ナビの北海道旅行記2009 パート1
早いもので、2008年もあと数日を残すだけとなった。んん〜俺的には今年は何か変化っていうものがあったかなあ?って思ってみるものの、即答できるほどのことはないみたい。

まあ〜今 生きてるんだから、それを謳歌すればいいじゃん!!ってのもアリかな?

さてさて、相変わらず年末は北海道を楽しんでいる俺!当然ながら道東をメインとしているけど、時には他に足を伸ばしてみるのもいいかもしれない。

そうだ!!10年ぶりに宗谷岬でも行ってみようか?ただ、宗谷岬って簡単に言っても夏じゃないから、ちょっとシンドイ。冬の厳しさを知ってる分レンタカーでフルに廻るのは辛いだけかもしれない。


そこで、一旦旭川に出て列車で稚内に向かいそこからレンタカーを使用すれば若干だけど疲労も少なくてすむかな?
そんな画策をした旅行が始まっていきます。
12月26日
羽田空港へ行く時に利用するモノレールの浜松町駅。俺って偶然じゃないんだろうけど、い〜つも16時過ぎにホームに立っているなあ〜。
でも夏と違って暗いだけではなく、やたら寒い。もっともこれからは さらに寒い場所にいくんだから覚悟をしなければならないけど、、。

まだ会社が終わりって人は少ないからなのか?思ったほどの人もいないみたいで、同じようにカジュアルな人たちも少ない。もっとも今日から休みなんて人もなかなかいないか、、、。
モノレールも多少の空席を残して空港快速は羽田空港へ向かっていった。

途中、大井競馬場のライトアップを眺めるものの、あまり客はいないみたいに見える。いやいや、ナイター競馬だからこれからか!な〜んて思いながら一気に空港第一ビルに到着。空港快速は浜松町を出ると次の停車駅は空港第一ビルだから、ボ〜っとしていると人の流れを気にすることなく乗車できるのが便利だ。
JALグローバルクラブカウンターでチケットを発券して保安検査を通過すると、30分程度しか時間がないんだけど、サクララウンジでひとときを過ごす。そう言えば今回ちょっとした用があってモバイルパソコンを持参していたんで、保安検査もパソコン取り出して面倒くさかったなあ〜!
今日は旭川空港からバスに乗ってホテルに直行する。車に乗ることはないので、生ビールで一人乾杯。やっぱりタマラン。

今日午前中から気になっていたんだけど、低気圧が北海道沖でモーレツに発達して、軒並み午前の千歳便は欠航が多かったっけ!午後になってからは、ほぼ定刻に出発していったみたいでまずはよし!だけど電車の中では常に携帯で出航状況を確認していた、、、実はちょっとビビッていた。マジ飛ぶよねって!
今日搭乗する旭川行きは18番ゲート、、、、。これってサクララウンジからはめっちゃ遠い。20分前にはラウンジを出てゲートに。でも、俺ってJALグローバルクラブの恩恵なのか、大体81番台って優先座席があって一番前をチョイスできるからギリギリでも他のお客には迷惑かけないのが嬉しかったりして??

出発したものの多少離陸渋滞があって、タキシングで15分ほど遅くなったんだけど無事離陸。あとはお決まりの退屈タイム。関東地方の夜景はとっても綺麗だったんだけど、いつの間にか雲の上。
暫く寝ていたんだけど、時計をみても、、、あれ?到着の時間なのに、、、いつになっても着陸する様子はない、、、。
あれれ?30分以上余計に飛んでいますけど?って思ったんだけど、どうやら滑走路の除雪かなんかで着陸の許可が下りないらしい。

8時過ぎようやく着陸態勢に入って、無事地上へ、、、。あ〜辛かった!!って言うか飽きちゃった。
誘導路を見てみてもライトの標識がなければ、何処がコースだか判らないほどの雪だった。へ〜良かったなあ〜条件付フライトでなくて、、、。下手に羽田に引き返されたらシャレにならん。
ここからはバスに乗って旭川駅まで。このバスが満席状態。俺って久々に補助座席に座るハメになってしまった。無理しなければ続行便があるらしいけど、、何時くるのか判らないから乗車しちゃった。
いや〜久々にみる雪景色。これから暫くは俺もお世話になるわけだ。

