ナビの北海道旅行記2010冬編 パート2
12月30日
朝は6時頃起床。早速朝風呂と洒落こむ。
昨日の夜の大浴場と違って、、、俺の貸し切りじゃん!だ〜れもいない。やっぱり近くの入浴者がいたからなのかな?ギャップの差に驚かされる。
少し落ち着いてから朝食。いつもはバイキングスタイルなんだそうだけど、今日は(年末年始は)和食か洋食のお膳の選択なんだそうな。バイキングだったら、、、たんまり卵焼きとウインナーを食べちゃうところだけど、、、仕方がない。
で、1階のレストランに行きテーブルを陣取ってしばし待つ。んん?
俺以外誰も食べていないじゃん。そんなに早い時間じゃないんだけどな、、、。食べ終わった頃隣にファミリーがやってきただけだった。もしかして宿泊者はかなり少ないのかな?
昨日、帯広から網走に来るまでわざわざ南の広尾まで足を伸ばした俺!今日もモシリバに行くんだけど、今日だって釧路から根室を経由して行く予定なんで、、8時前に出発。そうそう、昨日購入した卵たち、、、、車の中に置いていたら凍ってしまうんじゃないかと考えて一緒に部屋まで持って行ったんだけど、、、。車の中はとっても寒い。これって正解かもしれない。でもって、、、俺の止めた車以外に他に車が見当たらない。って言うか閑散としている。宿泊そのものはすんごく空いていたのかな?昨日は。
車の暖房もまだまだかかっていない状態のまま網走駅前を通過。8時過ぎだと人の喧騒も少なそうだ。

この先、道の駅「流氷街道網走」でトイレタイム&情報収集、、、、のつもりが早すぎて何もない。いや営業前だった。いやいやこれは想定外、、、。駐車している車の少なさを考えたらそうなんだろうな。
どのみち今じゃ流氷だって来ていないし寒いし、意味がないかもしれないなあ〜。缶コーヒーだけ購入して出発する。
藻琴からは道道を走って弟子屈に進む。道路はまだ気温が低いだけあって、ガチガチのアイスバーン。今回初めてのロケーションになるかな?何度も冬の北海道を走っている俺だけど、、、最近アイスバーンを走破するのが面倒になってきた、、、、。最初、冬の北海道に来た時は、俺の地元じゃ絶対味わえないアイスバーンのアタックが楽しくて、カウンターを当てたり峠のチャレンジするのが嬉しかったっけ

