ナビの北海道旅行記2009 | パート1 |
![]() まあ〜今 生きてるんだから、それを謳歌すればいいじゃん!!ってのもアリかな? さてさて、相変わらず年末は北海道を楽しんでいる俺!当然ながら道東をメインとしているけど、時には他に足を伸ばしてみるのもいいかもしれない。 そうだ!!10年ぶりに宗谷岬でも行ってみようか?ただ、宗谷岬って簡単に言っても夏じゃないから、ちょっとシンドイ。冬の厳しさを知ってる分レンタカーでフルに廻るのは辛いだけかもしれない。 そこで、一旦旭川に出て列車で稚内に向かいそこからレンタカーを使用すれば若干だけど疲労も少なくてすむかな? そんな画策をした旅行が始まっていきます。 |
12月26日 |
![]() でも夏と違って暗いだけではなく、やたら寒い。もっともこれからは さらに寒い場所にいくんだから覚悟をしなければならないけど、、。 まだ会社が終わりって人は少ないからなのか?思ったほどの人もいないみたいで、同じようにカジュアルな人たちも少ない。もっとも今日から休みなんて人もなかなかいないか、、、。 |
![]() 途中、大井競馬場のライトアップを眺めるものの、あまり客はいないみたいに見える。いやいや、ナイター競馬だからこれからか!な〜んて思いながら一気に空港第一ビルに到着。空港快速は浜松町を出ると次の停車駅は空港第一ビルだから、ボ〜っとしていると人の流れを気にすることなく乗車できるのが便利だ。 |
![]() 今日は旭川空港からバスに乗ってホテルに直行する。車に乗ることはないので、生ビールで一人乾杯。やっぱりタマラン。 今日午前中から気になっていたんだけど、低気圧が北海道沖でモーレツに発達して、軒並み午前の千歳便は欠航が多かったっけ!午後になってからは、ほぼ定刻に出発していったみたいでまずはよし!だけど電車の中では常に携帯で出航状況を確認していた、、、実はちょっとビビッていた。マジ飛ぶよねって! |
![]() 出発したものの多少離陸渋滞があって、タキシングで15分ほど遅くなったんだけど無事離陸。あとはお決まりの退屈タイム。関東地方の夜景はとっても綺麗だったんだけど、いつの間にか雲の上。 暫く寝ていたんだけど、時計をみても、、、あれ?到着の時間なのに、、、いつになっても着陸する様子はない、、、。 |
![]() 8時過ぎようやく着陸態勢に入って、無事地上へ、、、。あ〜辛かった!!って言うか飽きちゃった。 誘導路を見てみてもライトの標識がなければ、何処がコースだか判らないほどの雪だった。へ〜良かったなあ〜条件付フライトでなくて、、、。下手に羽田に引き返されたらシャレにならん。 |
![]() いや〜久々にみる雪景色。これから暫くは俺もお世話になるわけだ。 結局気が付けば21時過ぎに旭川駅に到着。んん〜予定より1時間オーバーじゃん。運がよければNHKの篤姫の総集編でも見てみたかったのにな。 |
![]() 夕食を摂っていないので、駅中のコンビニでオニギリとパンを買ってからチェックイン。これってちょっと悲しかったりして。部屋は暖房がガンガン焚かれていて暑いくらい。そんな中で軽くシャワーを浴びて夕食タイム。多少のテレビを見るものの番組に興味がないので寝ることにしよう。もっとも明日は5時に起きなければならないから、、。zzzzzzzzzzzzzz |
12月27日 |
![]() こんな時間でもフロントにはクルーがいてくれて助かる。一応追加料金はないんだけど、LANケーブルを返却しなけりゃならなかったから。会計を済ませて駅へ。 まずは駅中のコンビにでも、、、ありゃりゃ!やってねーじゃん!そうだった、、、昨日買っておいたパンを1個でも残しておくべきだった!やば〜!こりゃ途中で腹へるな〜!! |
![]() 自動販売機で缶コーヒーと、つつましいけどコーンスープを購入。列車の中へ。このコーンスープが朝食の代わり、、、。 |
![]() 車窓を楽しむって言っても周囲は真っ暗だし、何処を走っているのかすら判らない。そのうちウトウトしてきた。途中で目が覚めると塩狩駅。ここらへんも豪雪地帯で有名だね。この近くの塩狩峠では小説にもなった有名な峠がある。 小説になったのはSLで牽引された客車の連結器が外れて逆走、、、、命をかけて車両を止めた鉄道員の事故を記録化していて実にいたましい。こんな事は2度と起こってほしくない。 |
![]() ここで列車番号は321Dって番号から4325Dって列車に変わる。運転士も変わってここから乗車した人も5人ほどいたんだけど、美深に到着する頃には殆ど下車してしまう。これって寂しいなあ。 |