結局気が付けば21時過ぎに旭川駅に到着。んん〜予定より1時間オーバーじゃん。運がよければNHKの篤姫の総集編でも見てみたかったのにな。
今日泊まるホテルは旭川駅前のターミナルホテル。明日の列車の事を考えて駅に併設されたホテルをチョイス。これならば明日早朝から雪が降っても傘の心配もないし、、、。

夕食を摂っていないので、駅中のコンビニでオニギリとパンを買ってからチェックイン。これってちょっと悲しかったりして。部屋は暖房がガンガン焚かれていて暑いくらい。そんな中で軽くシャワーを浴びて夕食タイム。多少のテレビを見るものの番組に興味がないので寝ることにしよう。もっとも明日は5時に起きなければならないから、、。zzzzzzzzzzzzzz
12月27日
5時過ぎに起床。すっごく眠いっす!覚醒を促すために朝シャワーを浴びてお茶を飲み出発までのひと時を過ごす。外を見ても真っ暗。テレビだって見るものもなし、、、。つまんないので5時40分ほどでチェックアウト。

こんな時間でもフロントにはクルーがいてくれて助かる。一応追加料金はないんだけど、LANケーブルを返却しなけりゃならなかったから。会計を済ませて駅へ。

まずは駅中のコンビにでも、、、ありゃりゃ!やってねーじゃん!そうだった、、、昨日買っておいたパンを1個でも残しておくべきだった!やば〜!こりゃ途中で腹へるな〜!!
これから乗る列車は3番線から発車する普通列車の稚内行き。終点の稚内まで約5時間半もの間列車に揺られる訳。んなわけで、昼過ぎまで固形物は食べられそうにないけど、、、、諦めるか、、、。

自動販売機で缶コーヒーと、つつましいけどコーンスープを購入。列車の中へ。このコーンスープが朝食の代わり、、、。
列車は定刻に出発。年末だから「青春18切符」族でもたくさん乗車しているかなって思ったんだけど、10名ほどの乗客を乗せていただけの閑散とした車内だった。

車窓を楽しむって言っても周囲は真っ暗だし、何処を走っているのかすら判らない。そのうちウトウトしてきた。途中で目が覚めると塩狩駅。ここらへんも豪雪地帯で有名だね。この近くの塩狩峠では小説にもなった有名な峠がある。

小説になったのはSLで牽引された客車の連結器が外れて逆走、、、、命をかけて車両を止めた鉄道員の事故を記録化していて実にいたましい。こんな事は2度と起こってほしくない。
さらに列車はすすんで名寄へ。今まで人の移動がなかったんだけど、半数以上の人が降りてしまった。

ここで列車番号は321Dって番号から4325Dって列車に変わる。運転士も変わってここから乗車した人も5人ほどいたんだけど、美深に到着する頃には殆ど下車してしまう。これって寂しいなあ。
9時前に音威子府駅に到着。俺って旭川から乗車すること3時間も乗車しているんだなあ〜。結構、乗り鉄ではある俺だけど、腹は減るし、車窓は雪だらけで面白くないし、、、。ありがたくないことに列車は2番線に到着。実に不便。猛吹雪のなかを橋を渡って改札口へ。乗ってきた列車の後部は巻き上げられた雪がこびりついて、運転席も真っ白。

列車は再度列車番号が4325Dから4327Dへ変わって稚内を目指す。この列車番号がコロコロ変わっていくのは、途中雪害などで運行不能や大幅な遅延が発生となった場合、当該車両を途中で運行打ち切りをして、名寄なり音威子府なりから始発列車を新規に運行できるような措置なのかもしれない。でないと名寄の手前で運行不能となった場合、稚内までの長距離を運休すれば、生活に影響するからかもしれないもんね。
もっとも当該車両に乗車している俺にはたまったもんじゃないけど、、、。まあ打ち切られた場合、後続の列車に誘導されるのかな?だったら早朝から行動しているのはムダになるけど、、、。