でも今ではドライな夏の道路を知っているだけに、アイスバーンによる時間の遅延や危険意識を持ち始めたからだろうか、、、。どうでもいいけど、、、、雪、、、、邪魔!って感じるようになっている。これってこちら地元の方の意識と同じなのかな?走りにくいのは事実だもんね。だからってノンビリ走る訳じゃないけど、、、
藻琴峠付近では絶好のロケーション。コーナーの途中なんだけど見通しのいい場所に停車して景色を眺めて深呼吸。空気が美味い!遠く知床連山(ちょと見にくかったけど)と斜里岳が見渡せオホーツク海も見えた。やっぱり冬の北海道はきれいだ。これは来た人でないと判らない感動がある。
この先に藻琴峠のサミットがあるんだけど、、、数台の車が止まっている。多分藻琴岳でも冬山登山しているのかな?峠に車を置けば極端な高低差はないのでビギナーにも問題ないって聞いたことがあるけど、、、それでも夏じゃないんだから、、、、、。よっぽど好きな方でないと冬山は危険だよね。しばし急カーブの下り坂を走破して川湯市街へ。川湯では今回あえて立ち寄る予定はない。硫黄山だってパス!
そのまま美留和地区まで走る。美留和公園てのが、この先あって摩周の伏流水があるんだけど、、、冬季は水があるのか確かめたかった。もしかしたら凍結しているかもしれないし。公園駐車場は数台分の除雪がされていてありがたい。500ccのペットボトルを持って水源に行くと、、、そこにはもう地元の方が水を採水されていた。
手慣れているのか手製のジョウロとホースで水をポリタンクに採水されているのは、来運公園他でも見ているけど、、、そのポリタンクの数が半端ではない。20本ほどあっただろうか?ってことは400リットルほどの水を持って帰るのか!凄いや!!。
その方にご挨拶してお話をする。俺の持ってきたのが500ccのペットボトルだったからか、、わざわざ自分のを中断して途中から水を補給してくれた。しっかり中も洗ってくれたし。その方は弟子屈の方で毎週、採水しにくるんだそうな。もちろん北海道だって日本だし上下水道だって整っている国に住んでいるのに、こんなに採水されるのか?不思議に思ったんだけど、水道は滅菌してあるから、こっち(湧水)の方が飲料には美味しいんだとか、、、。何たる贅沢
夏だったら冷たくて美味しいって!感じるんだろうけど、、、気温が氷点下くらいまで下がっているんで、、、あまり冷たくは感じない。ただ当然ながらカルキ臭がないのは十分わかる。でも美味しい事に変わりはない。
あまり気が進まないけど摩周湖に行ってみる(何たる贅沢な、、、って言われそう)冬の摩周湖って言っても年末の頃はちょっと半端なんだよね、、。
湖面が凍ってくれなければ感動も少ないから。夏場ならば霧が出ていなければ有名な摩周ブルーの湖面が美しく見られるところなんだけど、、、。
広い駐車場に車を止めて展望台に上る。やっぱり想像した通りに摩周湖というより、、、、単なる湖って感じ。でもしっかり観光バスやレンタカーもいるのには驚いた。彼らは彼らなりに感動できたんだろうけど、、俺はこの光景は見すぎた、、、、。できれば2月中旬には感動できる真っ白な摩周湖が見られることを期待したいもんだ。
10分と滞在時間もないまま摩周湖を後にする。一旦道の駅「ましゅう」に立ち寄る。本来ならば俺にとって予定していない場所なんだけど、さっき美留和で採水しているときに、先客の方が、他にもあるよ!って言っていたんだよね。湧水の場所は俺も完璧ではないけど、何箇所か知っている。でも道の駅「ましゅう」のそばに湧水があるってのは知らなかった。これは是非アタックせねば、、、。
何度かトイレ休憩で立ち寄った事のある道の駅。俺にとっては それだけしか用をたさなかった。果たしてこんな近くに湧水なんてあるんだろうか?道の駅に常駐されている係りの方にその旨訪ねると、、、何と国道を挟んだ反対側にあるそうだ。
「すぐそこなんですが、雪が凄いので車をここに駐車されて歩いて行かれたほうがいいですよ!」ってアドバイスを受けて徒歩で散策してみる。
確かに、、、すぐそばじゃん!何で俺、情報持ち合わせていなかったんだろう。夏なら目の前まで車で行けるし、道の駅に車を止めても2分とかからない場所に湧水はあった。冬場は車で行くとスタックしそうなので歩いたほうが無難かもしれない。俺もそのアドバイスに従って正解だった。
コンコンではなくジャバジャバって形容が合うほどの水の量。ここでも水を飲んでみる。んん〜夏だったら冷たくって絶対美味しいだろうな!さすがに寒くってそこまで冷えた感じはなかった。ここは夏に再度来る必要がありそうだ。でも、、、、通りから見ると、何処にも湧水の看板がない。何でだろう。国道を南下し釧路市街へ向かうと標茶から萱沼や塘路を経由して釧路町へ。
時間も12時を少し回った頃。蕎麦でも食べようかと思っていたんだけど、、、南蛮亭を思い出し昼食を摂りに行こうか。年末だけど今日まで普通に営業されているそうでありがたい。ここへは今回3回目。最初はここの名物ザンタレ定食を食べた。
2回目は生玉とんかつ定食。意味が判んない!ってんでオーダーしたら、普通のとんかつにソースをかけるのではなく、すき焼きみたいに生卵をといて、その中にとんかつをくぐらせて食べるスタイル。これはこれで新感覚で美味しかった。
さて3回目もマニアックになろう、、、。カレーやスパゲッティーはあまりにオーソドックスなので?とんかつ系で、、、納豆とんかつをオーダー。俺の地元にも なくはないメニューでしょう、、、。
多分とんかつの上に大根おろしやシソの葉が乗っていて、その上に納豆がかかっている和風御膳スタイル。そんなもんでしょう!!
で、待つこと15分。おまちどうさま!って来たとんかつを見て、、、、んん?納豆はどこかいな?でもとんかつが、でっかいど〜ほっかいどう〜って感じ。切り身を横に寝かせて、、、、、あれま!肉の間に納豆が隠れているっす!
2cmの厚みはあろうか?という豚肉を2枚おろしにして中に納豆が鎮座しているスタイル。こりゃたまげた。納豆のはさみ揚げって感じですか、、、。だからカツそのものは3cmほどの厚さ。どっちにしてもボリュームが凄い。多分メニューにある「梅とんかつ」や「チーズとんかつ」もこの部類に収まるのかな?

