ナビの北海道旅行記2002初冬編 パート1
今まで何回か夏のツーリングを行ってきた。もちろん冬の旅も行ってきたけど。でも何故か一人で行動している事が多かった。別に一人旅が好きで行ってるのではない。(もっとも一人旅も好きなほうだけど!)

バイクのツーリングだと往復フェリーを使用するため、どうしても日数的な制約に会ってしまい、必然的に同行してくれる人がいない状況になってしまう。もっとも会社の同僚とかってパターンもアリだけど、俺と同じ価値観を持つ奴もいないだろうな。

かといって、バイクを持っていない奴と行こうものならば、、、荷物はおろか、タンデムで運転している方がシンドイ。

でも今回は冬なので、バイクは関係ない。そこで、いつもお留守番を頼んでいた連れとの旅になった。奴は北海道の中標津の出身なんだけど、意外と北海道観光はしたことはないそうだ。もしかしたら俺の方が知っているみたい。いつもの北海道ではあるけど、一人ならば何とでもなる無理も同乗者がいるんだったら、プランも多少加減しなくてはならない。

そんな旅行をしてみるのも楽しいかもしれないね。しかし、しかしである。めったな事をしないのがバチが当たったのか、最終日にとんでもない事に見舞われる。

それも警察のお世話になってしまう事だ。今まで日本は安全だと思っていた。その神話が俺にとって崩壊した日になってしまった。そんな旅行記です。


今まで1眼レフカメラでの撮影のため、HP上では写真が多く掲載できませんでした。今回よりナビにもデジタルカメラを導入することにより、より視覚での旅行記をご覧いただけることと思います。よろしくお願いいたします。
1月12日
時計の力を借りて朝早く目覚める。時間で4時過ぎ。さすがに1月では外は真っ暗だ。今日はこれから北海道の旅に出る。昨年の夏以来半年ぶりに知床を見れるわけだ。それも白銀の世界を!心はうずく!今回は俺一人の旅ではない。連れがいる。でもあんまり意識しても仕方ないので、そこそこ俺のペースで行動しようと思う。

5時にマイカーで家を出る。
「んじゃま、、、レッツラ、ゴ〜(Let's go)」って俺がおのろけると連れも
「あいよ!だって!!何だか最近息が合ってきたんかいな、、、、。
一応羽田空港まで1時間30分を見てるけど、事故渋滞などのアクシデントを考慮して2時間を見ておいた。でも事故も渋滞もなく無事7時前に羽田空港の駐車場に到着。羽田空港の立体駐車場は午前7時前に入庫すれば、金額が20%オフだから、それも狙ってもいた。

搭乗手続きを終えそのまま機上の人になる。関東は冬でも雪は滅多に降る事はないけど、多分日光付近かな?結構、雪化粧の景色が楽しめた。飛行機は山形上空から右にそれて太平洋上を飛ぶ。そして再度陸地が見えればそこは十勝平野のはず、、、、。心はもう着陸しているみたいだ。女満別「は快晴らしい。天候に恵まれてなにより。予定通りに着陸。荷物を受け取ってレンタカーの受付へ!3日間の愛車はビッツ。寒いんだけど、覚悟決めてきたからか、、、思ったほどしんどくはない。ここで前々から言おうと思っていたセリフを吐きたくなった。連れに
「白銀の世界 北海道にようこそ!」あ〜とってもカッコいいセリフ、、、何だか酔っぱらっちゃった。でも、、、
残念でした!ここは私の地元よ!あなたこそ ようこそ!北海道へ!」だって、、、ショボン、、、俺って何勝手に感動していたんだろう、、バッカみたい。
まあいいか まず美幌峠に行こうか!

