ナビの北海道旅行記2010 パート1
今年もとうとうツーリングの季節がやってきた。俺の毎年の恒例行事になりつつ、、、いや、、、恒例行事だ。

だいたいこの時期になると、北海道かあ〜〜さ〜て、、、何処へ行こうかな?っていう悩み始める俺!いつものことだけど、、、。

そんなんで、いつものように思いつきで行こうかなあ〜って考えていたんだけど、、、今年はバイクがない!!そう、なじみのバイク屋さんに車検や整備で預けたまんま引き取っていないから、、、。
いやいや車検すらまだ行っていないみたい。

これが発覚したのが約1カ月前。急いで整備してもらうのも俺的には申し訳ないし、、、昨年から夏の陽気が怪しい日々が続いているみたいなので、いっそうの事バイクツーリングの雰囲気でレンタカーに切り替えてみようって発想になった。

変な話、、これならば合羽の心配は一切ないし、場合によっては林道を走ることもできる。それに行きも帰りも飛行機なので、日程を十分消化することもできる。実際バイクツーリングって風を切って走る楽しみや、ソロツーで出会った人たちとのコミュニケーションが楽しい。だけど、往復フェリーを使っても高速料金(関東から新潟や仙台など)を考えると4万弱は必要となる。俺の場合、いつも使っているレンタカー会社を使えば会員価格となって込み込みで5万円以下で1週間も借りることができる。

そんなわけで今回は1週間レンタカーの旅をすることに決めた。これで、普段は行けない場所にもとことん入り込むことができる。そんなんで旅行記が始まります!


ご注意==今回の旅行記はレンタカーを利用した多数の写真を撮影しました。その為に同一箇所の写真を多用し文面を少なく表現してありますことをご案内申し上げます。決して手抜きではありませんので、、、。
7月17日
早朝に起床し、家を出たのは6時30分頃。今日も暑いなあ〜でも事前にネットで北海道の天気を見ると決して良くはなさそうなのがにくたらしいけど、、、、。冷房の効いた電車で羽田空港へ。さすがに1週間も旅行するとマイカーで空港の駐車場には止められない。料金がバカにならないから、、。何万円取られることやら?
何度か乗り換えをして京浜急行の羽田空港駅で下車しコンコースを上がる。
今日搭乗する飛行機は9時30分発のJAL515便。後発の青森にしろ1時間後出発の札幌行きにしろ天気が雨マークなんだよね!これバイクだったら最初から合羽って言うことなのかな?それって悲しいけども今回は直接は関係ない!!
1時間ほどの余裕があるので、いつものようにサクララウンジで休憩。今日はそこそこ混んでいたけど、それでもしっかり窓際をゲット!この先レンタカーに乗るために いつものアップルジュースとあられ、それからコンビニのおにぎりで軽い朝食を摂る。あ〜美味しい!
ラウンジから正面に見えるA滑走路の対岸には国際線のターミナルが見える。かなり大きなな規模だってのが判るな。現在では ほぼ90%の完成率なんだそうだ。何となしに、福岡空港のレイアウトを想像しちゃった、、、。あそこも滑走路の対岸が国際線ターミナルだもんね。でも、、、俺って新ターミナルを利用することはあるのかな?そもそも海外旅行って概念が機薄だから、、。見学だけで行くのも寂しいしなあ〜。
ところで、今回搭乗する札幌便なんだけど、南ウイングの10番スポットからの出発なんだよね。わざわざ北ウイングの保安検査を受けて、そのまま北ウイングのサクララウンジでのんびりしていたんだけど、、、思ったより遠い。こんな便もあるんだ、、、。
今回の飛行機はB777-200。W-14って機材。俺はいつものようにクラスJシートに座る。この飛行機は国内線用ファーストクラスがある。いいなあ〜って思って見てみるけど、、、やっぱり差額の8000円はちょっと勘弁
もちろんそれなりのステータスにもなるし食事もついているから何時かは利用したいなあ〜とは思っているんだけど。
離陸後水平飛行になると、俺の目の前はカーテンで閉ざされてファーストクラスと隔絶されることに。よりによって俺の席はクラスJ席の一番前だったから。意外と閉塞感はいなめない。
カーテンが閉ざされるとクラスJ席以降の旅客は前方のトイレも使えないんだとか、、、。かなりの差別化じゃん。すごいねえ〜!さすが差額8000円パワー!!