とりあえず完食。いや〜もう何も食えん!苦しい!それほど凄い。でももっと苦しんでいると思われるのが隣でザンタレ定食を食べているカップル。どうみても地元民じゃなさそう。半分以上もザンタレ残っていて、、、どうする?って雰囲気。お店の方が、「食べきれなかったら、お包みしましょうか?」って言われて2人でほぼ1人前と思われる食べきれなかったザンタレを持ち帰り。でも、持って帰っても食べるんだろうか?

俺もモシリバのお土産にザンタレの持ち帰りを注文。冷たくなるだろうけど、レンジで温めれば美味しくなるだろうし、多分喜んでくれるかな?でも出来上がって目の前に置かれたザンタレ、、、、700グラムっすか!いや〜辛いぞ!
13時過ぎに南蛮亭を後にして出発、ここから根室に、、、、、向かわないのが俺の流儀?なんですね。湿原道路を走って釧路空港方面に進む。
単純にカルビーの「じゃがポックル」を買いたかったから。でもかなりの時間ロスになるかな?

最初は何でもなかった湿原道路。1kmも走らないうちに本性を現したっていうか、、、とんでもないアイスバーン。こりゃ怖いわさ。いくらスタッドレスでもグリップしてくれない。ちょっとアクセル踏めば空転してしまうほど凍っている。
こんな道 久しぶり。湿原道路とは言っても釧路市街をパスするには非常に便利な道路で、かなりの交通量があるためか、圧雪がさらに圧雪となってガチガチどころかツルツルの路面になってしまっているみたい。こんなんじゃ4WDだって意味がない。

とてつもなく神経を使ってしまった。その上前方の軽自動車が、挙動不審に動くと俺もパニックぎみ。ここは絶対軽自動車を露払いじゃないけど先導してもらおうじゃない!。15kmほどの地獄の道路でした。帰りはここは絶対走りたくない!若干混んでも市内を走りたくなった。
で、何とか釧路空港へ。ちゃんと有料駐車場に車を止めて、2階のお土産コーナーへ。んん〜あるある!!「じゃがポックル」が。これのためだけに来たんだよね。一応販売員のお姉さまに購入上限を聞いてみると、何個でもいいそうな。ってんで4個購入。そういえば28日千歳空港で弁当買う時「じゃがポックル」は売り切れの表示をたくさん見たな。
やっぱりあるところにはあるんだね。飛行機乗るわけでもないのに4個もゲットしちゃうんだもん。
今が14時頃で釧路空港。多分根室までは2時間30分は見ておきたいから、、、かなり暗くなるかな?若干混んでいる釧路市内を抜けて(湿原道路は走りたくなかったから)別保まで来ると、、、あの混雑は何だったんだろう?って感じるほど車がいない。
おまけに路面も完全にドライなので、思った以上に速度を出せる。そんな俺でさえ早い車にブチぬかれるんだから、地元民の速度感覚って凄いもんだ。当然その車に追従していっちゃうけど、、、。
昨日と違って今日の午後はあまり天気はよくないみたい。どこかで雪でも降らなければありがたいのだが、、、。釧路から厚岸まで来たけど、、、まだまだ!この先浜中、厚床を経由していかなければならない。もちろん国道で最短ショートカットするしかないわけで、、、。

