ナビの北海道旅行記2001 パート2
12月29日
朝は7時過ぎに起床。あ〜良く寝た!8時に朝食を摂る。ここでオーナーさん登場。昨夜は38度の発熱だったらしく早めに就寝していたそうだ。事実何も知らない俺は常連さんの一人をオーナーさんと勘違いしてしまった。

そうそう、ここ「鱒や」さんに今回泊まったのには、ネットのお友達であるotabeさんが常宿としているそうで、俺も一度お世話になりたかった訳。メールしたからではないんですけど美味しい焼酎も頂いちゃって返って恐縮。どうもお世話になりました。
9時には出発。昨夜はかなり冷えたようで車のフロントガラスは水蒸気が凍っていて暖気運転しながらでもなかなか融けてくれない。15分程度かけてやっと出発することができた。一緒に泊まったご夫婦は真冬の摩周岳の登山を画策しているそうだ。色々な冬山を登られているそうで、かなりの知識をもたれているそうだ。気をつけて楽しんできてください。

常連さんのお二人は車に同乗して野付半島に向かうそうだ。何でも関係者以外進入禁止の場所まで行くらしい。オーナーさんから進入許可証を受け取って灯台の方まで向かうんだとか。
俺は今日は釧路に泊まる訳で、ストレートに走れば昼前には到着してしまう。そこで阿寒湖方面に進んでみる。
阿寒横断道路は積雪もなく いたって快適に走る事ができる。これじゃ多分阿寒湖は結氷してはいないだろうな!そんな予感を抱きながら阿寒湖へ。途中雌阿寒岳がとっても美しく見えてきた。快晴だし、、、一昨日の暴風雪は何だったんだろう?って感じさせられる。

阿寒湖温泉街はチェックアウトを終えたであろう お客さんがお土産屋さんを物色している光景が見られるものの、賑わいは今ひとつって感じ。やっぱり川湯温泉にしろ阿寒湖温泉にしろ不景気がモロに影響しているのかな?
まだ営業していない駐車場に車を止めて湖面まで散策。湖岸は多少積もった雪があるものの、湖面は全く結氷していない。
あれ?やっぱり今年は暖冬だったんだろうか?昨年だっけ?元旦にスノーモービルを楽しんだことがあったんだけど、今の状況を見ると1月下旬までスノーモービルどころかワカサギ釣りだって出来やしないじゃん!

多分年末にワカサギ釣りなどを楽しむ予定だった人たちも温泉街にいたはず。ご愁傷様でした。まあ〜俺も長居は無用だろうから出発する。
国道沿いに南下して釧路に向かう。途中釧路空港が見えてきたので立ち寄ってみよう。時間もたっぷりあるし、、、、。
実は、狙っているものがあるので、あえて来た訳。

それは「じゃがポックル」。俺の今回の行程でゲットできるチャンスがあると思えるのは、ここ釧路空港が高いと判断したから。空港の構内に入ると、、、あれれ?路上駐車がいないじゃん。数年前までは、あたりかまわず路上駐車がいたんだけど、しっかり規制しているのかな?仕方なく(当たり前なんだけど)空港内の有料駐車場に車を止める。

俺が入った時間は丁度、到着も出発もない空白時間で利用客も殆どみられない。そんな中で怪しげな俺が売店コーナーをウロウロ!
って〜と「じゃがポックル」発見!但しダンボール紙に「お一人様一箱でお願いします」って書いてあったので一箱を購入。とりあえず目的は達成。折角だから他のお店も物色してみる。んん〜あるある!!!
ならば もう一箱!って思ったんだけど、数量限定の注意書きがない、、、、。まさか?と思いながら店員さんに、「一人何個までですか?」って聞くと「いくらでもどうぞ!」だって!!!マジっすか!
#’$&’#’#%’”==’#&「じゃがポックル4個ゲット〜〜〜=〜!!」
これっていいんでしょうか?モシリバで食べる分と自分のお土産分併せて5箱ゲットできちゃった。
喜びながら空港を出て釧路市内へ向かう。そろそろ昼食時間になる。今回釧路での昼食は蕎麦に決めている。釧路での蕎麦は殆どの店で緑色の蕎麦を食べることができる。

俺も数年前から釧路空港を出発する前に空港内の和食店で蕎麦を食べていたことがある。その時は緑色の蕎麦が出てきて単純に茶蕎麦だと思っていた。ところが、これは釧路独特の蕎麦でそば粉にクロレラが配合されているそうだ。ならば市内の蕎麦店のハシゴでもしようかな?って思ったわけ!(こんなことばっかし!俺ってバカだよな〜!)