かくゆう俺は何時もオーダーしているスカイタイムっていう柚子ジュースとお菓子1個。カーテンを隔てた前の席の方々は有名シェフのお弁当etc、、、。羨ましい!!!さぞかし美味しいんだろうな!まあ、普通席に比べてお菓子が1個追加されるだけ優越感に浸ればいいのかな?(なんのこっちゃ!)
ところで 千歳行きの この飛行機が何故南ウイングからの出発なのか?ってことなんだけど、機内のビデオ放送で理解できた、、。
何でもない普通のNHKのニュースなんだけど、左上の時報表示の下に福岡や筑豊の天気予報が表示されている。
あ〜〜この飛行機は朝、福岡空港から飛んできたのが千歳に向かっているわけね!!だから福岡空港でNHKのビデオをを録画していたんだ、、。
そんでもって到着したのが南ウイングだった!って訳。
ほぼ問題なく定刻に新千歳空港に到着しました。預けた荷物もないのでスルーでゲートを出る。レンタカー会社はオリックスレンタカー。いつも使っているんで、メンバーカードのステータスも最上級クラスにアップ。でも、、、受付窓口がANAの出口よりも奥なんで、結構遠い。JAL利用者には不便だなあ〜
カウンターで名前を告げてバスによる移動。5月にもこんなスタイルでレンタカー事務所に移動したけど、日中だからか、お客さんがすんごい数。何とか乗り切れて出発。約10分ほどで事務所に到着して手続きをする。
メンバーカードのステータスが最上級になると、車種のアップグレードができる上に保険料などの任意の出費もサービス。つまり普通の人はレンタカー料金と免責補償料金として1日1000円ほどが別途かかる。それが俺はサービスなのでありがたい。
そこで俺は車種のアップグレードを念頭に入れて軽自動車をピックアップしておいたんだけど、、、貸してくれた車は、、、
あれま!インサイト!!ハイブリットカーじゃないすか、、、。
俺自宅では最近トヨタの新型プリウスに替えたばっかりだったから、、ホンダのインサイトってどんなもんか一度乗ってみたかった!実にラッキー!
てっきりワンクラス上のホンダフィットかトヨタのビッツ辺りを想定していたんだけど、、一気にカローラも抜いちゃって 3グレードもアップしちゃった!オリックスさんアリガトウ!説明もそのままに、出発!って〜とトリップメーターリセットしなくちゃ!って思い留まりリセットの確認。んん?何か変!オドメーター(総積算距離計)の数字が6kmなんだもん、、。あれれ?って思い車検証を出してみたら、、今日は7月17日。インサイトの初年度登録が今年の7月13日!!え〜??4日前に新規登録されたってことは
マジ新車じゃないっすか!
