ナビの北海道旅行記2007冬編 パート2
12月30日
朝は昨日と同じ6時30分に目覚める。ノドが多少イガイガしているんだけど、ベットのそばに置いていたビショビショのタオルがカピカピ!

「うわ〜こんなに部屋は乾燥していたんだ。」このホテルはちょっと面白くて電話機でのモーニングコールがない。必要ならばフロントに電話して起こしてもらうそうだ。
何だか、そんなの悪い気がして携帯電話でのコールに切り替えた。
こんな規模のホテルに来たなら朝風呂は入らなくちゃ。昨日と同じ今朝もだ〜れもいないお風呂。

一旦部屋に戻って朝食。ちょっと遅めの8時前だったためか、ここも少なかった。俺の大好きな生タマゴや温泉玉子がなくて残念。まあ〜一般的なウインナーや納豆で諦めるとするか。チェックアウトして車に向かうと、、

「ありゃりゃ!車がすんごい事になってる。」車に積もった雪が30cmはあって、雪を取り除こうと思っても、その除雪ブラシのアイテムは車の中。意味ね〜じゃん。結局俺が雪だらけになって何とかドアを開ける事はできた。でも雪まみれ。

「あ〜しんど。」んでもってウィンドウに張り付いている雪は凍っている。それを取りのぞき何とか出発。
昨日走ったはずの国道は、

「楽しい位のアイスバーン!っす!」でも、昨夜に降った雪が残っていて新雪がある分走りやすい。

途中左折して阿寒横断道路で弟子屈まで走る。前も後ろも車はいないので貸し切り状態。でも下り坂がず〜っと続く横断道路だけに速度を落として走らないと。これと言った不安も無く弟子屈市街まで来たんだけど、摩周駅に行ってみる。

駅のそばには足湯があるんだけど、JRの保線のおじちゃんが除雪してソリに乗せた雪を足湯の中にドボドボ入れてんの!まあ〜確かに足湯をするには寒すぎるから構わないんだけど、でもどうかな?って感じちゃった。
摩周駅に来たのは、近年売り出した豚丼の弁当を食べたかったから。駅前はタクシーが数台いるほかは閑散としている。以前は「弟子屈」という名前の駅だったんだけど、観光重視に視点をおいたのか摩周駅となった。

そうは言っても、列車の本数が少ない上に特急だって走っていないし観光バスだって滅多に来ないんだから、今後どうなるのかな?でもがんばって欲しいよね。駅前には「ぽっぽ亭」なるお店がある。

「あ!ここだ!豚丼を売ってる店は!」恐る恐る近づくと、、、あれ?営業してんじゃん。ラッキー!
お店で食べるには時間も早いから

「豚丼弁当できますか?」って聞いて作ってもらった。途中で食べよう。一応写真を撮る、、、、、あれ?デジカメ調子悪いなあ!電源入らなくなっちゃった。困った!!!!仕方がないので近くのセイコーマートで写るンデスを購入して予備として使っておこう(以後写真のワイドが大きい写真はデジカメではなく写るンデスをベースにしてあります。)

一般開放の駐車場があったので駐車して弁当の中身をあけて撮影しておこう。あ〜蓋を開けただけでいい香りがする。
なにせ外気温が低いので、このまま冷えてしまうのはもったいない。11時過ぎたばかりなんだけど、早めの昼食にしようか。
「味は、、、、んん〜美味い!いやいや 超ウメ〜!!!!」

肉の厚さもいいんだけどタレだって美味しいし、お米だけじゃなく麦や玄米、粟などふんだんに取り入れた十穀米ってのが気に入ったなあ!今回は暖かい弁当を食べたけど、これなら多少冷えてしまっても十分美味しいはずだよ。

それに付随して山くらげも最高!コリコリした食感も美味しかったな〜。これで1050円。十分満足ですな。
また食べに行っちゃうかもしれない、、、、。
「せっかくだぁ!納沙布岬まで行っちゃえ!」ってんで走っていく。

今回は真冬の北太平洋シーサイドラインで根室に向かうつもり。これならば大きなループを描くように走ればいいもんね。さっきまで道路には一切の雪がなく高速で走って行けたのに、ここからアイスバーン状態がず〜っと続く。それも単なるアイスバーンならいいんだけど、雪がシャーベット状ではなく凍ってしてかき氷みたい。所々ブラックバーンも見えてデンジャラスなルートだこと!

