ナビの北海道旅行記2004初冬編 | パート1 |
![]() でも冬の旅行を何度も行っているのにもかかわらず、札幌雪祭りや流氷船なんて見たことも乗ったこともない。札幌はあまりにでかい都市なんで見所はたくさんあるんだけど、あえて観光ルートから外している。 でも、これだけ行っているんだから冬の風物詩じゃないけど札幌雪祭りと流氷を見てこようか!って考えていると連れも「私も行きたい!」だって。そりゃそうかもな。なんたって中々行ける所じゃないからね。そう思って今回は俺がエスコートしてあげよう。ってことになった。もしかしたらエスコートされちゃったりして? 札幌から知床、釧路経由で帰る2泊3日の旅程だ。結構距離がある。雪道だから全区間俺が運転する。もっとも、もう慣れているから今さら不安感もない。 そんな旅行記が始まります。 |
2月6日 |
朝5時30分に家を出る。今回は連れとの久しぶりの北海道旅行だ。確か二人の北海道旅行は2年ぶりだね。あの網走監獄で車上あらしに出くわして以来だ。あんまり気分の乗らない出来ごとだったけど、、、。 「そんじゃまぁ〜行きやすかぁ|!」今日は土曜日なので、通勤時間帯にかからないように首都高速をクリアしたい。平日よりも車は少ないけど事故渋滞があったら、ひとたまりも無いので早めに空港に到着しておきたかった。 羽田の近くに比較的料金の安い民間駐車場がある。空港内のパーキングよりは格段に安い。 「ネットで最近覚えたばっかりなのが惜しいなあ!」予定通り7時前に駐車場に到着。車を預けてバスに乗って空港に向かう。搭乗手続きをして搭乗ゲートに。一人だったらフラフラしていくところだけど、そうもいかないか!今回は。今日搭乗する飛行機は5番ゲート。すんごく遠い。 「偶然かもしれないけど、、、俺って、い〜っつも遠い搭乗ゲートなんすけど、、、」動く歩道があっても時間がかかるなあ! 今回の座席はあいにく通路側だった。残念。景色を見たくても何もできないので爆睡してしまおうと思っても連れがいたんじゃそうもいかないか!仕方なく機内誌でも読んでいったんだけど途中から記憶がなくなった。睡眠も長時間の運転に備えるのも一つの選択肢だ。だって俺ひとりじゃないもん。それに朝早かったし。 定刻に新千歳空港に到着。ほとんどの搭乗客が出るまで待つ。だって、先を急いだって前が詰まって結局待たされてしまうもん。こういうとき慣れた客は、とにかく誰よりも先に荷物をまとまて、そそくさと歩いていくか、じっくり待っているかどっちかになる。俺なんかじっくり待つほう。だって通路で並んでいても無駄だもん。 |
![]() 10時位にターミナル地下のJR新千歳空港駅に行く。俺一人じゃないから 「たまにはゴージャスにUシートって優雅な座席でもチョイスしてやろうか!」今度の快速エアポート105号は満席なので次発の快速エアポート107号にした。電車はもう入線していたので車内に、、、。。Uシートは4号車にある。 |
![]() 「すご〜〜い」だって!俺って手際がいいでしょ!でも、連れに切符渡したら 「あれ?たったの300円じゃない!でも鉄ヲタだから知ってるんだ!」俺って誉められてるんだかバカにされているんだか?俺は鉄ヲタじゃない鉄オタだっつーの!こんな豪華なシートって素晴らしい。グリーン車じゃないけど指定席だから指定席の切符を持っている人以外誰も来ない。連れにもしばらくノンビリしてもらおうか! 「ちょっと待っててね!」って連れに断って、俺は先頭車両の運転台の後ろに陣取る。雪の鉄路での電車のすれ違いを見てみたい。これって跳ね上げた雪が凄いんだよね。以前見てたらスゲーって思っちゃった。 |
![]() ![]() 「んん〜たいしたことないか!」もっと雪煙りでも上がるかなって期待していたんだけど、、。あまり面白みに欠ける。ならば俺もUシートに座ろう。新千歳のホームでUシートの撮影をした時は誰もいなかったんだけど、座席に戻ったら頃には満席だった。 「へ〜結構人気あるんだね。」確かに300円ならば納得できるかも。 |