いや〜恐縮してしまう。何だかダート走るのが可哀そうになってきちゃった。
そんでは出発!。まずは近くの道央道千歳ICから高速へ。本線ではジャンクション前に電光表示が、、。
道東道、夕張IC出口渋滞5km、道央道、岩見沢IC出口渋滞10kmだと、、、これって絶対無料化実験の弊害じゃないのかな?マジやめてほしい!!そう思いました。
本当は昼食は砂川SAで摂ろうかと思っていたんだけど、岩見沢ICが渋滞ってことは、何がしか速度低下とか俺にも影響があるかもしれないと思って、野幌PAにて昼食&トイレ休憩。とりあえず食べられればいいから、、そう思ってセイコーマートでおにぎり数点を購入して昼食代わり、、、。ちょっと寂しいかな!暑かったけど、温かいおにぎりは美味しかった。
高速道路を走っているだけだと、北海道を走っているのか、地元の高速道路を走っているのか、、、あまり灌漑深いものはない。ただ、滝川、旭川って表示があるって位なもの、、。で、札幌から士別剣淵ICで料金がたったの500円。これも無料化の恩恵かな?ありがたいのか?迷惑なのか?そういえば、渋滞っていつの間にか解消していたみたいで、全然混んでいなかったなあ。
士別剣淵からは やっと一般道へ、、、。ところが、これが大渋滞!!何だかな〜って思ってはみたものの市街地を抜けると、、、そこは北海道。やっと空いてきた。名寄からは下川町方面に国道239号線を進んでみる。これから先は雄武方面に進まなきゃ!今日泊まるのは西興部。だから大きくループすればいい。これも俺流のプラン!まあ〜マニアックだこと。
下川町で本来は道道60号線に入らなければならないんだけど、国道に並走していたであろう、旧国鉄名寄本線の線路跡とかを眺めていたら天北峠まで超えちゃって気がついたら あれま西興部村に入ってしまったじゃん。予定外。それも行者の滝入口まで来て気がついた。でも折角ここに来たならば行くしかないか。案内に沿って国道から離れて しばらくダートを走る。5km弱ほど走り切ると、そこには広いスペースが。駐車場のようだ。
駐車場の奥に行者の滝がある。興部川らしき川に流れ入るような滝が、、、。高さは10mないくらい、、、水量は多いけどそれほど大きい滝ではなさそう。行者の修業に使われる滝ってだけあって年に1回、行者まつりがあるんだそうな。近くには湧きだした水があって飲めるようになっている。ただ、何故か台所の家具とバルブのない水道管に違和感が。誰がこの水止めるんだろう!でも冷たくて美味しかった、、、。
でも、ここはアブの大群がすんごい!行者の滝の先に赤岩の滝や黒岩の滝ってのがあるんだけど、入林届を記載しなければならないそうだ。ここからはヒグマなどが出そうな場所だし、俺一人だし、時間も16時過ぎてしまった。届を出さなければならないエリアだから、残念ながら撤退を決めた。さすがに死にたくないもん!以前より軟弱になったかな?俺って!
さっき来た道を引き返し、天北峠も超えて下川町へ。カーナビを見てはいたんだけど、ルート案内なんてやっていないからスルーしちゃった、、、。まったく、、、。道道60号線に入って雄武方面に。途中キタキツネを発見!写真撮影しちゃえ!って停車してみると、、
おい!近寄ってくんなよ!
間違いなく観光キツネみたい。もちろんエサなんて与える気持ちはないから、そのまま出発。バックミラーで後方のキツネを見てると俺の止まった辺りで鼻を道路につけてクンクン嗅いでいた。何か置いていってくれたかな?って確認していたみたい。これはイカン!餌を与えているヤカラがいるのかな?
この道もかなり改修が進んでいるみたいで、すんごい高規格道路って感じ。この道を時速50kmで走れ!ってのは鬼!って言いたくなっちゃう。しばらくすると立派な道は終了して工事中の区間に。そして旧道に誘導されていくけど、これこそ北海道の感じがする道に感じる。ただ、工事中の道もかなり進捗が進んでいるみたいで来年には新道に切り替えになるのかな?