たまたま見つけた「吉水」ってお店を発見してお邪魔する。オーダーはもちろん単純に「もりそば」それと釧路ならではのメニュー「ヌキ」も併せて注文。
「もりそば」は説明はしないでも誰でも判る。けど、「ヌキ」って何だ?って思われるかもしれない。答えは「カシワそば」の「そばヌキ」、、、、、。つまり お蕎麦がない汁だけの料理ってこと。食べ方は普通に「もりそば」を食べる際に添えられている「そばつゆ」と併せてもう一つの「汁」で食べる事ができる。1枚の「もりそば」で2種類の味が楽しめるって訳。

料金は多少割高だけど、結構美味!そうそう、お蕎麦はもちろん緑色だった。但しここのお店では「鴨せいろ」は普通の色だったので、何か使い分けがあるのかもしれない。あ〜美味しかった〜〜!でも「もりそば」だけなので、1時間ほど時間をもらえれば もう一食行けそうだ。
このあとは釧路の大型ショッピングセンターでもあるポスフール釧路店に向かう。
釧路から根室方面に行く際に何度も見たことがあるポスフール釧路店。でっけ〜なあ〜!って思っていただけなんだけど、今回はそのお店に用事があって立ち寄った。目的は、帯広、中札内村で有名になった花畑牧場の生キャラメルを買って行きたかった。
この情報は偶然なんだけど、昨日宿泊した「鱒や」の常連さんに教えて頂いたから。

それを知っているから、正直売り切れなんじゃないかな?って思ってはいたんだけど、普通に販売しているらしい。
ポスフール釧路店はとにかく売り場面積が広い。ウロウロしているうちに やっと販売所を発見。しかし生キャラメルは一切なく、チーズとかを販売していた。これじゃ千歳空港の土産店と同じじゃん!って思ったら、毎日9時、12時、15時の3回、時間を決めて販売しているそうだ。
今は13時40分。って事は今日の販売は15時の分がある。ここまで来て買わないのも後悔しそうなので是非ともゲットしよう。でも1時間も店内にいてもつまらないし、車で寝るほど眠くない。んじゃプチドライブ!ってんで別保付近をウロウロ。ここら辺は国道から離れて走ったことがないから、レンタカーと言っても地元民みたいに裏通りを走ってみる。市街から離れていても そこそこ住宅はあるもんで十分通勤圏なんだなあ〜って感じさせてもらった。

時間がきたので再度ポスフールへ。10分前に売店に向かうと20人ほどの列が出来ていて俺もそれに並ぶ。15時になると後ろはさらに20人位の列が出来ていて人気の程がわかる。んん〜大収穫〜〜!待った甲斐あったなあ〜!
この後は予定は全くないんだけど、もう一軒そば屋さんを訪問しようか。ポスフールに近い蕎麦屋を発見。早速入店する。時間も4時前なので、お客さんは誰もいない。何だか恐縮しながら「もりそば」をオーダー。ここでも単純に緑色の蕎麦だった。

他のお客さんがいないので店主とちょっと会話。釧路では基本的には緑色の蕎麦が主流で、茶蕎麦と勘違いされるけど全ての店ではクロレラ入りの蕎麦が食べられるんだとか。自家製で麺を作っている店もあるけど製麺所でも緑の蕎麦は普通に扱っていているので内地の人はちょっとビックリされるそうだ。
お店を出る頃には16時30分を越えて やや薄暗くなりかけてきたんだけど、ホテルにチェックインするには まだまだ早いかな?幣舞橋や遠く白樺地区、昆布森を経て大廻りのドライブをして18時過ぎホテルにチェックイン。今日泊まるのはラビスタ釧路。幣舞橋に近く歓楽街に近いのでチョイスしたわけ。