![]() 「あらら?南口のコインロッカーはどれも一杯。」空きが無いじゃん。ウロウロしてみたけど、やっぱりない。仕方がないので雪祭り会場とは逆の札幌駅の北口方面に行ってやっとコインロッカーを見つける まずは市営地下鉄で「すすきの」に向かう。連れに 「ねえ!見て!線路がないでしょ!これは地下鉄なんだけど車輪がタイヤなんだよ!」って教えてあげる。 「あ!ホントだぁ!さすが鉄ヲタ!」連れだって東京の地下鉄はもちろん知っているけど、線路はしっかりあるもんね。これは感心していた。さて「すすき野」駅で下車。さっそく札幌ラーメンを食べさせてやろう。 |
![]() 「雪祭りの会場の大通り公園が近いのに、なんで氷なの?」って思った。 「でも凄いなあ!きれいに出来てるじゃん。」これを製作するのにどれくらいの時間がかかるんだろう?ゆっくり歩いて見入っていく。やがてラーメン横丁に到着。俺も久しぶりだ。 結構人気のある「ヒグマ」ってラーメン屋に行きたかったけど、すんごい行列。空いてそうな店に入ってミソラーメンをオーダー。美味しいという表現は?使わないけど、こんなもんでしょ。 |
![]() でも、その店は台湾人みたいな人やハワイから来たらしい日系人やアメリカ人の観光客も食べていたのが、国際的な札幌を感じさせてくれる。俺達は現金で食べたけど、台湾人(と思われる)の観光客はチケットを出して店を出て行った。 「へ〜多分ラーメン横丁でだけ利用できるツアーのチケットとかあるのかな?」それだけ外国人にはメジャーになってきているんだね。ラーメンは回転率がいいから、次から次へとお客がくるのがいい。 |
![]() 「何処かで見たことない?」って聞いてみる。最初は言ってる意味が分からなかったみたいだけど、 「ほらNHKとかで」、、」って言い始めたばかりなのに、、 「バカにしないでよね!私毎日テレビで見てたんだから!STVとか何処でも放送しているわよ!知らないでしょ!」って言われてしまった。ゴメンナサイ俺が悪かった、、、、知ったかぶりしてしまいました。 |
![]() このまま奥の方まで雪像やアトラクションが用意されているんだろうね。さすがに与えられた時間が少ないので全て見ることはできないけど、凄い規模だね。これに真駒内会場とかもあるんだから、世界に名高い雪祭りだけの事はある。目の前に見える雪像はNYの松井の雪像かな?これから行ってみよう。 |
![]() 「まあ綺麗だなあ〜!とか凄いなあ〜!」って感動できればそれでいい。このウサギの氷像はナキウサギじゃないよね?その側にはキツネがあるんだけど、、、、。 |
![]() 「でけ〜これって何人のスタッフで作るんだろう。」これはテレビを通して見るのと、実際を見るのとではかなり違う。へ〜すごいなあ!って感じさせられた。 |
![]() これもかなりでかい!誰だろう?アカペラで歌っているグループがいた。まさかゴスペラーズじゃないよね?(知りませんでした。ゴメンナサイ!)でもアマチュアじゃないよね!上手いもん!プロなんだろうな! |
![]() 「でも、これ氷じゃん!」 「凄いわね!」10t、20tのレベルじゃないよね。凄いや!ステージでは子供達のジャンケン大会かな?結構楽しそうだ。太陽がやや沈みかけてきているからハノーファ市庁舎を見ると逆光というより、氷を通して光が拡散して綺麗に撮影できそう。 「これって、すっごく美しいオブジェになりそうだな。」 |
![]() 「大雪像っていうだけあって、松井の雪像より大きいっすね。」もっとも松井の雪像も素晴らしい作りだったけど。 この先には函館奉行所などの雪像もあるんだけど、時間がなくなってきたので、ここで引き上げよう。全部見ていなくても、これだけでもかなり楽しめた。かなり歩いたけど地下鉄の大通り駅までは遠そうだ |