特に音威子府では時間調整の意味も含めて22分も停車している。ここでは鉄には有名な音威子府蕎麦の駅そばがある。知る人ぞ知る「真っ黒い蕎麦」。しかしこの時間に駅そばは営業はしていないだろうと思うので、生そばを売っているお店まで行って購入してこよう。
いや〜大変だわさ!レンタカーでなくって正解かな?でも、これからお世話になるんだけどね、、、。

待合所では案の定、駅そばは営業していなかった。9時30分に開店するはずなのに、開店準備もしていないってことは、今日は休みかな?ここの駅そばは不定休なんだそうで、、、。

俺はリックサックとパソコンバックを抱えて駅前通りへ。やっぱり温かい蕎麦は食べてみたかったんだけど、めぐり合わせはできないのは確定しているから、蕎麦そのものを購入していこう。
駅前通りを出て、国道沿いにある宇佐美商店さん。ここで朝早くから生蕎麦を売ってるらしいことは、事前にリサーチしておいたんだけど、駅から100m程しか歩かないのに、猛吹雪の中傘もささずに俺って真っ白け。いや〜キツイこと。

駅で食べられないのならばモシリバで作ってもらおうかな?ってんで、生蕎麦を何本か購入。他にも送りたい友達の分もあるんだけど、あとで分ければいいか!お店は、年越しソバの準備なのかいそがしそうだった。「蕎麦のつゆ」もください!って言ったら「裏のケースにあるから勝手に取って!」だって、、、。その内、マイカーで来たお客さんも増えてきて賑わっていった。

またまた駅まで真っ白けになって歩いていく。どこが車道で歩道なのか判らないじゃん。たった100mほどの距離がこんなに辛いなんて考えたこともなかった。
吹雪の中、橋を渡って列車に戻って やっと一息。時間がかからなければ、ホーム反対側で稚内発札幌行きの「スーパー宗谷」がいたはずなんだけど、、、もう とっくに発車したあとだった。
んん〜写真撮影できなかったか!と言うより、こんな吹雪の中正確なダイヤで運行しているJRの信頼度に感服!

俺を含めて3名だけの乗客となった稚内行き普通列車は何事もなかったかのように定刻に音威子府を出発。このまま稚内まで行くのかと思ったら、、、何と豊富駅で最後の乗客が下車。
んん?これって俺の貸切列車っすか?
どこの座席を座ろうが俺の好き放題じゃないっすか!いや〜嬉しいなあ〜!

車内は暖房が焚かれて暖かいんだけど、何となしに人の交流が途絶したような感じかな?
運転手が人間でよかった〜なんちゃって。途中、抜海地区で宗谷本線では唯一オホーツク海を望める場所を通るんだけど、暴風で海すら見ることができなかった。晴れていれば利尻富士が見えるそうなんだけど、実に残念だなあ。
南稚内で数人の乗客を拾って終点の稚内駅へ。んん〜ほぼ10年ぶりの稚内。でも駅そのものは昭和62年以来だから実質24年ぶりかあ〜

ここまで来たならば最北端の碑を撮影せねば!!!旅行者ってのは、さっきまで乗客は俺一人の貸切だっただけあって写真を構えてウロウロしているのは、やっぱり俺一人だった。
他の乗客は、そそくさと改札口へ向かってしまった。駅員さんが無言で「早く来いよ〜」って目をしているんだけど、しばらくお待ちくださいね!なんちゃって!

はるか昔、俺が列車でここまで来るなんて想像したであろうか?俺の嗜好も変わったもんだなあ〜。旭川からの切符に無効印を押してもらって駅を出る。風が強くって吹き上げる雪が視界を遮る。はあ〜ここからレンタカーっすか!何だか疲れそう。
まずは折角の稚内駅なので、記念の入場券を購入。ついでじゃないけど、夏に一緒にツーリングした福岡の高さんの分も購入しておこうか!