「いくら4WDって言っても こんなに凍っていちゃ時々挙動不審な動きをするときがあるんですが、、、」途中、落石岬の案内板があったけど簡単にパス!
「ずえったいヤダ!」多分遊歩道には雪が凍っていて歩けないだろうし、この寒さの中強行突破したら死んじゃうよ!
車石の看板も寒いだろうからパスして根室市街に到着。ちょっと時間かかっちゃった。あえて根室市内そのものには興味はないんだけど、俺的には根室に到着したなら必ず買うアイテムがある。そう、知る人ぞ知る「オランダせんべい」。今の俺は町のコンビニでは買わない。直接端谷菓子店さんに行く事にしている。ただ年末だからやっているかな〜?って思っていったんだけど、お店は開いていたんでラッキー!

ただ、年末でお餅を製作していて「オランダせんべい」は作りおきしかなかった。んん〜残念!出来たてをパキ!って折ってみたかった。でも、たくさん買い占めて行こう。でもお餅のニオイの美味しそうな事!
市街から30分ほどで納沙布岬に到着。すっげ〜寒い。あえてここに来たのは、ある意味時間調整って感じがするな。だって、冬にこれで4回目だもん。夏を入れたら何回目だろうか?感動に浸れる前に現実の寒さが身にしみてきた。それにだ〜れもいないじゃん。

でも折角来たからには望郷の岬展望台に行こうかなって歩いていくと、今日から休みに入ったらしい。

「んん〜残念ですが、、ここで撤収!」いくら俺でも寒過ぎてかなわん、、、。
この時期、陽が落ちるのはとっても早い。さっきまで明るかったなあ〜って思っていてもみるみる陽が落ちていって、15時過ぎには夕暮れがはじまる。

デジカメが壊れていなかったら、この先の北方原生花園にも寄ろうかな?って思ったんだけど、写るンデスじゃ光量が得られないだろうし寒いから、近くの駐車場からの撮影でやめた。できれば「落日のミズナラ」って題材を考えたんだけど、、、、いや考えただけなんだけどもね。

あまり速度を速めると速度違反で捕まりたくないなあ〜って思っていたら後ろからダンプに追い越された。んん!って思ったんだけど、これが早いのなんの!丁度いいペースカーになったんで追従していく。途中ガソリンを給油してはみたものの、思ったより早く中標津市街へ。

ここで沢山の買い物で時間がかかって、モシリバに到着したのは19時過ぎてしまった。いつものことかもしれないけど。先に入浴してリビングでうたた寝。これがとっても気持ちいい。

今日宿泊するのは、昨年一緒にモシリバで年を越したSさんとFさん。それと上村さんと汲田さん。
食事を頂きながら楽しい談笑で時間が過ぎていった。上村さんと汲田さんは一昨日モシリバに宿泊して今日は標茶から舞い戻ってきたそうだ。

彼らの行動を聞いてすんごいハードな行程に俺もビックリ。根室までエスカロップ食べにいくのに花咲駅方向まで行っちゃったり(カーナビにセットしたら指示されたらしい。でも方向が全然別じゃん!)、野付半島で打ちあがったホタテを食べたり(腹壊すよ!)かなりリスキー!それに網走湖まで行ってワカサギを釣ってきたそうで食卓にワカサギの天ぷらやから揚げが登場。俺も少しおすそ分けしてもらっちゃった。ご馳走様でした!