![]() 列車は再度列車番号が4325Dから4327Dへ変わって稚内を目指す。この列車番号がコロコロ変わっていくのは、途中雪害などで運行不能や大幅な遅延が発生となった場合、当該車両を途中で運行打ち切りをして、名寄なり音威子府なりから始発列車を新規に運行できるような措置なのかもしれない。でないと名寄の手前で運行不能となった場合、稚内までの長距離を運休すれば、生活に影響するからかもしれないもんね。 |
![]() 特に音威子府では時間調整の意味も含めて22分も停車している。ここでは鉄には有名な音威子府蕎麦の駅そばがある。知る人ぞ知る「真っ黒い蕎麦」。しかしこの時間に駅そばは営業はしていないだろうと思うので、生そばを売っているお店まで行って購入してこよう。 |
![]() 待合所では案の定、駅そばは営業していなかった。9時30分に開店するはずなのに、開店準備もしていないってことは、今日は休みかな?ここの駅そばは不定休なんだそうで、、、。 俺はリックサックとパソコンバックを抱えて駅前通りへ。やっぱり温かい蕎麦は食べてみたかったんだけど、めぐり合わせはできないのは確定しているから、蕎麦そのものを購入していこう。 |
![]() 駅で食べられないのならばモシリバで作ってもらおうかな?ってんで、生蕎麦を何本か購入。他にも送りたい友達の分もあるんだけど、あとで分ければいいか!お店は、年越しソバの準備なのかいそがしそうだった。「蕎麦のつゆ」もください!って言ったら「裏のケースにあるから勝手に取って!」だって、、、。その内、マイカーで来たお客さんも増えてきて賑わっていった。 またまた駅まで真っ白けになって歩いていく。どこが車道で歩道なのか判らないじゃん。たった100mほどの距離がこんなに辛いなんて考えたこともなかった。 |
![]() んん〜写真撮影できなかったか!と言うより、こんな吹雪の中正確なダイヤで運行しているJRの信頼度に感服! 俺を含めて3名だけの乗客となった稚内行き普通列車は何事もなかったかのように定刻に音威子府を出発。このまま稚内まで行くのかと思ったら、、、何と豊富駅で最後の乗客が下車。 んん?これって俺の貸切列車っすか? |
![]() 車内は暖房が焚かれて暖かいんだけど、何となしに人の交流が途絶したような感じかな? 運転手が人間でよかった〜なんちゃって。途中、抜海地区で宗谷本線では唯一オホーツク海を望める場所を通るんだけど、暴風で海すら見ることができなかった。晴れていれば利尻富士が見えるそうなんだけど、実に残念だなあ。 |
![]() ここまで来たならば最北端の碑を撮影せねば!!!旅行者ってのは、さっきまで乗客は俺一人の貸切だっただけあって写真を構えてウロウロしているのは、やっぱり俺一人だった。 |
![]() はるか昔、俺が列車でここまで来るなんて想像したであろうか?俺の嗜好も変わったもんだなあ〜。旭川からの切符に無効印を押してもらって駅を出る。風が強くって吹き上げる雪が視界を遮る。はあ〜ここからレンタカーっすか!何だか疲れそう。 |
![]() そのあとお腹が空いたので昼食タイム。実は改札口出てから、鰹節のにおいがプ〜ンっと匂って来ていた。こりゃたまらん。だって昨日寝る前にコンビニの弁当を食べて以来約12時間以上も何も食べていないんだもん。 その臭いの原因が駅そば。人の喧騒が少ない分、においがとっても胃袋を刺激する。 |
![]() ところで、今日の稚内は暴風雪警報が発令されているんだそうな、、、。そんなんで礼文や利尻方面のフェリーは全便欠航なんだそうだ。多分飛行機も欠航でしょうとのこと。なるほど、、、だから待合室は静かだったんだ。でも、そんな状況でも駅そばやキオスクは営業しなくてはならないのが大変だなあ〜!って思う。 俺って今度いつ稚内駅に来るかは判らないけど、こんな美味しいお蕎麦を食べさせてくれる駅そばはいつまでも営業して欲しいって思った。 |
食後、落ち着いてからレンタカー会社に電話をして送迎を依頼する。10分程度で来るそうだ。最初はタクシーで行こうかなって思っていたんだけど、電話を入れたら迎えに来てくれるってんでちょっと甘えさせてもらった。 送迎車に乗ってレンタカー事務所へ。んん?ここってスバルの営業所じゃないすか?聞くと、何でも間借りしているんだそうな。それじゃタクシーに乗っても迷うかもしれなかったなあ〜。一通りに書類の記入を済ませて、今回初めてレンタカーの旅へ!いざ出発!!係員に 「どちら方面に向かわれるんですか?」って聞かれたんで 「納沙布岬方面まで!」って言うと 「あ!近くですね!」ってほざくんで 「いえノシャップじゃなくて納沙布です!」って言い返すと 「え?マジですか?」ってビックリされちゃった。 確かに稚内から根室の先の納沙布岬まで、こんな真冬にレンタカー使うバカは俺くらいでしょう! |