そのあとお腹が空いたので昼食タイム。実は改札口出てから、鰹節のにおいがプ〜ンっと匂って来ていた。こりゃたまらん。だって昨日寝る前にコンビニの弁当を食べて以来約12時間以上も何も食べていないんだもん。

その臭いの原因が駅そば。人の喧騒が少ない分、においがとっても胃袋を刺激する。
で、天ぷらそばをチョイス。390円ってリーズナブルな料金だけあって決して量は多くないけど、美味いっす!とっても美味いっす!。めっちゃ濃い鰹だしの汁がポイントだわさ。まさに俺好み。

ところで、今日の稚内は暴風雪警報が発令されているんだそうな、、、。そんなんで礼文や利尻方面のフェリーは全便欠航なんだそうだ。多分飛行機も欠航でしょうとのこと。なるほど、、、だから待合室は静かだったんだ。でも、そんな状況でも駅そばやキオスクは営業しなくてはならないのが大変だなあ〜!って思う。
俺って今度いつ稚内駅に来るかは判らないけど、こんな美味しいお蕎麦を食べさせてくれる駅そばはいつまでも営業して欲しいって思った。
 食後、落ち着いてからレンタカー会社に電話をして送迎を依頼する。10分程度で来るそうだ。最初はタクシーで行こうかなって思っていたんだけど、電話を入れたら迎えに来てくれるってんでちょっと甘えさせてもらった。

送迎車に乗ってレンタカー事務所へ。んん?ここってスバルの営業所じゃないすか?聞くと、何でも間借りしているんだそうな。それじゃタクシーに乗っても迷うかもしれなかったなあ〜。一通りに書類の記入を済ませて、今回初めてレンタカーの旅へ!いざ出発!!係員に

どちら方面に向かわれるんですか?」って聞かれたんで
納沙布岬方面まで!」って言うと
あ!近くですね!」ってほざくんで
いえノシャップじゃなくて納沙布です!」って言い返すと
え?マジですか?」ってビックリされちゃった。
確かに稚内から根室の先の納沙布岬まで、こんな真冬にレンタカー使うバカは俺くらいでしょう!
 
さ〜て行こうか!と思ったら、借りた車はエンジン掛かっていなくって寒いのなんの!おまけにフロントガラスが凍っていて、すぐには出発できそうにない。

15分もの暖機運転ののち、やっとこ出発。しかし、視界が悪い。んん〜最初からこんなシュチエーションですか!嫌になりそう!

途中市内の郵便局にて自宅を始め お友達に音威子府の蕎麦を送っておく。これで年越しソバには間に合うかな?茹でたら真っ黒い蕎麦にビックリされちゃったりして。
そこから10分程度でノシャップ岬へ。車から降りると

アンギャ〜オ!#&$$&$Q’ざむ〜い!!


強風で寒いというより風が痛い!海は思いっきり時化ていて荒々しい。これじゃフェリーが欠航するだけのことはあるかなって感じさせられた。でもって雪が吹き荒れているんだけど、風が強すぎて積もるどころが流されてるみたい。俺だって前かがみでないと立っていられそうにないもん。
当然お客なんかいるわけない。独り占めできるノシャップ岬なんだけど3分といられなかった。

すぐ車に待避!!あ〜死ぬかと思った!
ちょっと南下して日本海沿いに走ってみたものの、、、やっぱり利尻島は見られそうにないみたい。一応冬の利尻富士を見てみたいってのも目的でもあったんだけどなあ〜!それなのに、、、。
稚内市内を経由して宗谷岬へ。市内は圧雪アイスバーンだったんだけど、海岸線に入ると暴風雪であっても、その強風が道路に降り積もったであろう雪までも飛ばしてくれるので、若干視界は悪いけど安定した速度で走ることができる。

途中稚内空港のそばを走るんだけど、、、、多分今日は欠航なんだろうなあ!
そんなに不安感もないまま宗谷岬まで行く事が出来た。
やっぱ!寒いっす!めっちゃ寒いっす!

ただ、ノシャップ岬と違うのは、めっちゃ寒いはずなのに旅行者がいるみたい。こんな時期にカメラ抱えている奴なんて地元の人じゃ考えられないもん。
年末だし、こんな天気じゃ売店だって営業はしていない。夏だったらたくさんの観光客がいてお店が開店していて土産の物色している光景もあるだろうけど、現実はとても寂しい。有名な最北端ってお店ですらお休み。まあ、そんなもんでしょう。
今日は、これといったプログラムは想定していない。あとは紋別のホテルに向かうだけ。と予定は組んだものの、、、これがめっちゃ遠い!