今日は歓楽街で食事をするつもりなんだけど、19時じゃちょっと早すぎるかな?ってんでモバイルPCでデータ収集とお友達にメールを送ったりして、テレビを見ているうちに、、、、あれれ?寝ちゃった、、。気が付いたら21時前。まあ〜いいか。
ホテルを出て歓楽街方面に歩いてみる。気温は多分氷点下だろうけど、極端に寒くは感じない。まずは、一度行ってみたかったお店「炉ばた」に入店。

釧路では炉端焼きが有名だけど、俺の行くお店は どうやら炉端焼の発祥のお店らしい。店内は薄暗くレトロな感じ。数十年変わっていないだろうレイアウトは正に昭和時代にタイムスリップした感じになった。

生ビールがないので瓶ビールで手酌酒、枝豆、ホッケとイカ焼きを注文する。団体客はいないけど5人位のグループがいると賑わいが増して一人で飲むのも寂しいなあ〜って感じちゃった。でも目の前で網焼きで焼かれているホッケなんかを見ながらのビールも決して不味くはない。あ〜気分がいいなあ〜って逆に思ってしまう。だって、こんな光景 俺の地元じゃ見ることないもん。
ただ、ここで食事を終了する訳にもいかず、もう1軒行く場所があるので、軽く飲んで食べてお店を出よう。
で、おあいそをすると、金額を書いた紙を渡されて、そこに書いてあった金額は

げげ!!3500円っすか?マジっすか?
ビールと枝豆とホッケとイカ焼きの4点で3500円とは恐れ入った。ってきり高くても2000円かと思っていたもんで、、、、。もっとも お品書きには時価みたいに料金が記載されていないから、時期的に年末料金みたいなものなのかな?まあ〜不満があるわけでもなく、レトロなお店で昔のような いい経験をさせてもらったと感謝せねば、、。納得して料金を払ってお店を出る。
「炉ばた」と同じ通り沿いにあるのが「鳥松」というお店。ザンギを扱っているお店として有名でもある。ザンギとは内地では鳥のから揚げのこと。ザンギの発祥は釧路なんだそうで ここ「鳥松」さんが最初に始めたんだとか、、、。俺的にはザンギ=鳥のから揚げって考えている一人なんだけど、北海道ではそのままザンギを食べる。

ちなみに内地風に「鳥のから揚げ」って注文すると「手羽先のから揚げ」が登場する。だから内地風に「鳥のから揚げ」を食べたかったら「ザンギ」を注文すればいい。
俺はさっきビールやホッケを食べたばっかりだから、生ビールとザンギ1人前を注文。揚げたてのザンギはとっても美味。釧路風に唐辛子とソースをタップリかけて食べる。こればっかりはビールが進む。

折角なので土産に2人前を注文。これはそのまま帰って明日のモシリバの土産にでも渡すつもり。昔風に新聞紙で巻いて紐を取り付けて、いかにも飲み屋の土産!って感じの包みには笑っちゃった。部屋に持っていっても匂いが辛いので車のトランクへ。多分夜中のトランクは氷点下まで下がるだろうから冷蔵庫に入れておいた感覚かな?

2件も立ち寄れば結構飲んだし食べた、、、、。大浴場で汗を流して落ち着いてから就寝する。zzzzzzzzzzzzzzzz
12月30日
朝は6時に起床して、大浴場へ向かう。ここのホテルは大浴場が最上階の12階にあって脱衣所からも市街や幣舞橋も一面見渡せる。

んん?雪じゃん!昨日は快晴だったし、前日の天気予報では晴れ時々曇りって聞いていたのにな!??まあ〜しゃ〜ないか。ホテルの大浴場は天然温泉って事なんだけど、海に近いからなのか?源泉を口に入れてみると、すっごくしょっぱい。