SさんとFさん、中村さん夫妻と談笑していたんだけど、途中上村さんと汲田さんが消えちゃった。あの行程を考えるとかなり疲れたんだろうね、ちょっと部屋で爆睡していたらしい。23時頃だったか上村さんと汲田さんが突然乱入?実はそろそろお開きか?って時間だったんだけど、延長して気が付いたら深夜1時30分になっちゃった。

あれれ!寝なくちゃ!ってんでベットに入ってお休みなさ〜い!
12月31日
昨日遅くまで談笑してしまったからってわけじゃないけど、起床したのは8時過ぎ。あれれ?よ〜く寝てたもんだ。
ゆっくり朝食を摂ってしばらくマッタリする。さ〜て今日は何処いこうかな?って考えるんだけど行く場所がない。養老牛温泉の日帰り入浴も考えたんだけど、

「何だか無性に牡蠣が食べたくなった。」んじゃ厚岸いくかな?って思い上村さんと汲田さんにも声をかけてみる。彼らは昨日までリスキーな行程を走って来たんだろうからドライブに誘ったんだけど他の場所を廻るらしい。
これと言ってルートは決めていないけど、ショートカットして中標津を経由して厚岸に向かう。ショートカットする道沿いにメロディーロードがあるんだけど除雪していないから、全く意味がない。でも明らかに何台か車が走ったであろうワダチの跡がる。

まさか誰か走った訳じゃないだろうね!まさかねえ〜!絶対音なんて聞こえないよ。

中標津で時間をとり国道をひたすら走る。茶安別から厚岸まで道道を走っていく。大田屯田兵の跡地ってそばを通るんだけど、大晦日じゃ絶対見ることはできないだろう。だからパス。んでもって国道44号の交差点で、俺の走ってきたルートが再認識できた。「へ〜ここに出るのね。」
国道を走らず直進して厚岸駅に到着。まずはここで軽く休憩。駅の待合室に行ってみたものの、本日は駅弁のかきめしは売ってないんだそうな!

「まあ〜大晦日じゃねえ〜仕方がないよ。」厚岸駅は特急すら走っていないローカル線だもんね。

それはそうと昼食を食べたいけど、、、お店が見当たらない。ここまで来てただの蕎麦じゃ悲しすぎる。駅前通りを走ってみたものの、それらしいお店は見当たらない、、、。仕方なく道の駅に行ってみたものの、今日はお休み。(多分年末年始だから明日もでしょう!)
結局駅前に戻ってまずは生牡蠣を買い求めた。そこそこの大きさなんだけど結構安い。まさかノロウィルスの影響?んなわきゃないか!
これはこれで、帰ってからモシリバで焼いてもらおう。そう思ったわけ!(中村さんゴメンナサイ!)

「んでは〜〜牡蠣を食べるぜぃ!!」って市街をゆっくり走ってみても、、それらしきお店はみあたらず、、、結局いつもの

「セイコーマートでパンを買って食べるはめに。」何だか情けないな〜なんで、ここまで来てパン食わにゃならんの!さっきの蕎麦屋に行けばよかった、、、。
厚岸大橋を渡って道道123号線、通称北太平洋シーサイドラインを走る。昨日走ったのは同じシーサイドラインでも厚床から根室までのルート。このまま進めば根室に向かうことになる。やがて琵琶瀬展望台へ到着。

「あ!川が凍っていない。久々だな!こんな雄大な湿原は。」ここは何時来ても美しいと思う。寒いのが辛いけど、、。
遠くには霧多布大橋が見える。

「あ〜遠そうだな〜!あそこまで行くんか〜!」でもそこまでは行かなけりゃならないんだもん。その大橋を渡って霧多布市街へ。
霧多布の岬には到着したものの風が強くて岬先端まで行くのは断念。裏道から海岸線に出ると小松牧場に到着。ここで俺の大好きなフルーツ牛乳を飲んで行こうか?って思ってお邪魔する。はたして誰かいるかな?と思っていると牛舎からおじちゃんが出てきた。

「すいません、今日牛乳売ってます?」って話をすると快く冷蔵庫からフルーツ牛乳を持ってきてくれた。

「その場でゴクゴク飲んでいく。んん〜やっぱり美味い!」そのまま帰るのも何かな!
今日もモシリバに泊まるんだし皆さんにおすそ分けでもしてみようか!ってんで

「ビン代払いますんで持ち出しで売ってください」ってお願いするとビン代サービスで売ってくださった。なんてありがたいんだろう。ビン代なんてたかが知れているけど、

「もう、戻って来ないんでしょう?でもいいよ!持ってって!」ってありがたいお言葉に感謝感謝!!!!
このまま別海市街には戻らず、根室方面に進む。途中ムツゴロウ王国の看板が、、、、。
「あれ?まだあったんだ。もうなくなっちゃったかと思っちゃった。」