ちょっとでも内陸に入れば地吹雪だし海岸線に出れば強風でハンドルが取られるし、、。猿払村付近のオホーツクラインはブリザードが吹き荒れる日があるというけど、、、、まさか今日は違うでしょうね!
さすがに気合が入っていても現実を体験していれば、嫌でも瞳孔が開いたまま、、、。疲れてきた。浜頓別までおおよそ100kmを走破!結構走ったつもりでいたのに、浜頓別市街での紋別までの案内板を見ると、さらに120kmだって!

まじっすか!16時前だってのに周囲は暗くなってきた。あ〜単調だなあ〜景色は見られないし、、、いや真っ白な世界があるだけだし、、疲れてきたし、紋別は遠いし!!対向車もなければ、先行車後続車もいない。完全孤立状態。
枝幸町って表示を見ると多少 心に余裕が出てくる。もう少しで網走支庁の雄武町だ。道の駅「マリーンアイランド岡島」を左手に(多分、、、暗くて見えたもんじゃない!)通過する。いつだったかイナズマ号で休憩した道の駅だけあって紋別も もう少しだ。

といってもまだ50kmは残っているんだけど、、、。でも北海道にとって50kmってのは近くだから、最後に気合を入れて走ろう、、、、、、。しばらく走るとカーナビには日の出岬展望台なる表示が、、、、。そうだ、イナズマ号でのツーリングでは場所が判らないままスルーしちゃったんだっけ!なら、行くだけ行ってみようか!
雄武町のHPでは日の出岬の夕陽がとっても綺麗に掲載されている。今は真っ暗なんだけど、どんな感じなのか見てみたい。途中左折して展望台に到着。全く人気がないんだけど照明があってはいれそう入れそうなので、しばし散策。と言ってもダッシュして屋内に入るだけなんだけども、、。

これと言って楽しむものはなさそう。名前はラルーナって言うそうだ。やっぱり夕陽や名前の通り日の出には最適なのかもしれないけど、夜では意味がないみたい。そそくさと退散。
やっとの思いで18時30分頃に目的の紋別セントラルホテルに到着。いや〜地獄のようなドライブでした。シングルルームのオーダーだったんだけどツインルームにご案内。これって実にありがたい。

ここは大浴場があるのでチョイスしたんだけど、しばし足を伸ばして体を温める。サウナにも入って新陳代謝を促進させて夕食へ。
今日はホタテづくし御膳をオーダーしていたので、生ビールと併せて食が進む。ホタテのみそ汁、たたき フライ、刺身や鍋など、、、、俺ってホタテ大好きなんで、、見事に完食。

部屋に戻ってネットでメールを送ったりしたものの、、、、かなり疲れたのかな?22時過ぎた頃には睡魔が襲ってきて、、、さすがの俺も撃沈モード!zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
12月28日
朝にお風呂に入浴したくって6時過ぎに起床する。んん〜寝たような、、、寝足りないような、、。でも浴槽に体を沈めると、だんだん体も温まってきて覚醒していく。

部屋から見る紋別港越しのオホーツク海には ちょっとだけど陽射しが見えるんだけど、、、、期待したいものだ。
今日はちょっと画策していることがあるので、ホテルの朝食はちょっとだけ食べる。
9時前にホテルを出発。今日は弟子屈まで走る。とは言うものの わざわざ昨日走って来た雄武方面に進む。俺ってマニアックと言うか、、、昨日の日の出岬展望台に行ってみたくなった。真っ暗なままでは、何が何なのか?一切判らなかったから。多分それなりの展望でもあるんではないかな?って期待感もあったから。

とは言うものの、距離にして軽く30kmはあるなあ〜!でも、今日は弟子屈までしか予定していないから往復60kmは何とかなるでしょう!但し再度紋別まで戻ってくるまで多分2時間くらいかかるかな?しかし、昨夜はかなり気温が低かったのかな?道路はアイスバーンというより本当に凍っているんですけど、、。ハンドル切ろうが前輪が不安定だなあ〜!
約1時間ほど経って日の出岬に到着。昨日と同じで誰もいない。やっぱり時期外れだけあって貸切みたい。昨夜はめっちゃ風が強くて辛かったけど、今日はそれほどでもなさそう。で、入館、、、、、、、。景色は広がるんだけど、、あまり感動に浸れる場所ではないかな?