幌内越峠を越えて やっとこ雄武町へ。まずは神門の滝へ行ってみたい。入口を発見し林道を進む。この林道は地図には載っていないんだけど、案内板には名寄まで行けるらしい。その割にはかなり劣悪な道だ。4WDならば問題ないけどFFのインサイトではあまりに非力、、。かなり走り込んでみたんだけど、スタックしそうなので さすがに怖くなってUターン。
しかし この林道ってすれ違う場所がほとんどない!いや〜対向車と出会わなくて良かったなあ〜!時間も17時を回ってしまった。今日最後に予定しているのは、日の出岬の日没を見てみたい。18時30分頃に岬に到着できればベスト。そこで、ついでに幌内ダムの見学でも!!って思ったんだけど、入口が判らないしカーナビでもルートが見あたらない!辺りをウロチョロしてみたけど、、、。このダムは北海道電力が建設して発電ダムとして利用していたんだけど、あまりにコストがかさむので北海道電力が所有を放棄、以来単なる砂防ダムとして利用しているそうだ、、、しかし場所が判らないまま海辺まで来てしまった。何だか俺的に課題が残ることばっかり、、、。神門の滝、、幌内ダム、、。また来るか、、。
で、雄武市街は立ち寄ることもせず興部に。もちろん目的は日の出岬!時間にして18時20分かな?なにげに予定通りの時間に到着できた。ところが
曇ってんじゃん!何でだよ!
てっきり3度目の正直って期待していたのにな!俺って何回ここ興部まで来なくちゃなんないのかな?まあ、、いいか!19時前まで粘ってみたんだけど、あえなく粉砕!!で、撤収。
さすがに夏の北海道でも19時近くになると夕闇が支配してくる。興部から国道を南下して西興部町へ。ローカルな場所だけあって民家も少なければ車の往来も この時間になると殆どない。19時30分過ぎに今日宿泊するホテル森夢(リム)に到着。夕食は摂っていないのでレストランの営業時間を聞くと20時で終わりなんだそうな!んな訳で荷物を部屋に置いてダッシュでレストランへ。
まずは生ビールが飲みたい!ってんでおつまみにイカ刺しと、、、んん?「さきいかの天ぷら」?何じゃそれ!ってんで併せてオーダー。生ビールは美味しいんだけど、つまみが中々出てこないのでお代わり、、。で、イカ刺しは普通だな!でも「さきいかの天ぷら」って、、、そのまんま市販の「さきいか」を衣をつけて揚げただけの天ぷらにしたもので、美味しいってより、、、、、って感じ。でもクセになりそう。
でもここのホテルに泊まった本当の理由は、西興部名物「村長ラーメン」を食べたかったから。何でも町おこしの一環で西興部の村長がじかに考案したラーメンなんだそな。ラーメンに載っている具材は村で採れた行者ニンニクやしめじ、鹿肉などが入っているんだそうだ。折角、雄武や興部に来たならば是非食べねば!ってんで出されたラーメンのお味は、、。
うっめ〜っす たまらん味っす!
こんなラーメンあったんだねえ〜!知らなかった。スープも醤油ベースなのかもしれないけれども、独特な味付け!これって皆さん お勧めです。
胃袋も満たしたことだし、風呂に入りに行こう!ここは日帰り入浴もやっているみたいだし、レストランに行く時はかなり混んでいたけど、さすがに21時を廻ってしまうと閑散とした風呂に。つまり貸し切り状態!これって実にラッキー!
温泉とは言ってるけど人工的な光明石温泉だから特に感慨に浸れるものはないかな!それに露天風呂もなかったみたいだし!!
入浴後は部屋に戻ってテレビを見つつ缶ビールを飲んだら睡魔が襲ってきた!
おやすみなさい!!zzzzzzzzzzzzzzzz
 本日の走行距離 425km
7月18日
朝は6時過ぎに起床。窓から景色を見渡すと、、雨っていうか霧雨、、、。いや〜バイクでなくて良かったかもしれない?そう思ってしまう。とりあえず朝風呂に入ってから朝食を摂りにレストランへ。これといって特別なものはないけど、、ウインナーと生卵だけあれば俺は十分納得、、、。俺ってグルメじゃないなあ〜。8時過ぎにはホテルをチェックアウトする。
ホテルを出て一旦下川町方面に、、。下川町と同じように国道に並走して廃止になった名寄本線があったはず、、。多分廃線の駅跡があると思って走ってみると10kmも走らないうちに資料館らしき建物を発見!立ち寄ってみる。元は上興部駅だった場所なんだそうだ。時間が早いので屋内には入れないかな?って思ったんだけど鍵が解錠されているので内部に。ここには沢山の切符や資料が展示されていた。
屋外には久しぶりに本物の列車、キハ27が保存されていた。普通保存される列車っていうとキハ22のような一般車両なんだけど、ここは急行型車両。で、車内にも入れた。20数年変わっていない車両のにおい!最高っす!。ただ車内の半分はシートを撤去されて座敷になっているけど。ただこのキハ27何処か変?あれ?連結器はないしシャンバー線もスカートも撤去、、、それにエンジンがないじゃん!ちょっと中途半端に感じてしまったかな?