もっとも、ここがテレビで出てくる場所ではなく、テレビで放送される王国は中標津町にあるムツ牧場なもんだからムツゴロウさんがいる訳ないね。どうやら立ち入り禁止の看板があるんだけど、
「ちょっとダメもとで進んでみようか!誰にも発見されませんよ〜に」って走っていくんだけど、悪いことは出来ないもんで200mも走ると急な下り坂のミラーバーンが現れた。

「あちゃ?このまま進んだら多分脱出不可能かもしれないなあ〜!でも転回する場所も無いしなあ〜。」結局アイスバーンの道をバックで戻るハメになってしまった。
尾岱沼まで来た時に、朝 Sさんが野付温泉の話をしていたことを思い出した。そうだ!温泉もいいなあ〜ってんで入浴することに。夕暮れも近くなってきたんで地元の方も多いかな?って思ったんだけど、予想的中!

まず、そこそこ駐車している車が多い!!入場料は自動券売機で購入するんだけど、脱衣所で空いている籠は二個しかなく20名ほどの籠が使用中。お風呂は、そんなに大きい訳ではないけどユックリ入る事が出来た。俺も知らなかったんだけど、ここ浜の湯は2種類の源泉が引いてあるそうだ。

まずは奥にあるナトリウム塩化物泉って書いてある浴槽に。傷口が少しピリピリする。源泉かけ流しなんだけどちょっと熱いので加水してあるそうだ。ちょっと口に含んでみると「しょっぱい」なるほど!ナトリウム泉だけあるね。
シャワーで体のお湯を流しきったあと今度はもう一つの浴槽へ。こちらはアルカリ単純泉だそうで、温泉フェチじゃない俺だけど、さっきの浴槽と違ってからだがスベスベするのが判る。

ノンビリするつもりが、さらに入浴する人が入ってきて、何だか入れ食い状態。なんだか俺も「いけすの鯉」みたい。露天風呂にも行きたかったんだけど、こっちも満員。これじゃ無理だ!ってんで諦め服を着て休憩所でテレビを見ながらうたた寝。

体がポッポポッポして気持ちがいい。十分休んで出発する。もう真っ暗になってしまった。そうか、今日は大晦日だから、早めに風呂入ってから年越しソバでも食べて紅白歌合戦でも見ながら年を越すご家族が多いのかな?って勝手に想像しちゃった。それに、今日の浜の湯は5時までの営業なので、それもあるのかもしれない。

何だかんだで18時過ぎにモシリバ到着。中村さんが出迎えてくれたところで、
「昼に買った牡蠣を焼いてくださ〜い!」ってお願いしておく。俺の分だけじゃなく皆さんや中村さんの分も買っておいたので十分間に合うはず。で、レンタカーの人は、名古屋からの服部さんグループ。

「あれ?釧路からのバスじゃなかったんだ!」それに今日は飛び込みのお客さんが泊まるとのこと。俺とSさんのベットの部屋に別に仕切りを作ってあった。もう風呂には入って来たんでスエットに着替えてリビングでさらに爆睡!何だかみょ〜に眠い。

途中目覚めて玄関でタバコを吸っていると今日連絡を入れたという方が見えられた。軽く挨拶をすます。この方は山本さんといって過去にモシリバを利用したことがあったそうだ。今日は開陽台方面にいて、モシリバに連絡を入れたら泊まれるとの事で見えられたそうだ。

やがて服部さん達が2階から降りてきて「お久しぶりで〜す!」ってご挨拶。上村さんと汲田さんも戻ってきて夕食となる。SさんとFさんはまだ戻ってこないけど先に食事をいただく。んでもって牡蠣をみんなに振舞う。(もちろん振舞ったのは中村さんなんだけど、、、、俺は買ってきただけ。)俺も牡蠣は好きだけど皆さんに評判が良かった。