7時過ぎに朝食。多分今日はマニアックな食事はないだろうから、、、普通に頂く。んん〜やっぱり朝はご飯に生タマゴが俺にはすすむな。そんな時間が進むにつれても雪が止む気配はないのでホテルをチェックアウトして出発する。
これからは完全にアナログ人間になるな。今まで使っていたPCも単なる荷物に変わってしまいそうだ。昨日トランクに入れておいたザンギの臭いが気になっていたんだけど問題なさそう。

今日は根室方面を経由して標津のモシリバに向かうつもりでいる。国道を厚岸方面に。暫くは観光的なものもないし雪が降り続いているのでスルーで走るしかない。厚岸からは道道に入って厚岸大橋を渡って太平洋シーサイドラインへ。道の駅「グルメパーク」にでもと思ったんだけど、年末だし何も営業はしていないだろうと思ったから今回はパス。
厚岸大橋を渡る先の太平洋シーサイドラインの道路の雪は少なくて比較的高速で走る事が出来る。
しばし走って涙岬園地に到着。ここって何度も行くチャンスがあったのに、いつも その度に雨だったり、霧だったり、大雪だったりって、ここ10年来行った事がない。前回行ったのは初めて冬の北海道を訪れた10年以上も前でその時も真冬で寒かったっけ。

ただ風が強いかな〜!それと誰もいない場所だけに駐車場も無人。多分戻ってくるのに1時間はかかるかもしれない。こんなとき怖いのは車上荒らしのリスク。携帯電話も通じない場所だし、とりあえず貴重品類だけは身に着けて出発。レンタカーのガラスを壊されるかもしれないのはシャレにならんけど、着替えとかの盗難だったら諦めもつく。
涙岬へ向かう遊歩道は幅50cmほどの細い道が草もなく雪で白くむき出しになっている。夏だったら涼しい風を受けながらの気持ちいい遊歩道なんだろうなあ〜って感じられる。

夏ならば駐車場から涙岬まで歩いても15分程度しかかからないだろうけど、真冬は倍の30分は歩くことになりそう。何とか目的の岬の対岸まで来たものの あまり良くは見えない。それに大粒の雪が降ってきてカメラの被写体にもなりやしない。来たぜ〜って既成事実は10年前に作ってあるんで、、、、来た意味が薄いな、、、。こんなに辛い思いしているのに。かなり体温も下がったんじゃないかな?

駐車場に戻って止めてあるレンタカーを確認したけど異常もなく無事だった。暖気運転しながら冷えた体を温めてから出発。
5分ほど走って霧多布湿原を見渡せる琵琶瀬展望台に到着。あえて興味もないんだけど、何故か立ち寄ってしまう。いうまでもなく売店もトイレもお休み中。

涙岬、立岩を散策?したため1時間以上の浪費をしてしまっていて13時頃に花咲に到着。折角だから、もう一度 夏に食べた「ホームラン焼き」を食べてみたい。多分休みだろうなあ〜って思いながらも、今日は営業していた。
特に根室での昼食場所は考えていなかったので、できればここでラーメンでも食べていこうかな?って思う。
暖簾をくぐって店内へ。テーブルが4台ほどしかない小さなお店なんだけど小学生と思われる姉妹がラーメンを食べているだけだった。メニューはいたってシンプル。

ラーメンが出てくるまで「ホームラン焼き」を食べる。何とも言えない素朴な味わいは美味しいという形容では表せないような味覚。これは食べた人でないと判ってはもらえないかな?しばし待って塩味ラーメン到着。
ところで、ここでのメニューは、塩味ラーメンか醤油味ラーメン、又は大盛りラーメンのみ。俺は塩味ラーメンをオーダー。ついでにホームラン焼きも。

どちらかというと、ラーメンより「ホームラン焼き」がメインで、ラーメンは副業的なのかもしれない。だって、、店の屋号が「ホームランやき」だから、、、。
ところで、これでもか〜っていうほどの透き通った大量のスープの中に美味しそうなラーメンの麺が頓挫している。