道の駅「すわん44ねむろ」ではほぼ16時。結構走ってきた。ここで若干ながら休憩。あ〜疲れた。もう少しだ。あれほどドライだった国道も何故か厚床を過ぎた辺りから日陰の部分かもしれないけど残雪が道路に残っている。気をつけねば。
30分ちょっとでまず今日目的のコンビニ「タイエー」に立ち寄る。ここもモシリバもお土産のつもりで、名物「やきとり」と称した「豚串焼き」を購入したい。
ここは知る人ぞ知る「やきとり弁当」なるものが静かなヒットで、コンビニなのにも関わらず注文を受けてから目の前で肉を焼いてくれるお店。で、「やきとり」なんだけど、鶏肉ではなくて豚バラ肉を使うのがここのオリジナル。
もちろん鶏肉もあるけど、特に指定しなければ豚肉を使用することになる。これがめっちゃ美味い!同じスタイルで函館にはハセガワストアーなるコンビニがあってほぼ同じものが食べられるそうな。ただ隠し味ってのが微妙に違うそうで、根室のタイエーでは根室ワインを函館のハセガワストアーでは函館ワインを使用しているんだとか!

これからモシリバに向かうのに ご飯の載った弁当ってのも変だなあ〜って思ったので豚串を単品にしてタレと塩味で20本購入してみる。店主も慣れたもので、俺の20本と他のお客の串を焼くのも併せても15分程度しかかからなかった。実に手際がいい。
豚串の購入も済み、最後の立ち寄り所として端谷菓子店に向かう。実は根室を目的としていた最大の理由は、、、、ここ端谷菓子店で「オランダせんべい」を大量に購入していきたかったから。

これはモシリバで宿泊される予定の立木さんの大好物であるだけでなく、俺の純粋なる土産にしたいから。素朴な味わいは俺の地元でも愛好者がいるので、、、、買ってきてほしいって言われているんだけど10個も購入。結構かさばってしまうかな?

さてさて用事も全て終了し、あらためてモシリバへ向かう。でも根室のメインストリートがこんなアイスバーンって考えたことなかったな!道路状況を十分に把握して厚床から別海を経由して標津へ。2時間弱の最後のロングラン。いくら道路がドライに変わったって言ってもシカの存在は絶対意識せねば!

案の定、2回ほどシカの飛び出しに遭遇。でもハイビームで走っていて光るものが出たら要注意!って思っているので、いつでも減速できる体制は取っていたのが正解だったかな?いわゆる動体視力ってやつ。それでも至近距離で飛び出されたら諦めるしかないけどね。

標津市内に入ってから、モシリバに電話だけ入れておく。あと30分ほどかかりそう!って。
19時前にやっとモシリバに到着。あ〜長かった!中村さんのお出迎えをいただく。

今日は渡すものがたくさんあるなあ〜。まずたくさんの卵たち。それから釧路のザンタレ、そしてさっき根室で購入した「やきとり」と称した「豚串」夕食時にみなさんにふるまって頂きたい。

そうそう今回の年越しメンバーは常連である、服部さんと立木さん、それと2回目かな?神奈川の山本さんと俺の4名。いつも30日宿泊していた群馬の星野さんは、今日は羅臼に泊まっているんだとか!他 数名いても楽しいんだけど、、、今回はこのメンバーなんだそうな。

それと中村さんから「荷物が届いていますよ!」だって!!んん?俺 荷物なんか送った覚えないんだけどな、、、。宅配便の送り主を見ると、、、、ありゃま!福岡の高さんじゃないっすか!中身を見てみると焼酎が2本も鎮座している。で、お手紙が、、、。いや〜アリガタヤ!アリガタヤ!

