊に取り憑かれて、それに立ち向かうシーン。そこで悩みながらも、楽譜通りになぞるだけの演奏ではない、誰の真似でもない、自分が感じたように表現してピアノを弾けばいいということと、大勢の観客の中で演奏する快感を知った。これが海にとって大きな影響をあたえ、一体となって聞いていた観客、そしてそれを読んでいた私にも大きな感動をあたえた。海がせまい日本を飛び出し、世界で演奏する日がやってくるのを読者みんなが望むことだろう。


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■ 評価    
■ 作品他
   
 
 
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