その前に借りたレンタカーのテストをしなければ、、、。他に車がいないのを確認して、
「ブレーキのテストをするからね!」って連れに言ってからフルアクセル。んでもってパニックブレーキ。ん〜!このビッツは適度に止まるね。最近のレンタカーはABSだからたとえアイスバーンでもタイヤロックすることはない。(実際はしているんだけど、、、)だからパニックブレーキをするとどれくらいの制動距離が必要なのかしっておきたかったのだ。連れにって言っておいたのはビックリされちゃうし、、、、事故の元だもんね。
国道はだんだん山道になっていく。しばらく車で雪上感覚が戻るまでゆっくり走ろう。やがて美幌峠に到着。夏に営業していた店は閉まっていた。って言うか雪で潰されそうになっていた。
「あ〜!ポテトフライでも食べたかったのにな!」

考えてみればこの峠は冬しか来た事ないな。連れも冬の美幌峠は初めてなんだとか、、、。
「そんじゃ、いつの日か二人で夏に来てみたいね。」
「うん、行きたいね!」
でも、ここのところ あまり気温は低くなかったのか湖はほとんど氷結していない。このままでは阿寒湖はどうなんだろうか?一旦 峠をおりて弟子屈市内へ。主要国道だけあって除雪はしっかりしているので安心して走れる。

弟子屈からは阿寒横断道路で阿寒湖に向かう。一面白銀の世界が続く。このまま走りやすい道を期待していたんだけど、山道になるほどにシャーベット状態になり やがてアイスバーンになっていった。さすがに運転もなれてきたので、無理をせず走る。
「しかし急カーブが続くなあ!こんなんだったっけ?」ヘアピンの連続だ。途中双湖台の看板があるので停車。本来ならば目の前に見えるペンケトウという湖が北海道の形に見えるはずなんだけど、除雪した雪が邪魔で見えない。
「あれま!じぇんじぇん見えないじゃ〜ん!」

諦めてそのまま走る。国道240号線との交差点を右折。
「はあ〜久しぶりの信号機だな!」って思う。道の両サイドにネットが張り巡らされているけど、その先にはエゾジカがいるわいるわ!そういえばシカは冬眠しないんだっけ!冬毛で覆われたシカは夏に見るシカとは大違い。多分食べ物を求めて国道に出てこないようにネットを張っているんだろうな。絶対事故おきるもん。やっと阿寒湖遊覧船乗り場に到着。まず昼食を摂る。俺は豚丼。連れはホタテ丼を食べた。
「まあ観光地って所詮こんなもんでしょ!」でも一人で食べる昼食よりも二人で食べるほうがずっと美味しく感じられるね。

十分休憩をして湖面に行く。さすがにここは全面氷結していて歩く事ができる。ちょっと遠くにスノーモービルやワカサギ釣りをやってるみたい。車を駐車場に止めなくちゃいけないので、何処か探そう。土産店の店主らしき人に、

「湖面に行きたいんで駐車場は何処ですか?」って聞く。するととんでもない事を聞いた。
「この先左側に信用金庫があるから、その前を右折してください。そのまま行くと湖の上に出ますから何処に止めてもいいです。」だって!え?って聞き返しちゃった。湖の上ったって氷の上じゃん。これ007のボンドカーじゃないよ!ただのトヨタビッツだよ!って思った。まあ言われた通り、釧路信用金庫の前を右折。そのまま、、、、、

「ホントだ氷の上じゃん。それに何台も車が止まっている。」これって止まっている車は沈没しないのかな?
まあ、死なば諸共って言葉があるじゃん。そう思って、車を湖上に止めて湖上を歩く。あ〜今日は阿寒湖畔に泊まればよかったな!楽しめるものがたくさんあるじゃん。

まずワカサギ釣り。それにアイススケート。それに4輪バギーにスノーモービルなんてのがある。その中で特に俺が乗りたかったもの!スノーモービルにトライ!

ここは公道でも何でもないから免許はいらないらしい。まずは1500mクラスに乗車。
「一緒に乗ろうよ!」
「いや、私は待ってるから行って来れば!」ってんで連れには待っていてもらった。どうやら、この手の乗り物には興味がないらしい。

スノーモービルって感覚はバイクに似ている。ただバンク(傾斜)しないからハンドルで曲がりつつ体重をカーブの内側に倒せば楽に曲がれる。ただハンドルがぶれるので多少の不安はあるので全開は出来そうにない。それはコース上を多数のシュプールが描かれている所を滑るのでボードがふらつくからみたい。