食後いつものように、、宴会が続き持合いのお酒などで話がはずむ。俺も数年前まで酒を用意していたんだけど、みんなとバッティングしてしまうので、、、それ以来つまみに専念することにした。そうすれば酒とつまみとほどよいバランスが楽しめるから、、、。もちろん俺は「じゃがポックル」と「オランダせんべい」を振る舞った。高さんの焼酎までは中々進まないんですけど。って言うか在庫?の焼酎の量がありすぎて、、、、それらを空にしないと、、、。
時間の経つのも早いもので23時頃一旦お開きとして部屋に戻り就寝することにしよう。zzzzzzzzzzzzzzzzzz
12月31日
朝は8時過ぎにゆっくり起床。朝食には俺の持ってきた双子の卵がしっかり目玉焼きになって登場していた。やっぱり本当に双子だったんだ。
それ以上の感動はないけど、、でも面白いもんだ。今度夏のツーリングの時にも持ってこようか!但しバイクなもんで卵が割れないようにしなけりゃなんないんだけど。
今日は大晦日なんだけど、俺はまたまたな〜にも予定がない、、、。どうしようか!昨日確認した美留和の湧水でも採取しようか。中村さんに頼んで、焼酎の4リットルボトルを借りて出発しよう。
中標津市街を経由して走って行く。昨日の夜は大雪が降っていたんだけど、、、道路に積っていた ほとんどの雪も出発する頃には融けていた。意外なことに根北峠ですら峠上に雪がなく、走りやすいので助かる。
さてさて、、峠を下ってから、、そうだ越川温泉に行ってみようか、、、。この道路は何度も走っていながら、時間の関係で温泉そのものに入浴したことがない。但し冬だし年末だし、、入浴できるかどうか分からないけど行くだけいってみよう。
道路からはかなり雪がこんもり乗っかっているので、どうかな?って思ったんだけど、、先客がいるみたいで車のワダチがあったので、それに付き従って温泉の前に、、、。さ〜て入浴するか!ってタオルを探すと、、、
あんぎゃ〜タオル忘れた!
まいったな!カメラを気にしすぎてしまって 置き忘れてしまったのかもしれない。
これじゃ諦めるしかないじゃん。仕方がないか、、、、。ここでタオル売ってる訳じゃないんだから。
斜里町を経由して網走市街へ。昨年から使われなくなった「おーろらターミナル」付近を散策。案内が掲示されていて、「おーろら号」は道の駅からの発着になることが明記されている。
まあ〜間違えて来てしまってもそんなに遠い訳じゃないけど、、、でも面倒くさいかな〜今後俺は利用することもないわけね!
このまま弟子屈方面に行くとなると、昨日走った藻琴峠を通ることになるけど、、、でも同じルートは走りたくないってんで小清水まで戻ってから国道391号線に入って野上峠で行くことにする。
ここもほとんど路面はドライになっていて、一部の日陰に雪が残っているだけだったので、走りやすい。昨日確認した美留和の摩周の伏流水に到着。
今日も御家族らしき人が先客で採水していた。まずはご挨拶。今日はモシリバで借りた4リットルのボトルがあるんだけど、、、たった1本しかないので、自分のを中断して俺に採水させてくれた。
昼食を摂ろうかな!って思ったんだけど、今は14時近くになっちゃった。朝食が遅かったし、出発も遅かったから無理もないんだけど、、、。この近くに弟子屈ラーメンがあるのは判っているんだけど、、、ちょっとヘビーかな?ってんで簡単にセイコーマートでパンや焼きそばを購入。
この焼きそばが俺的にはヒットで小腹が空いた時に食べるにはピッタリの量でプライスもたったの100円。リーズナブルだなあ〜って思っている。
残り日没まで2時間ほど、、、。何処行こうか!!非常に悩む。まずは西別川の源流でも見にいってみようか!場所は夏に確認したこともあって、問題なく行けたんだけど、、、奥にある「さけますふ化場」までは除雪も整っていて走りやすい。年末だしふ化場はお休み。
除雪もそこで終了していて、、、、その先までは行けそうにない。ありゃりゃ!来た意味がなかったかな!
迷わず撤収!!!開陽台のそばを通って標津へ。北19号も走りやすかったな。このまま中標津に戻っても早すぎる。
そんな訳で別海町まで足を延ばす。海岸線を走っていって、夏も来たことがある茨散沼に行ってみたい。