![]() 15分もの暖機運転ののち、やっとこ出発。しかし、視界が悪い。んん〜最初からこんなシュチエーションですか!嫌になりそう! 途中市内の郵便局にて自宅を始め お友達に音威子府の蕎麦を送っておく。これで年越しソバには間に合うかな?茹でたら真っ黒い蕎麦にビックリされちゃったりして。 |
![]() アンギャ〜オ!#&$$&$Q’ざむ〜い!! 強風で寒いというより風が痛い!海は思いっきり時化ていて荒々しい。これじゃフェリーが欠航するだけのことはあるかなって感じさせられた。でもって雪が吹き荒れているんだけど、風が強すぎて積もるどころが流されてるみたい。俺だって前かがみでないと立っていられそうにないもん。 |
![]() すぐ車に待避!!あ〜死ぬかと思った! ちょっと南下して日本海沿いに走ってみたものの、、、やっぱり利尻島は見られそうにないみたい。一応冬の利尻富士を見てみたいってのも目的でもあったんだけどなあ〜!それなのに、、、。 |
![]() 途中稚内空港のそばを走るんだけど、、、、多分今日は欠航なんだろうなあ! そんなに不安感もないまま宗谷岬まで行く事が出来た。 |
![]() ただ、ノシャップ岬と違うのは、めっちゃ寒いはずなのに旅行者がいるみたい。こんな時期にカメラ抱えている奴なんて地元の人じゃ考えられないもん。 年末だし、こんな天気じゃ売店だって営業はしていない。夏だったらたくさんの観光客がいてお店が開店していて土産の物色している光景もあるだろうけど、現実はとても寂しい。有名な最北端ってお店ですらお休み。まあ、そんなもんでしょう。 |
![]() ちょっとでも内陸に入れば地吹雪だし海岸線に出れば強風でハンドルが取られるし、、。猿払村付近のオホーツクラインはブリザードが吹き荒れる日があるというけど、、、、まさか今日は違うでしょうね! |
![]() まじっすか!16時前だってのに周囲は暗くなってきた。あ〜単調だなあ〜景色は見られないし、、、いや真っ白な世界があるだけだし、、疲れてきたし、紋別は遠いし!!対向車もなければ、先行車後続車もいない。完全孤立状態。 |
![]() といってもまだ50kmは残っているんだけど、、、。でも北海道にとって50kmってのは近くだから、最後に気合を入れて走ろう、、、、、、。しばらく走るとカーナビには日の出岬展望台なる表示が、、、、。そうだ、イナズマ号でのツーリングでは場所が判らないままスルーしちゃったんだっけ!なら、行くだけ行ってみようか! |
![]() これと言って楽しむものはなさそう。名前はラルーナって言うそうだ。やっぱり夕陽や名前の通り日の出には最適なのかもしれないけど、夜では意味がないみたい。そそくさと退散。 |
![]() ここは大浴場があるのでチョイスしたんだけど、しばし足を伸ばして体を温める。サウナにも入って新陳代謝を促進させて夕食へ。 |
![]() 部屋に戻ってネットでメールを送ったりしたものの、、、、かなり疲れたのかな?22時過ぎた頃には睡魔が襲ってきて、、、さすがの俺も撃沈モード!zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz |
12月28日 |
![]() 部屋から見る紋別港越しのオホーツク海には ちょっとだけど陽射しが見えるんだけど、、、、期待したいものだ。 今日はちょっと画策していることがあるので、ホテルの朝食はちょっとだけ食べる。 |
![]() とは言うものの、距離にして軽く30kmはあるなあ〜!でも、今日は弟子屈までしか予定していないから往復60kmは何とかなるでしょう!但し再度紋別まで戻ってくるまで多分2時間くらいかかるかな?しかし、昨夜はかなり気温が低かったのかな?道路はアイスバーンというより本当に凍っているんですけど、、。ハンドル切ろうが前輪が不安定だなあ〜! |
![]() ガラスで覆われているので、極端に寒さは感じられないけど、荒涼としたオホーツク海が見えるだけで、ちょっと寂しい。けっしてメルヘン調には感じられない。 |
![]() 何時の日かの夏のツーリングのときにでも紋別に泊まって、夕陽でも堪能してみようかな?って感じさせてもらった。でも1時間もかけて来たんだけど、15分ほどの滞在だけで多少の写真を撮影しただけで退出。何だかなあ〜! |