そこそこ上興部駅散策を楽しんだ後は西興部市内に戻って興楽園に。ここって風情のあるおもむきの建物。通路にはコケが密集していて、川の流れも人工的に作られていて奥には茶室もある。ましてや車の音など聞こえるはずもなく鳥のさえずりが聞こえてきて、、はて?ここは北海道だろうか?って感じる。そう、京都の苔寺を連想させる建物で、結構面白い。今度は京都行きたくなっちゃうなあ〜。
西興部には特産の松茸焼酎ってのがあるらしい。実は朝にホテルのパソコンでメールチェックしていたら宮城のotabeさんから西興部では有名だとのこと。あれま!俺としたことが、、、情報を持っていなかった。とは言うものの何せ閑散とした村なもんだから焼酎を売っている店を探すも、、お店が判りにくい。何とか裏の路地にお店を見つけて松茸焼酎ゲット!モシリバへ持っていこう!
国道から離れて滝上に向かう途中に鹿牧場の看板が、、、。これもカッ飛ばさないから判る芸当!俺、今回はハイブリットのインサイトだから高燃費も期待しているし、速度違反で捕まりたくはないから、、とにかくゆっくり走っている。
でも、鹿牧場は残念なことに関係者以外立ち入り禁止なんだそうな。そう 口蹄疫の関係らしい。本来ならば広範囲に鹿が放し飼いされているみたいなんだけど!残念。
もう少しで滝上町ってところで「氷のトンネル」の看板が、、、。実際には立ち入り禁止になっているんだけど、近くまでは行けなくもない。内部は危険だから近場で見ようかと思い進んでみる。6kmほど走り込んだらキャンプ場があって、そこで車は通行止め。雨も降ってきたので傘をさして、、んん?そこにはでっかいウンチ!これってぜったい熊さんのだよ!それも新しそう!いや〜怖いや!ってんで残念ながら撤収!死にたくないもん。
滝上町に入ってきて最初に立ち寄ったのは北見滝の上駅跡。ここも以前来たことはあるんだけど、、これと言って変化はなさそう。数枚の写真を撮って出発。
そんでもってお決まりの?滝上公園に。ここは2カ月ほど前に帯広のTAKEさんと一緒に来た場所。たった2ヶ月で芝桜の花っていう花は一切なくなって どこも緑の絨毯って感じ。いや〜これじゃ感動するどころじゃない。それもたったの2カ月しかたっていないんだもんね。早いもんだ、、、。
滝上町は香りの里って言うこともありハーブガーデンに立ち寄ってみる。丘陵地にあるハーブガーデンには、俺的にはよくは判らないけれども多種多様のハーブが咲いているみたい。
車で頂上まで走り切るとおしゃれな洋風の建物が、、。ここがレストハウスで軽食を摂ることができる。俺はあえてコーヒーって柄じゃないけらハーブ系の土産系を物色。ハーブ石鹸やハーブティー、何故かハーブラスクってのがあったのでそれらを購入。これもモシリバへの土産になるかな?