標津の街からはかなりの距離がある。そうこうしているうちに日差しも落ちてきてしまった。何とか日没までには行けないだろうか!
本別海の街を通り過ぎ目的の沼の入口に。んん〜行けるかな?何台か車が走っていったワダチの跡が残っているんだけど、、かなり深いみたい。それにガチガチに凍っていそうだし、、。
無理を承知で進入してみる。凍った雪が車の下部をガリ!ガリリ!って音を立てていくけど、、、とっても不安。100mほど走ったところでスタックし始めたのでアタック中断。
さすがにワダチが凄くってUターンなんかできるわけないし、ましてやそんなスペースもない。仕方なく100mもバック運転することになってしまった。あ〜疲れた。
だからって訳じゃないけど温泉に入りたくなっちゃった。(こじつけじゃないよ!)別海市街の交流センターの中に日帰り入浴施設「効楽苑」ってのがある。20分ほど走りこめばいい。別海市街の丘陵地にあるレンガ作りの洒落た建物。
券売機で入浴券とレンタルタオル券を購入。早速入浴する。大晦日だから!って訳じゃないけど、、男風呂は大混雑。比較的規模は大きいんだけど、それ以上の入浴者がいる。
露天風呂でしばしくつろぐ。首から上は氷点下、体は適温。息苦しくなく気持ちいい。でも、、この温泉、、、、、何処かで見たことあるんだけど、、。コーヒー色で肌がツルツルする。入浴後、案内を見ると「モール温泉」なんだそうな。あれ?日本じゃ帯広か十勝温泉でしかなかったんじゃなかったけ?
地下をボーリングしたら、モール温泉が湧出したのかな?でもかけ流しらしいのでふんだんに湯量はあるそうだ。シャツを着てもセーターまでは必要ないくらいまで暖かくポカポカしている。
中標津で再度買い物を済ませてモシリバへ向かう。いつもと同じ19時過ぎにモシリバに到着。いつもならば早速入浴するところだけど、、体が温かいので夕食を先に摂る事にした。

メンバーは変わらず4名なので気ごころ知ってるだけあって夕食後に即宴会に突入。テレビを見ながら酒を飲みくだらない話で時間は更けていく。
年越し前に中村さんから年越しそばが振る舞われた。これって音威子府蕎麦、、、。昨年俺が持ってきたのと同じ。数日前に宿泊していった人がおすそ分けってんで残していってくれたんだそうな。まさか2年連続で食べられるとは思ってもみなかった。ごちそうさまでした。

NHKのゆく年くる年ではどこが撮影されるか、、、たわいもないクイズを出しあったりするんだけど、今回は中標津の武佐地区にある教会の映像が出ていてビックリ。そりゃ東京の明治神宮や福井の永平寺などは王道で全国各地の神社仏閣が撮影されるのは承知している。北海道ならば札幌の北海道神宮だって判る。でもなんで中標津の小さな教会が選ばれたんだろう。