![]() さすがにな〜にも見えない!こりゃ怖いわ!前方を走っているランドクルーザーがかろうじて視界に入るだけで、それ以外は何も見えない。夜じゃなくて助かったけど、かなり目の瞳孔が開いちゃったかな?すっごく疲れてきた。 このまま ず〜っと走らなければならないのかな?って覚悟をしていたんだけど、湧別から遠軽に向かう頃になると雪も風もおさまってきて 走りやすくなった。 |
![]() 途中「チャチャワールド」を発見!今日から休みなんだそうな。んな訳で駐車場でちょっと仮眠!20分程度と思っていたんだけど気が付いたら爆睡しちゃって50分も寝ていました!ありゃりゃ!寝すぎじゃ〜ん。と思ったけど、今日の行程はゆとりがあるので問題はない |
![]() 北見と言っても ここは旧留辺蕊町。この先に目的地である「カルネ」なるお店に入る。レスト&カフェって書いてあるんで野郎一匹でも入れるかな?って思ったんだけど2人用のテーブルにご案内。 ここでは狙っていた「塩ヤキソバ」なるものをオーダー。最近 北見では町興しの観点からか北見ならではの「食」について議論が交わされたそうだ。北見では以前から「北見ラーメン」なるものが存在してはいたけど、どうしても札幌ラーメンや旭川、函館ラーメンと比較すると全国的知名度はない。そこで北見での食材にこだわった「塩ヤキソバ」を広めていこうということになったそうだ。 |
![]() さてさて20分ほど待って「お待ちどうさま!」って出てきた「塩やきそば」の味は、、、、めっちゃ うめ〜っす!こりゃたまらね〜っす! あっさりした塩味にシャキシャキっとした野菜や焼き目の入ったホタテの美味しさと言ったら言葉がでない。別の意味で感動することができた。 |
![]() さっきの「カルネ」は普通のヤキソバ系だと思うけど、今度は中華料理系の「塩やきそば」を食べに「笑安記」(ショウアンキ)なるお店へ。 お店独自に味付けが違うだけあって、その違いも自分の舌で確認してみたい。もちろん「北見の塩やきそば」をオーダー。しばし待ってジュ〜ジュ〜音を立てて塩やきそばが登場、、、、。これも生ツバゴックン!ものです。 |
![]() 中華料理店だけあって、味付けはオホーツクの塩とXO醤が使われている。 つい30分前に同じものを食べたばかりなのに、、、、こんなのってアリ?って感じちゃった。 ただ、、、一気に2食を食べきるには辛い、、、、。それに油がきつくなってきて、完食するまでしばしの格闘。さすがに残すのは俺の流儀に反するもん。 |
![]() 北海道らしい平屋の敷地はとてつもなく広大で散策するにはもってこい。年末だあって店内は活気に満ちていて結構混んでいる。 単に歩いているだけじゃ面白くもないから、俺も酒の肴みたいなポテトチップやらピーナッツやらを購入。多分モシリバで食べることになるかな。そんでもってセルフレジにチャレンジ。 |
![]() これは画期的なシステムで関東圏や関西圏でも一部のイオン系ではあるらしいけど殆どお目にかかることはないみたい。またセルフレジ4台に係員が1名配置されていて、使い方の対応や万一の保安(万引き等)にも目を光らせている。俺も十分楽しませていただきました。ただ購入した商品が少なかったのが残念ではあるけれど、、、。 |
![]() 峠を下って今日宿泊する予定の「鱒や」さんは限りなく近いはず。それならば川湯温泉のナイトイルミネーションでも見てこようか?ってんで一旦砂湯方面に進む。 |
![]() イルミネーションは毎年変わっているそうで、今年は白色の電球が公園を覆っていて実に綺麗。来年2月にはダイヤモンドダストパーティーが行われるんだよね。俺も参加したことあったけどマイナス17度にはかなり辛かった。今回は車道から数枚の写真を撮って出発。 今日泊まる「鱒や」さんは俺は初めて利用する。そんなんで場所は判らないんだけど何とか無事到着。冷えた体をお風呂で温まり夕食。今日は常連さんお二人と三重から来たご夫婦と俺の6人みたい。ここって暖房は本物の暖炉を使用されていて実に温かい。情報交換ではないけど常連さんのお一人から釧路で花畑牧場の生キャラメルを売ってる情報をゲット。いや〜助かります。 22時前皆さんよりも先に就寝させて頂く。さすがに今日も疲れたもんね。zzzzzzzzzzzzzzzzzzz |
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