最初はマゴついたけど、だんだん慣れてきた。
「わお!!最高〜じゃね〜〜っすか!」最後は全開で滑る。と言ってもスピードメーターが取り付けてあるので見ると50kmだって!何だか100kmで滑っている感じだ。それだけ体感速度はあるのかもしれないな。1500mはすぐ終わってしまった。で10kmにチャレンジしたかったけど、連れを待たしても可哀そうだしやめた。いつの日かもっと乗ってみたいものだ。その後わかさぎ釣りを見てみよう。直径20cm位の穴が掘ってあって、そこに釣り糸をたらす。そこそこ釣れるみたい。子供達は楽しそうだ。

俺たちも!って初めは考えたんだけど、あまり時間を取っても予定が狂うので、残念だけど出発する。そして釧路方面に向かう。
釧路空港の近くに丹頂鶴自然公園がある。ここは以前冬に来た事があったっけ。今回は連れに見せてあげたかった。中々中標津方面には飛んでこないらしい。入場料を払って内部に入る。給餌の時間なんだろうか?ほとんどの鶴が帰って羽を休めていた。

中にはツガイで休んでいる鶴もいた。丹頂鶴は帰巣本能が働くために自分の縄張りには必ず帰ってくる。そのため屋根はない。但し以前よりカラスが目に付いた。もしかして餌を狙っているのかな?でもこの寒さでも越冬できるんだからカラスの生命力ってすごいもんだ。

釧路空港のそばを通って、大楽毛から釧路市内に入る。和商市場を目指したけど夕暮れなので諦めた。ただMOOだけ立ち寄って魚を自宅に送っておこう。多分明日の発送だから自宅に戻ってからでも到着できると考えたからだ。

「お願い!帰ったらホッケ焼いて 一緒に飲もうね!」って予め懇願しておいた。北海道のホッケは俺は大好きだ。時間が半端なのでお客さんもまばら。時間も5時を過ぎてしまった。実はこれから俺たちは川湯温泉に行かなければならない。かなりの距離だ。

道道でひたすら弟子屈をめざす。看板で弟子屈まで60Kmあるらしい。ならば1時間と少しだろう。さらに弟子屈から川湯だから2時間はかかるか?ヤバイ7時過ぎちゃうよ!出来るだけ急がなくちゃ。って言っても無理は禁物。ただ月がでて星も見えるいい天気だ。照明が少ないのが難点だけど、前方に早い車がいるので追従していっちゃおう。道に雪は積もっていないしカーブで無理しなければいい。

ところが、さっきまで快晴の夜空だったのが1時間も走って行くと月も星も見えなくなってしまった。弟子屈市内でJRの踏切を渡る頃には雪が降ってきた。
「あと少しなのに参ったな!」弟子屈市内を抜けると完全にアイスバーンになってきた。夜だし無理は禁物だよね。俺一人なら何とでもなるっていうか、覚悟を決められるけど同乗者がいるから、、、。結局川湯温泉には夜の7時過ぎに到着。今日の宿は川湯グランドホテル。メイン通りにあるのですぐに場所は判った。ホテルに迷惑をかけないようにチェックインしたら先に夕食を摂る。

さすがに他のお客さんの食事は終わってしまったみたい。俺達だけで静かな夕食。見た目豪勢かな?おかずの中に噴火鍋ってのがある。牛乳ベースのスープに海老やカニ、ホタテや野菜がタップリ入ってた。でも牛乳が苦手な俺は連れに渡して他の料理を食べる。
「でも二人でビールで乾杯しての食事。とっても美味しいなあ!」俺ってツーリングじゃ必ず一人だもん。別の意味で嬉しかった。

さて腹も満たしたし風呂でも行くか!
「あ〜極楽極楽!気持ちいい!」ただ温度が高いなあ!適度に湯船から出たり入ったりを繰り返して温まる。この温泉は飲めるらしい。コップが置いてあった。飲んでみる。ん?
「苦〜い!ついでに まず〜い」っていうか、やや酸っぱい。こんなの飲めないよ。体も温まったし、寝るとするか、zzzzzz
1月13日
昨日は疲れて早めに寝たので二人とも目覚めは早かった。さっそく朝風呂に行こう。俺はもちろん男風呂。連れは女風呂で別れてそれぞれ入浴。昨日のうちに入れ替えをしたみたい。昨日の女風呂が今朝は男風呂になっていた。これって1日で2度美味しいってやつ?朝風呂も気持ちいい。夏でもバイクだったら湯ざめを考えちゃうけど、レンタカーなら問題ないもんね。朝食を摂って準備をして出発するか。今日も泊まるホテルは川湯温泉なんだけど、近くの川湯ホテルプラザって別のホテルにしているので、荷物を全て車にいれて出発。