ガラスで覆われているので、極端に寒さは感じられないけど、荒涼としたオホーツク海が見えるだけで、ちょっと寂しい。けっしてメルヘン調には感じられない。
多分ここはパンフレットに掲載されていたけど、夏場の夕焼けが最高のシュチエーションかもしれない。それと あと数日で元旦を迎えるけど、初日の出や、流氷の接岸した時なんかが見頃かもしれない。目の前にキャンプ場も併設されているから、テントなんかを持参していれば夏の夕日なんか最高なんだろうな。

何時の日かの夏のツーリングのときにでも紋別に泊まって、夕陽でも堪能してみようかな?って感じさせてもらった。でも1時間もかけて来たんだけど、15分ほどの滞在だけで多少の写真を撮影しただけで退出。何だかなあ〜!
で、またまた1時間もの時間をかけて紋別へ。ここから単純に上湧別、遠軽、北見へと進めばいいんだけど、湧別に入る頃には いきなりブリザードが発生!さっきまでは多少の風はあったんだけど、こんな雪は初めて!!!

さすがにな〜にも見えない!こりゃ怖いわ!前方を走っているランドクルーザーがかろうじて視界に入るだけで、それ以外は何も見えない。夜じゃなくて助かったけど、かなり目の瞳孔が開いちゃったかな?すっごく疲れてきた。
このまま ず〜っと走らなければならないのかな?って覚悟をしていたんだけど、湧別から遠軽に向かう頃になると雪も風もおさまってきて 走りやすくなった。
遠軽では9月にコスモスを見に行ったけど、この時期に行っても何もないでしょう!赤胴焼きとかも前回訪問したから遠軽はスルーしていく。生田原付近まで来ると不思議なことに道路にはびこっていた雪まで少なくなってきた。と同時にすっごく睡魔が襲ってきた。んん〜眠いっす!

途中「チャチャワールド」を発見!今日から休みなんだそうな。んな訳で駐車場でちょっと仮眠!20分程度と思っていたんだけど気が付いたら爆睡しちゃって50分も寝ていました!ありゃりゃ!寝すぎじゃ〜ん。と思ったけど、今日の行程はゆとりがあるので問題はない
北見市内に入ると若干の厚雪ではあるけど陽射しが出てきて心地よい感じになる。それに、さっきたっぷり寝たし!そんでは昼食でも摂りますか。
北見と言っても ここは旧留辺蕊町。この先に目的地である「カルネ」なるお店に入る。レスト&カフェって書いてあるんで野郎一匹でも入れるかな?って思ったんだけど2人用のテーブルにご案内。

ここでは狙っていた「塩ヤキソバ」なるものをオーダー。最近 北見では町興しの観点からか北見ならではの「食」について議論が交わされたそうだ。北見では以前から「北見ラーメン」なるものが存在してはいたけど、どうしても札幌ラーメンや旭川、函館ラーメンと比較すると全国的知名度はない。そこで北見での食材にこだわった「塩ヤキソバ」を広めていこうということになったそうだ。
市内のレストランやラーメン屋、居酒屋など20数店で「北見の塩やきそば」を食べることができる。ただし 「北見の塩やきそば」というブランドを名乗るには条件があって、鉄板のお皿を使うこと、北見産のホタテや野菜を使用すること、麺は北海道産に限定すること、北見特産の玉葱を使ったスープを付けることなどなど これ以上にも条件があって、その条件をクリアすればお店独自の味付けで食べる事ができる。

さてさて20分ほど待って「お待ちどうさま!」って出てきた「塩やきそば」の味は、、、、めっちゃ うめ〜っす!こりゃたまらね〜っす!
あっさりした塩味にシャキシャキっとした野菜や焼き目の入ったホタテの美味しさと言ったら言葉がでない。別の意味で感動することができた。
アイスコーヒーで落ち着いてからお店をでる。30分程度の休憩のあと、「塩やきそば」のハシゴにチャレンジ!。実は、ホテルでの朝食の量を控えたのは、この計画があったから!