ハーブガーデンを後にして市街地に向かうと、、何か不思議な建物が、、、。近寄ってみると滝上郷土館なる看板が!!これは知らなかった。でも、、照明らしきものは点灯していないし、、、どうしようかな?って思っていると草取りをしているおばさまが登場して受付嬢に変身!!これってあり?観覧料150円を払って見学。郷土の開拓の歴史などの説明がたくさん。俺ってこんな歴史ものって大好き!マジマジと見ていった。
建物の別館にはSLとラッセル車が展示保存されている。もちろん滝上まで運行されていた車両たちだろう、、。でもこの9600型のディフレクター、、、黄色いストライプ(警戒色)の塗装がなされている。はて?北海道ってそんな警戒色塗装はされていたっけ?それにラッセル車のキ100、、、塗装を重ね塗りしてるからひび割れや剥がれが痛々しい。手で触ってみると剥がれそう。せめてもの救いは屋内展示ってことくらいかな、、。
思った以上に滝上で時間を使ってしまったみたい、、、。ちょっと急がなければ、、。この後白滝に用があるもんで。浮島トンネルをクリアしたら旭川紋別自動車道で白滝へ。国道273号線、国道333号線のバイパス的存在のため別途国道450号線と称する高規格道路はマジ高速道路そのもの。とっても走りやすい。一旦「道の駅しらたき」で休憩したのち白滝市街へ。
そこから道道558号線に入って奥地の支湧別地区へ。ここには知る人には有名なFu-soraってパン屋さんがある。麦から自家栽培しているので、月に数回しか営業していないんだとか。今日は営業日ってのは事前に調査済み。廃校になった支湧別中学校が目的地なんだけど、廃校だけあってカーナビにも載っていない。近くまで来て徐行しながら走って行くと、、、あった!本当に中学校の跡地なんだ。
正面から入っていくとご主人がお出迎え。機械の前には奥様が作業中。ここのパンはご主人がこだわって作ったパンで小麦と、酵母、水以外は一切使わないんだとか。ご夫婦は元大阪から移住された方。すんごい努力家だなあ〜って感じさせられた。「普通に牛乳とかバターとか卵は使わないんですか?」って聞くと麦本来の味を守りたいとのこと。なるほど、、、それってのもこだわりの一つなのかな?って、ここで帯広のTAKEさんから電話、、。どうも!ご無沙汰です!!今回は帯広はスルーする予定だったのでTAKEさんには連絡入れてなかったんだけど、昨日ホテルでパソコンに入力していたので北海道入りしているのを判ったそうな。すいません!メールも入れないで、、。
6個ほど購入してお店を出る。それなりに手間をかけたパンなので、2000円以上したけど袋はずっしりとした重さ。丁度お昼時なので、ここで出来たてのパンを食べてみよう。選んだのはレーズンパン。こぶし大の大きさなので、市販のメロンパンより若干小さいくらいの大きさなんだけど、重さはメロンパン5個分は間違いなくありそう。口にしてかなりのボリューム!
マジ美味いっす。こんなパン食べたことないっす!
皮はとっても硬く俺好み。で、中はしっとり、、、じゃなく これでもか!ってくらい小麦の攻撃。いや〜2個位は簡単に食べられると思ったけど、俺でも1個で撃沈!そりゃメロンパン5個分の重さがあればそうでしょ!あ〜苦しい!!
今日の最大の目的はFu-soraってパン屋さんに寄りたかった。目的さえ達成すれば、今日は温泉にでも入ってノンビリししょうか!ってんで近くの白滝グランドホテルへ。あれ?近くに行っても人の気配が全くない。あれ営業してないじゃん。確か以前破たんしたホテルを村か何かが譲渡されて再営業していたと思っていたんだけど、、。今回は断念。(どうやら完全に倒産したようです。)
丸瀬布までは旧道となる国道333号線を走る。これがマジで変!家屋や商店は普通にあるんだけど、車の通りが殆どない。多分みんな自動車道を走っているんだろうな!これって地元は走りやすいけど、その分ゴーストタウンに見えなくもない。道道1070号線に入って「交流促進施設やまびこ」っていう丸瀬布温泉に。今日は温泉三昧を企画するか、、。利用料500円を払って一風呂浴びる。んん〜気持ちいい!露天風呂では外からSLの汽笛が、、んん?何だ!