味は、、、今ではどこにでもあるとんこつ系や魚介系などなど、、、そんなものとは無縁の「これぞ基本のラーメン!」って感じがした。シンプルなスープにメンマやチャーシューなど歯ごたえのいい茹で麺など俺好み。ご当地ラーメンなどのメジャー系となりつつあるラーメンを求める人には物足りないかもしれない。でも、俺的には美味しいと感じた。

体も温まったので出発する。東根室駅そばを通って納沙布岬方面に。と言っても今さら俺が納沙布岬に行く事もないもんだ。ってんで途中から内陸部に入る。自衛隊の根室駐屯地のそばを通る。目と鼻の先に北方領土がある関係上なのかめっちゃ大きいレーダーが設置されている。
その先には牧の内ダムって表記があるんで、ダートを走ってみる。丘陵地帯には感じるけど標高差も20mもなさそうな場所でダム?それって何だろう?って思ったのが率直な感想。もしも単なる砂防ダムだったらダムの名前なんか明記しないはず。

ただ普通に考えて、ダムってのは山のくぼ地を利用して作られるのに対して納沙布岬のここには山がない。疑心暗鬼でダートを進むと右手に大きな池らしきものが見えてきた。
どうみてもダム湖には感じられないスケール。ただ雪が深くて近づくことができないのが残念。

さらにダートを走っていくと行き止まり。そこは本物のダム、、、牧の内ダムが鎮座していた。あれま?本当だ。多分大きさは20mほどの高さの重力式コンクリートダムみたい。ここのダムの本来の目的は根室市民への飲み水の供給が主たる目的なのだそうだ。ここも近ずきたくても足場が悪くて遠めで見るしかできそうにない。
同じ道をUターンして戻る。ここまで来ても納沙布岬は興味が湧かないので近場をウロウロ。途中防空壕みたいな建築物を発見。大型バスが4台入れるくらいの大きさ。これは第2次世界大戦の残骸の一つ。北海道は常にソ連の侵攻を防ぐ目的で陸軍や海軍が各地に飛行場を建設。絶対国防圏の北限として防備に当っていた。

そんな中で飛行機を格納をする建物が必要となり一部はコンクリートで建設。財政に圧迫した時代は塹壕を掘って飛行機を格納。必要な時そこから飛行機が出動する仕組みだったそうだ。空からみれば草が覆っていて格納庫には見えないから爆撃されることもない。

戦後殆どの塹壕は撤去され現在では一部が農家に払い下げられたのか?農機具や駐車場として利用されているそうだ。でも、、、終戦間近の日本って物資が少なくなったからと言ってもこんなレベルまで下がってしまったのかな?
結局納沙布岬は行かないまま根室市内に戻る。根室に来たならば必ず買うアイテムがある。それは「オランダせんべい」。もう旅行記では何度も登場しているので、詳しくは記載しないが、なぜか食べたい。

今回も直接端谷菓子店に立ち寄ってたんまり買い込んでいこう。到着すればプ〜ン!!ってあま〜い香り。たまらん。。。。
このあとは「あま太郎」って肉まんなどの饅頭を売っているお店に立ち寄ってみる。これと言った特徴のない普通の商店街通りにその店はあった。駐車場があるわけでなく路上に車を止めてお店に入店。湯気が立ち上っていて大量に饅頭が蒸されている。

ここは地元はもちろん遠くは札幌から買いに来る人がいるほど人気のあるお店。自家製の蒸し饅頭は多彩な種類があって、それでいて安い。俺もかねてから画策はしていたんだけど、なかなかタイミングが合わなかった。今回は店内でちょっと食べて土産でモシリバに持っていこう。
俺的にはまず「肉まん」と名前が面白かったので「はむ太郎」を1個づつ。お茶のサービスがついて これで200円。コンビニの「肉まん」だって120円しなかったっけ?めっちゃ安い。もちろん大きさは普通のサイズ。で、お味の方は、、、。

美味いっす!めっちゃ美味いっす、、。これってファンになりそうっす。
「はむ太郎」ってのも食べてみる。んん?これって今川焼きの形しているけど中身はマヨネーズにあえたハムのサラダが入っているみたいで面白い味。