ちょっと遅れてSさんFさんも戻って夕食。代わりに上村さんと汲田さんが「熊の湯」へ行ったらしい。

「うっそ〜リスキー&ワイルド!」今晩は山本さんも含んでの10名での年越しの談笑。NHKの紅白歌合戦を見ながら時間が進む。21時前だか上村さんと汲田さんが戻って来た。上村さんは疲れているはずなのにみょ〜にテンションが高いなあ?彼がいると話が面白いんだもん。これぞ若いからこそできる芸当なのかな?なんちゃったりして。

なんでも、さっき行った熊の湯に入浴していたら、管理されている長の方と一緒になったらしい。ただでさえ熱いのに、言わなきゃいいのに

「今日はちょっとヌルイですね!」なんてほざいたそうな!鶴も鳴かずば討たれまい、、、じゃないけど、長のかたの心証を悪くされたのか、め〜いっぱい熱くされたそうな!かなり我慢したそうだ。思いっきり大爆笑!言わなきゃいいものを!!!

そうだ!風呂上りだからって訳じゃないけど、買ってきた小松牛乳を飲ませてあげよう。皆さんこれも評判良かったみたい。汲田さんと中村さんの奥さんに大好評だったのには驚いたけど。

行く年来る年を見て、この映像はどこだ?ってクイズもどきの事をやりながら、Sさんが買ってきたスパークリングワインで年越しを乾杯!

「明けましておめでとうございます!」ってんで日付が変わってから解散。そして就寝する。お休みなさい!
1月1日
かなり爆睡していなのかな?Fさんの

「おはようございま〜す」で目覚めた。んん?寝坊したかな?って携帯電話をのぞくとアラーム時間よりちょっと前。かえってありがたかった。少しでも早く目覚めればそれに越した事ないもんね。昨日の夜に空を見上げた時、星がクッキリ見えてたので絶対初日の出は見られると確信しながら就寝しただけあって、外を見上げると、、、、

「んん〜これだよ!待ってました。」まずは皆さんでご挨拶!
日の出までちょっとリビングで待ちながら時間を潰す。そういえば上村さんと汲田さんは6時前にモシリバを出発したそうだ。彼らは多分斜里岳をバックに初日の出でも拝むことになるんだろうか!

室内でもいいけど、ちょっと外で見てみようか?と思い車でちょっと出動。途中でデジカメを構えてみようと思うんだけど、

「あちゃ〜動かない!何だよ!こんな時に、、、、。」仕方がない予備の写るンデス出動!望遠があるわけじゃないし、ピントだって判らないから運まかせ。
「メッチャクッチャ悲しすぎるっす!このために来たようなものでもあるのになあ〜!」まあ、今回が最後じゃないからまあ〜いいか!

8時前に朝食。中村さんの作ったお雑煮は美味しい。みなさんで頂く。そんな中で
「上村さんと汲田さんは無事走っているかな?〜」って会話。だって昨夜12時過ぎまで起きているのに朝5時過ぎに起床なんて辛すぎるんじゃないのかな?って思ったから。
「まさか居眠り運転して、畑とか突っ込んでいなければいいけどね!」な〜んて話まであっちゃった。
でも俺も食べたらすぐ出発しなければならない。そう、今日帰るんだけど、飛行機が女満別12時20分発だから11時過ぎには空港に到着しておきたいからだ。
荷物をまとめてから着替えてみなさんに挨拶して8時45分には出発。ちょっと忙しい!車で出発する時みなさん手を振ってご挨拶に感謝。またお会いしましょうね。そう心に思って帰路につく。

薫別トンネルを抜けて古多糠地区を走ってショートカット。

「いや〜みごとなアイスバーンじゃ、あ〜りませんか!」でも絶好のロケーション。但しエゾジカが出そうな雰囲気なんでちょっと速度を落として走ろう。エゾジカは発見したときには遅いからね。バコ!って衝突したくないから。
その後国道244号線に入り根北峠を走って今回初めてオホーツク、知床方面を走る。年末はオホーツク海沿岸はドカ雪で飛行機、列車とも運休していたっけ!でも今日は全道的に快晴だろうから問題はなさそうだ。国道だからという訳じゃないけど、雪が全くな〜い。伊茶仁の交差点から10kmの直線の道は信号もなく快適。