モシリバから30分ほどの距離しかない場所でNHKが撮影しているなんて感心しきり。時間も零時、、、つまり2010年がスタートしたところで解散、就寝することにしようzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
1月1日
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。さてさて昨日と違って午前6時過ぎに起床。初日の出を拝んでみたい。
昨日の天気予報では全道的に大荒れだけど根室方面は安定しているそうだ。丁度日が昇るところに雲が邪魔しているんだけど20分後無事に初日の出を拝むことができた。
偶然だろうけど凍った崎無異川には絶滅危惧種のオオワシが羽を休めていた。しかし寒い寒い!部屋に戻って再度1時間ほど爆睡!!これが気持ち良かった〜〜!
8時頃再度起床して皆さんにご挨拶。そういえば昨日夕食が終ってから服部さんグロッキーになっていたみたいで、宴会にも参加せず寝込んでいたんだけど、今朝は元気に登場。風邪薬を飲んだら眠たくなったそうな、、、。良かった良かった。もし発熱でもしていたら大変だもんね。
奥さんの手作りのおせち料理で朝食。やっぱり美味しい!今日は俺は帰る日なんだけど、、服部さんや立木さん、山本さんと みなさん元旦にモシリバを出発するそうだ。これって中村さんには寂しく感じちゃうかな?一気に4名もいなくなっちゃうと、、、。
いつもは女満別空港まで行く俺。従来ならばJAL便で帰るんだけど、、、それだと羽田着は17時頃と遅くなってしまう。少し前にエアドウがあるんだけど、格安料金であるエアドウスペシャルはネットで頑張ったんだけどチケットは取れなかった。その便はANAとの共同運航だったんだけど、株主優待をネットで購入して搭乗しても面白みがない。同じネットで株主優待を購入するならば中標津発が羽田に到着するのが一番早いしモシリバにも近い。
そんな訳で今回初めて中標津から帰ることにした。実際俺JALの株主だし、JALグローバルクラブの会員だし、JALを利用すれば恩恵はたくさん受けられる。でもANAには何一つコンタクトを持っていない。中標津はANA関連のエアーニッポンしか就航していないから、何度も標津に来ていても一度とて利用したことがない。
そんな訳でいつもは皆さんのトップを切って先に出発するんだけど、今回は服部さん、立木さんをお見送りする立場になった。
彼らも以後の行程はマニアックで北見でレンタカーを返却し、休みが違うので別々の行動をするんだそうな。山本さんも今回は釧路にステイして明日の羽田便で帰るそうだ。
2番手に出発するのは俺!途中シカさんが俺の進路を阻む。除雪の壁が高くて森に戻れないみたい。彼にしても車が近付くのはやっぱり恐怖なのかな?急に走り始めるんだけど路面が滑ってコケるみたい。オ〜オ〜!ぶつかってくるなよな〜!直線になった場所で大きくスペースを取り廻り込んでシカを避ける。最後の日にゴン!!ってぶつかったら洒落にならない。
問題なく越川温泉に到着。車も2台あるので先客がいるのだろう。今日はタオルは持っているので問題ない。無人の有料温泉施設って感じで入口で200円をボトルに投入。
脱衣所で服を脱ぎ浴槽へ。いや〜暖かい!っていうより熱い。先客がいるので勝手に水を加えられないので我慢我慢。そのうち温度にも慣れたのか熱くは感じなくなった。それより肌がスベスベする。実に気持ちいい。
先客が出て行ったところで加水して温度を下げてノンビリしていく。何度も目の前を走っていて初めての体験。いや〜気持ちいいもんだ。ここの温泉もポカポカしていて体が温かい。セーターが邪魔に感じてしまった。
さてそろそろ戻らなくちゃ!中標津に行く前に武佐地区を通る。折角だから昨日NHKで放映された教会を見ていこう。教会の名称は上武佐ハリストス正教会。
昨日放送された時はそこそこの人たちがミサを行っていたんだけど、、、今はだ〜れもいないしNHKの関係者らしき人はおろか、機材もすべてないので撤収されたのかな?
多分いつもの静かな元旦の教会に戻ったみたい。まあ信者じゃない俺はそこまでで中に入る気にもならないので、そのまま引き上げる。案内板に31日にNHKゆく年くる年放映って書いてあるのが印象的だった。
昼食を摂ろうと思って中標津市街に向かうも元旦だからか、飲食店はどこも営業していない。当たり前って言えば当たり前だけど、、、。昨日、気に行ったセイコーマートの100円焼きそばを大量購入。実家ではウケルだろうな。明日食べる分には問題ないでしょう。