さっきの「カルネ」は普通のヤキソバ系だと思うけど、今度は中華料理系の「塩やきそば」を食べに「笑安記」(ショウアンキ)なるお店へ。

お店独自に味付けが違うだけあって、その違いも自分の舌で確認してみたい。もちろん「北見の塩やきそば」をオーダー。しばし待ってジュ〜ジュ〜音を立てて塩やきそばが登場、、、、。これも生ツバゴックン!ものです。
これも めっちゃ うめ〜っす!こりゃたまらね〜っす!さすがXO醤っす!
中華料理店だけあって、味付けはオホーツクの塩とXO醤が使われている。

つい30分前に同じものを食べたばかりなのに、、、、こんなのってアリ?って感じちゃった。
ただ、、、一気に2食を食べきるには辛い、、、、。それに油がきつくなってきて、完食するまでしばしの格闘。さすがに残すのは俺の流儀に反するもん。
ちょっと胃袋の消化を進めるために、ちょこっと散策しようと思うんだけど、、、寒くて歩く気になれない。ウインドショッピングでもしようかな?ってんで北見を過ぎてから端野にある「東武」なるスーパーに立ち寄る。

北海道らしい平屋の敷地はとてつもなく広大で散策するにはもってこい。年末だあって店内は活気に満ちていて結構混んでいる。

単に歩いているだけじゃ面白くもないから、俺も酒の肴みたいなポテトチップやらピーナッツやらを購入。多分モシリバで食べることになるかな。そんでもってセルフレジにチャレンジ。
セルフレジ?って思う人も多いかもしれないけど、ここスーパー東武では有人レジに併せてセルフレジがあって、そのシステムはって〜と、、、、、買い物を清算するときは自分でバーコードを機械に読み込ませ金額や商品名をモニターに表示させる。商品ごとにバーコードを読み込ませ最後に清算ボタンを押して現金を投入。お釣りとレシートが出てくるシステム。

これは画期的なシステムで関東圏や関西圏でも一部のイオン系ではあるらしいけど殆どお目にかかることはないみたい。またセルフレジ4台に係員が1名配置されていて、使い方の対応や万一の保安(万引き等)にも目を光らせている。俺も十分楽しませていただきました。ただ購入した商品が少なかったのが残念ではあるけれど、、、。
時間も16時を過ぎてしまった。今日は宿に向かうだけだ。美幌から美幌峠に向かう頃にはかなりの闇が支配してきて、かろうじて湖面が見える程度。これじゃ展望台に行くほどの状況ではないからパス。

峠を下って今日宿泊する予定の「鱒や」さんは限りなく近いはず。それならば川湯温泉のナイトイルミネーションでも見てこようか?ってんで一旦砂湯方面に進む。
温泉街は閑散としていて、ちょっと寂しい感じがした。寒いから歩いている人がいるわけもなく人気がないのは判るのだけど、年末なのに各ホテルや旅館は、18時前なのにもかかわらず「空室」ありの看板が目立つ。

イルミネーションは毎年変わっているそうで、今年は白色の電球が公園を覆っていて実に綺麗。来年2月にはダイヤモンドダストパーティーが行われるんだよね。俺も参加したことあったけどマイナス17度にはかなり辛かった。今回は車道から数枚の写真を撮って出発。

今日泊まる「鱒や」さんは俺は初めて利用する。そんなんで場所は判らないんだけど何とか無事到着。冷えた体をお風呂で温まり夕食。今日は常連さんお二人と三重から来たご夫婦と俺の6人みたい。ここって暖房は本物の暖炉を使用されていて実に温かい。情報交換ではないけど常連さんのお一人から釧路で花畑牧場の生キャラメルを売ってる情報をゲット。いや〜助かります。

22時前皆さんよりも先に就寝させて頂く。さすがに今日も疲れたもんね。zzzzzzzzzzzzzzzzzzz
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