![]() コインロッカーで荷物を出して指定のレンタカー会社に行く。北口から歩いて5分くらいの場所。手続きを済ましてレンタカーを借りる。いつものように全制動をしてフルブレーキ時の制動距離を理解する。車によって停止する距離が違うので、知っておかなければならない。これは俺流の儀式みたいなものだ。 折角だからJRのゲートをくぐって旧道庁や時計台を見せてあげたりしていたら、時間がもう16時前になってしまった。 「ちょっと時間取りすぎたかな?ヤバいかもしれんぞ!」国道5号線を北上して札樽道の札幌北ICに向かう。札幌駅周辺から札幌北ICまでは結構距離がある。これはつい12月に経験済みだ。高速のゲートを右折してICへ 途中通行止めとかの表示にビビりながらも何とか走り切って旭川北ICで降り上川方面へ。後は一本道だ。旭川市内は交通量はそこそこ多い。これが国道39号線で層雲峡方面に向かうほどに交通量が少なくなってくる。何回か信号で停車を繰り返す内にとうとう俺らの車だけになってしまった。上川を通過すると建物は何も見えない。このまま本当に層雲峡に行けるんだろうか?って錯覚に陥る。もっとも夏は何回か走っているルートなんだけどね。 な〜にもない国道で さすがに飽きてくる頃、目の前に突然コンクリートの建物がたくさん現れてきた。 「やっと層雲峡温泉に到着したかぁ。」場所はカーナビに任せてあるので、その指示にしたがう。おかげでホテルの場所を探す必要がなくて便利だ。 |
![]() 「めっちゃ!美味いっす!」バイキングなんでお代わりもちろん自由。連れは石狩鍋をチョイス。奴は鮭が好きだもん。でもビールなんてオーダーしなけりゃよかった。けっこう腹に溜まったと思う。部屋に戻って2人で氷爆まつりを見に行こう。ホテルの前から会場までのシャトルバスを運行しているらしいので、そのバスを待つ。実際会場まで歩いて10分位って教えてくれたけど、雪が降ってきたので歩いていく気にはならない。 |
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![]() 入口で協力基金200円を払ったらポストカードをくれた。もちろん無料なので払う必要はないのだけれども、ほとんどの人が基金に協力していたみたいだ。内部に入ると、とにかく神秘的!言葉に表現できない美しさだった。いたるところでカラーの照明が当てられていて、 「へ〜!すんごくキレイな光景!」って関心させられる。連れも 「とってもキレイ〜〜!」って喜んでくれた。さすがに中標津からじゃ層雲峡は遠いもんね。 |
![]() 「これって、どうやって作るのですか?」っておじさんに聞いていた。何でも開催の2ヶ月前以上からアクリルや木材でベースとなる骨格を作って 寒くなってから、毎日毎日水をかけ続けて凍らせてオブジェにするとのこと。照明となる電球は取り外しできるようにはなっているけど、配線は最初から設置してあるらしい。今日も気温は多分マイナス10度はあるでしょう。自然の環境を利用した天然のオブジェは美しいと誰もが感じさせれる。 俺もふ〜〜んって感じさせてもらった、、、。 |
![]() 「もう、、、食べたくないし飲みたくないっす。」って思ってんのに連れはしっかりプリンをゲット!あんたの胃袋は何個あるの?さすがに寒いんだけど、体感温度は低くない感じ。ただ雪が降ってきているんで、ちょっとうっとうしい。1時間ユックリ見学をしてシャトルバス乗り場に向かう。バスがなかなか来ないんでちょっと心配になったけど、やっと来てくれた。さすがに雪の降雪が多くなってきたのでホテルに帰ろう。 ホテルではビンゴゲームをやっていた。本当は参加したかったんだけど、戻ってくる時間が遅かったので参加できなかった。 「残念。プラズマテレビが欲しかったな!」(絶対当たらないのに!) そして風呂に入る。ここは1階と7階に大浴場がある。今回は7階の大浴場で体を温めよう。 あ〜気持ちいい!部屋に戻って休むとするか!今日だけで札幌雪まつりと層雲峡氷爆まつりか、、、贅沢な1日だったね!zzzzz! |
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