ところで、俺が店内で食べている20分程度にもかかわらず8人ほどのお客さんが饅頭を買いにきていて比較的賑わっていた。15時前なのに「肉まん」が売り切れ、、、。へえ〜凄いじゃん。他にも人気のある商品は玉子入りカステラのチョコバナナってのが売れているらしい。俺も「肉まん」「チョコバナナカステラ」を購入して出発する。
ちょっとモシリバへ行く前に中標津で買い物をすましていく。さすがに遅くなっちゃったかな?川北経由でモシリバ方面に進むと、、何気に「鉄の湯」の看板が、、、。メインストリートではなく、一本別の道を走っていたため気がついた。看板に照明が灯っていたから営業しているんだろうけど、、、でもホントやっているんでしょうか?

看板をめざして進入すると、、そこは鉄鋼所、、、あれ?間違ったかな?でも、奥地には入口らしきドアが見えたので、恐る恐る進入。下手すりゃ変な侵入者になってしまうもん、、。銭湯にしては怪しげなドアなんだけど、入ればセンサーが作動して人が(俺が)入場したことが判るようになっている。
受付って矢印を見ると運営されているご家族が出てきて料金となる400円を料金箱入れるように促される。お金をいれれば勝手にどうぞ!ってんで男湯へ。

何だかトイレの入口に感じられるドアを入ると、そこが脱衣所。

ここは飯山鉄鋼所って工場の敷地にある温泉なんだそうで、どちらかというと そこで働いている社員の福利厚生の意味で温泉を提供しているそうだ。我々一般にも有料で開放してくれているらしい。だから俺のレンタカーを止めた場所は鉄鋼所の駐車場だった訳だ。
誰もいないみたいで貸切。って思っていたら浴場から男性が出てきて、その方と入れ違いに俺が浴場に。かけ湯のあと浴槽へ。浴槽は2ヶ所あって一つは40度、もう一つは35度〜38度らしく どちらもヌルイ。

んん〜長湯するにはいいのかもしれないけれども、俺はこれからモシリバに行かなければならないからなあ〜って思いつつも結構気持ちいい。源泉をナメてみるととってもしょっぱい。鉄分を含んだ温泉なのかな?だから鉄工所の温泉なんだ!!!!なんちゃって!!。

ヌルいと思っていたんだけど、けっこうポカポカしてくる。これならば湯冷めはしないかな。そこそこノンビリしてから出発。
そしてモシリバに到着。奥さんのお出迎えを受ける。2日宜しくお願いしま〜す。まずは初日に買い求めた音威子府蕎麦。これは年越しソバとして作ってもらおうかな。

それと釧路で買った「ザンギ」これは夕食時にでも、、それと根室で買った「肉まん」はくつろいだ時間帯にでもレンジでチンしてもらおうかな?ってまさに俺の自宅感覚で勝手に押し付けちゃった。ゴメンナサイ!です。でも久しぶりなんでワガママゆるしてくださいまし!。

さっき風呂は入ってきたばっかなんで、スエットに着替えて夕食。今日の同宿は群馬からきた星野さん。彼とは昨年も一緒だったっけ。それと年末常連となっている立木さんグループが1日早めて今日来るそうだ。19時頃北見にいると言うので、多分21時頃到着予定ではないだろうか?ってことらしい。

星野さんはマイカーで新潟からフェリーで毎年渡道するそうだけど、俺が辛い思いをした26日辺りの爆弾低気圧でのフェリーは正に地獄だったらしい。転覆するのではないかと思われるほど傾いたそうだ。(もっとも20度の傾斜でも船の設計上問題はないんだろうけど、人間には10度だって恐怖を感じるでしょうね)折角乗船してもあまりの荒天でレストランも風呂も閉鎖になっていたらしい。そのうち2人も到着。久々の合流で会話が弾む。

そんな中あ〜っという間に23時を過ぎてしまいお開き。俺も疲れが溜まったみたい、、。お休みなさい!zzzzzzzzzzz
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