今日は納沙布岬なんて、とんでもない所まで足を伸ばす。硫黄山や摩周湖は明日のお楽しみに取っとこう。昨日の雪が国道はアイスバーンになっていて70Kmで走ると多少ハンドルがぶれるので、ペースを落とす。と、うしろから真っ黒のスープラが突っ込んできた。左のウインカーを出して追い越しを促す。減速や止まるより安全だ。で、ブォ〜ンって、すんごいスピードで抜かされた。アイスバーンだからFR車はケツふりふりしながら走っていくので、
「何だかゴキブリみたい?」
って言うと連れが大笑いしていた。
一旦釧路方面をめざす。弟子屈からの国道391号線は交通量もあるのか車道に雪はなくなっていた。これの方が楽でいい。しばらくJR釧網本線と並走する。今日は天気がとってもいい。夏のツーリングでもこんなに晴れた日に走りたいもんだ。しばらく走ると塘路湖に出た。少し散策。

湖の上は全面氷結していて家族連れがワカサギ釣りをしていた。テントが所々あって子供達も楽しそうだ。地元の人は冬でもこんなレジャーが楽しめるのね!羨ましい。ここ塘路湖は御身渡りで有名な湖の一つである。そこそこ休憩したので出発しよう。

「あ〜寒かった!!」塘路湖からの峠を下ってくると細岡の看板があった。細い一本道を走る。するとさっきまで見えなかった湖が現われた。これが達古武沼だ。ここも全面氷結しているみたいで、防寒着を着ている人が何人か湖上を歩いていた。やがてJR釧網本線の線路を渡ると小さな川が道に並んで流れていた。これが釧路川か。
登り坂の途中に駐車場がある。目の前がレストハウスのようだけど、閉まっていた。でも来訪者が全くいない。ならば、凍った遊歩道を歩くまでもない。車で目の前まで行ってみよう。

凍った道に駐車して目の前の展望台で湿原を見てみる。ん〜なるほどね!確かに蛇行している釧路川が見える。市立の釧路湿原よりはマシかな?でもあえて言うなら琵琶瀬湿原を見なければ感動してたかもしれないけど、遠すぎる。それが残念だ。夏には、この光景が緑一色になるんだろうな!連れは夏には来た事はあるけど、冬は初めてらしい。

同じ道を通って国道に戻ろう。ちょっと広い場所を見つけてUターンする。4WDは、こんな時に威力を発揮する。全ての車輪が駆動するから、片方の車輪がスリップしても問題ない。
今度は厚岸に行くんだけど、ここら辺に来ると、雑木林などに多少の雪が積もっているだけで車道は全く雪はない。すんごく快適だ。ほぼお昼頃になって厚岸に到着。もちろん道の駅「グルメパーク」に立ち寄る。「あぶりや」ってお店に行こう。ここは屋内のバーベキュー会場で好きな食材を自分で焼いて食べるお店。

まずトレイを借りて、自分の好きな食材をトレイに載せて行く。肉だったり、ソーセージだったり野菜とか、、、、俺はカキをふんだんに乗せて、連れはお肉にちょっとリッチにカニなんかもチョイス。ホタテやイカ 野菜を購入して、炭焼きで食べる。コンロじゃなくて本物の炭ってのがミソだね。お昼だからご飯も注文しちゃった。でもカキが1個100円てのは安い!と思ったけど

「そんなもんじゃなかったかなぁ〜」って連れに言われてしまった。
「へ〜そうなんだ、、、俺が知らなかっただけ?」けっこう勉強になりました、、、。

自分で焼かなけりゃならないけど、それがバーベキューだもん。
「ちょ〜〜うまいっす!」
「ホント美味しいね!」

食後出ようとすると、近くでカキを30個くらい焼いてるグループを発見。写真を撮らせてもらったけど、訳あってお見せできません。(後でわかります)
さて、納沙布岬に向かう前に、琵琶瀬湿原を探訪しようか。
車の速度は積雪がないぶん、夏とほぼ同じように走れる。ただ、窓を開ければ確実に寒いので冬だな!ってのは判るけどね。ここは以前も来た事があるんだけど、連れに湿原を見せたくって、わざわざ遠回りをして来た。