しかし峠にさしかかるとアイスバーンが登場!とは言っても走りにくい訳じゃなく一気に峠を通過。峠の駐車場で何台かの車が止まっていたけど、何のグループなのかな?まさか冬登山じゃないよね?
晴れているから越川橋梁も奇麗に見えるけど、ちょっと先を急ぐんでパス。
ちょっと休憩を兼ねて北浜駅へ。

お店がやってる訳じゃないけど時刻表を眺めてみると5分ほどで「快速しれとこ」がやってくるそうだ。ならばちょっと待ってみよう。遠くからライトを点灯した列車がやってきた。キハ54という見慣れた列車なんだけど、元旦なのに明らかに観光客が乗車している。この人たちはどこいくんだろうか?って思う。
列車が去ってから展望台に上ってみる。遠く斜里岳が奇麗だこと。それに海岸線が目の前だから、もしも流氷が押し寄せてきたらダイナミックな景観が広がるんだろうな!流氷が来た時にでも見てみたいもんだ。

気まぐれなデジカメも復活したみたいなのでパシャ!って撮影。でも何枚か撮影していったらやっぱり壊れた、、、。
お店がやっていたとしてもコーヒーを飲んでいる時間はないから、そこそこ出発する。そしてついでじゃないけど藻琴駅も散策。ここもお店は休み。そりゃ元旦から営業しているわきゃないよね。
あえて裏道を通る訳じゃなく国道沿いに網走から女満別へ。
最近女満別町と東藻琴村は合併して大空町となったんだけど、2年経つ今でもカントリーサインは出来ていないのかな?いまだに国道沿いにはデカデカと「大空町」と「OzoraTown」の表記の下に旧女満別町のカントリーサインが残されている。
「道の駅めまんべつメルヘンの丘」手前にあるメルヘンの丘で写真撮影。昨年ゴールデンウィークの時は土だらけだったけど、今回は白銀の世界の光景が広がった。ここまでくれば10分ほどで空港に到着する。

今日は偶然にも空港脇でセルフのスタンドが営業していた。ラッキー!さすがに美幌往復しちゃ30分じゃ戻って来れないもん。

ガソリンを満タンにしてレンタカーを返却。係員の方にセルフスタンドの話をすると昨年7月に開業したそうな。そ〜か、だから俺も知らなかったんだ。今度は便利になりそう。
搭乗手続きでクラスJに無料アップグレードしてもらって、お土産を機内預けして身軽になってロビーで待つ。今日はそこそこ利用者がいるみたい。

確か昨年はガラガラだったはずなんだけど、特割の効果なのかな?到着便が遅れたために、出発も約10分ほど遅れて出発。

あ〜今回の北海道もラストに近づいたなあ〜って思う。窓際をリクエストしたんだけど時すでに遅し。通路側だったのでひたすら寝るに限る。でも飲み物サービスでは行きに搭乗した時飲んだホットココアをオーダー!んん美味い!
定刻より10遅れて羽田に到着。バス降機じゃないけど5番ゲートなんてメッチャ遠い場所!女満別到着便は折り返し岡山に飛ぶらしい。機内預けは滅多にしない俺なんだけど、今回は空港でタラバカニを買ったんで荷物受け取りで多少待つ。

ベルトコンベアーが動き始めて、、、、ラッキー!俺のは2番目に出てきた。やっぱりJALグローバルクラブのおかげかな?でないと何時荷物が出てくるか判ったもんじゃない。他のお客さんゴメンナサイね!

とは言っても到着が遅かった影響で乗りたかったバスは出発した後!あちゃ〜!!まあ〜空港内でゆっくり昼食摂ればいいか!ってんでゆっくりカレーでも食べて次の高速バスを利用し帰路につく。

長かったようで短かった北海道旅行でした。
編集後記
今回は冬季にしては珍しい4泊5日の旅行というちょっと長めの旅行でした。今回もたくさんのかたのふれあいの中楽しい旅行を行うことができました。また来年の年越しもモシリバで行いたいと思っています。

長い旅行記をお読みくださり、有難うございました。
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