レンタカーを返却して空港に。まずはチェックイン。株主優待券を持っているけどチケット予約しただけで購入はしていないので、自動発券機を使おうと思ったらANAの会員ナンバーを入力しなければならない。俺ってANAのマイレージも持ってはいるんだけどカードは忘れてきちゃった。んでもって会員Noも覚えていない。
できれば機械で発券したかったのだけど、、、カウンターで氏名を告げて株主優待券を提出してチケットを購入する。このあとが嫌なんだけどJALカードで決済をしてもらう。これってな〜にも問題ないんだろうけど、、、俺的にはライバルの航空会社のクレジットカードで購入するってすっごく恥ずかしいって感じてしまう。それもJALグローバルクラブカードだからゴールドカードなんだもん。
考えすぎって言えば考えすぎなんだけどね。
中標津空港は北海道産の木をふんだんに使った木目調の空港なんだそうで、シックに落ち着いた雰囲気をかもしだしている。
無事発券も終わったし、大量に購入した土産の機内預けを終わったし。昼食を摂る。2階にはレストランほどではないけど軽食コーナーがあるのでそこで簡単に蕎麦を食べる。まあ〜あっさりしていて美味しいもんだ。

で、保安検査。羽田でも同じ保安検査は行われたんだけど荷物も少なく機内預けもなかったのでスルーだった。あ〜北海道ともお別れだぁ〜寂しいなぁ〜、、ところで保安検査の前に係官に質問。ANAにしろJALにしろホームページを確認すると手荷物は1個だけとの記載がある。ってことは俺は条件を満たしているので問題はない。でも、空港で、、、「あ!あれ買っていこう」って思ってもリックにスペースがなければ購入することができないはず。
答えは簡単。俺の場合は今までと変わらないそうだ。この手荷物制限の本来の目的は、明らかに大きな旅行カバンを機内に持ち込むヤカラが後をたたないそうな。そのため機内の収納スペースは満杯となり閉まらなくなったりして遅延が多発しているらしい。確かに俺も何度も飛行機に乗っている。そんなバカたれを見ることもある。
CAさんが指摘しても、「俺は客だぞ!」って態度で開き直ると何も言えないし、「何かトラブルあったら、あんたに責任負ってもらうぞ!」な〜んて言われたら諦めるしかないだろうし、、、。こんなんで何度も遅延に俺も付き合ってきたんだね。これを解消するために、入口の保安検査でガードをするのが本来の目的なんだそうだ。そのためか問題なく保安検査を通過することができた。なるほど、、、でも土産の袋が2個ってのは無理があるかな?
ここから飛び立つ飛行機はボーイング737-800。150人程度の中型旅客機だ。
やがて機内に搭乗。んん?搭乗待ちの客が少なすぎない?って思ったんだけど、、、、想像通りの客の少なさ。俺の座席の前後もチラホラいる程度で50人も乗っているんだろうか?
女満別発のJAL便だってそこそこの需要があるはずだけど、、、中標津となるとかなり利用エリアが小さくなるんだろうか?

タキシングも済み離陸。俺って何度も標津付近を走っているけど空から見ることは初めて!んん?あれって開陽台じゃん?
お〜〜〜摩周湖が見えた!マジ感動。何ていうか遊覧飛行をしている感じ。

中標津発の飛行機は初めてだっただけに、この光景は忘れないかもしれない。特に問題なく飛行を続けほぼ定刻に羽田空港に着陸。滅多に羽田第二ターミナルは利用しない俺(今回で2回目)なのでボーディングブリッジに接続されても、、、出口が遠いなあ〜って感じてしまう。
乗客が少ないから、機内預けの荷物も少ないでしょう。そんなんで荷物もすぐ出てきた。あとは家族が迎えにきてくれたので、乗せて貰って自宅に戻ることにした。電車だったら、、、ちょっときつかったかな?荷物が、、、。
編集後記
いつも何の気もなしに北海道を旅行している俺。飛行機が飛ぶのは当たり前だと思っていた。大雪で欠航することもあるけど、俺には関係ない別次元の事と思っていた。

でもいざ欠航となると、、、結構つらいもんだ。俺の場合はフレキシブルで予定変更できたからいいものの、、、一般の旅客では そんな芸当ができるだろうか、、、。前途は多難だなあ〜って感じさせられた。

それに行程も相変わらず無茶苦茶なプランを走っている俺、、、。これはどうにもならないでしょう!。今度夏に行くことになるでしょう。もっともっと楽しく旅行をしていくと思います。どうぞお楽しみに!

長い旅行記お読みくださりありがとうございました。
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