駐車場に車を止め展望台から湿原をのぞく。
「すっご〜い」って感動してくれたらしい。目の前に蛇行した琵琶瀬川がある。ただし凍結しているので川面は白く見える。ちょっと宅地が見えるのが残念ではあるけど、、。

反対側に目を移すと真っ青な太平洋が見える。室蘭の地球岬ってのは俺は行ったことないんだけど、ここも地球がま〜るく見える感じだね。こんな光景は一人旅ではもったいない。喜んでくれたかな?

しばし寒さを忘れて見ていた。さ〜て本日のメインイベント、納沙布岬に行ってみようか。ここから太平洋シーサイドラインで行くと時間がかかりそうなので、(以前冬に走ったから)初田牛方面には行かず浜中駅経由で国道44号線に戻る。

夏には一面牧場らしき光景が続くけど、冬はな〜にもない白銀の世界がどこまでも続く。それに防雪林ではなく、アルミ製らしきスノーガードがあちこちにあるので景色は決してよくない。でも雪の心配はないので、道の駅「スワン44ねむろ」で休憩。遠隔操作できる望遠鏡があるんだけど、名前にあるスワンはいなかったみたい。いつものようにオランダせんべいを購入し車内で食べる。連れも何気に食べていた。これは知っているんだって。

「時々おじさんが買ってきてくれるので私昔から食べていたョ」
「いいな〜!俺オランダせんべい知ったの最近だもん、、、。」
「そりゃ地元の勝ちね!」 く、、、くやしい!!!
やっぱり美味しい訳ではないんだけど、ついつい手が出てしまうらしい。出来損ないのワッフルみたいな瓦煎餅みたいな、、、、、?
根室市内を通過して案内板に沿って半時計周りで納沙布岬にむかう。天気はよ〜く晴れている。これなら確実に北方領土を見ることができるね。案の定駐車場に車を止めて海岸線に行くと肉眼でも水晶島が見える。(左側の写真でもかすかに陸地が見えるのが判りますか?これが水晶島です。直線で約7Kmあるそうです。いかに空気が澄んでいるかが判ります。)

連れもここは久しぶりに来たそうだ。(学校の遠足かな?)今日は望郷の岬公園での展望施設が開館していた。早速入館してみる。内部には望遠鏡があり、音声テープの案内に従って望遠鏡の位置を変えていく。一番納沙布岬に近い貝殻島もくっきり見えた。夏に来るとほとんど霧で見えない世界が、こうもクッキリ見えるのも面白い。

たっぷり時間を取ったら3時過ぎちゃった。この時間から日没は、あっという間に来てしまう。んでもって川湯温泉って屈斜路湖のそばだから、早めに帰らなきゃ。多分3時間は見ておこう。って事は6時過ぎちゃうな!ヤバイ。できれば5時過ぎに到着して、ユックリ風呂でも入りたかったんだけど!

そそくさと出発。厚床でガソリンを給油。このビッツも燃費がいいなあ!ちょっとした所用のため中標津経由で弟子屈に向かう
道路は弟子屈に向かうほどに雪が道路に着雪してくる。ただ道が単純に直線なのがありがたい。前方にタンクローリーが走っているけど低速なので、対向車がいないのを確認して追い越す。春別付近では真っ暗。参ったな!

弟子屈町で一路川湯温泉をめざす。ここは朝走った道だ。でもあまり記憶がないけど、、、。
結局宿に到着したのは6時30分。これでも早い方かもしれない。今日泊まる宿は川湯ホテルプラザ。さっき泊まった川湯グランドホテルの近所でもある。部屋に荷物を置いて食堂?へ。そこそこメニューが多い。感激だったのはデカイ新鮮なホッケが出てきた事。ビールで乾杯してホッケをむさぼりつく。
「ん〜旨い!生ビールにホッケの肴は最強だわさ!」食後は風呂に入って疲れを癒す。やっぱり足を伸ばせるのが最高だね!部屋に戻ってくつろぐんだけど、、、、何だか、この部屋乾燥しすぎているみたい。塗れたタオルを2人の顔のそばに置いて休もう。zzzzzz
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