俺って長湯する人じゃないから10分も入浴できれば満足できる。そんなんで30分程度で温泉を出てSLの汽笛の場所へ。あ〜ここね!いこいの森ってところに雨宮号が走っているのか、、。今まで話には聞いていたけど、ここにあるとは知らなかった。鉄分の濃い俺ならば是非乗らねば!!3時発車のがあるとのことなので乗車券500円で購入。まもなく発車!8の時のエンドレスループを10分以上走って戻ってくるルート。これは十分楽しみました。
写真を数枚撮って出発。今回は「いこいの森」の先にある山彦の滝を散策してみたい。そう思って走っていると「高田温泉」なる看板が!!何だろう?「日中以外のご利用はご遠慮ください」とも書いてある。ますます気になる。ならば行ってみよう!って思ったけどすんごいダート!インサイトでは心配になったけど、、突っ込め〜〜!周囲は暗く熊さんエリアっぽいんだけど1kmほど走り込むとダートは終点。そこには不思議な景色が、、。
アブの攻撃に闘いながら歩いていくと、、何だ?丸木舟みたいな物にお湯が注がれている。これが高田温泉なのか、、。椅子があるってことは足湯なんだろう。もちろん入浴できる大きさでないのは誰が見ても判るけど、、。それにメッチャぬるい。若干だけど硫黄臭がして源泉付近には青白い温泉が、、。これは大発見だったなあ〜!さっそく足湯を楽しませていただきました。本日温泉2カ所目!!
道道に戻ってさらに10分ほど走って駐車場へ!観光バスが来れそうな広い駐車場に先客は2台ほど、、。思いっきりマイナーなのかな?案内板には山彦の滝まで200mとのこと。熊さんがいるとも思えないけど念のため防御のつもりで傘を持って進む。数十段の階段を上って坂道を歩いて行くと結構疲れる。途中先客とすれ違って挨拶をかわす。もう少しのようだ。途中には苔がむした岩の間を歩いていくんだけど、ちょっと歩きにくい。さてさて、そこには落差28mの滝が、、。決して大きくはないけど、目の前の迫力には、しばし登って疲れたのを忘れてしまった。すんごい美しい!目の前で滝が流れ落ちて手を伸ばせば水に触れる。
この滝の素晴らしいのは滝の裏側に行けること。どこかの国の大きな滝で滝つぼの裏側に入ったテレビの映像を見たことがあるけど、、、。ここはそれのミニ版って感じ。何となく神様が宿っているんじゃないかな?って感じるのは俺だけかな?山彦の滝から500mほど先には鹿鳴の滝ってのがあるそうなんだけど、、、目の前の獣道?っぽいルートを見て挫折!!さすがにしんどそう。車で道道を走ればショートカットできるらしいけど、現在は通行止めなので行くことができない。丸瀬布温泉に入浴したからなのか、すんごい汗をかいてしまった。そういえば今日はすんごく暑いなあ〜晴れてはいないんだけど、、。北海道ってこんなに蒸していたっけ!
一旦丸瀬布市街に戻ってから今度は瀬戸瀬温泉にトライ!以前は温泉ホテルだったそうなんだけど、現在では宿泊する人も少なくなっているので料理などのサービスはなく素泊まり専門なんだとか、、。それに日帰り入浴ができる。駐車場らしき広場に車を止めて屋内に利用料金500円を払って浴室へ。Phが高く入浴すると肌がツルツルするのが判る。しかし浴室は湿気がすごく息苦しい。露天風呂もないし。脱衣所を2度往復して楽しんだ。本日温泉3か所目!
このまま紋別に行くには早すぎるかな?そう思ってわざわざダートになった道道を進んで生田原へ。この道、意外とマニアックで判りにくいくらいのアップダウンが続く。大変かもしれないけれどインサイト君がんばって!俺って性格悪くなったかな?俺の相棒Z750Sのバイクだったら絶対走りたくない。峠を越えて平地に下りると舗装道路に。あ〜助かった!!この頃になると雨が降ってきた。
やがて生田原市街地へ、。ここに来たならば、、え〜い!どうせだ温泉!浸かって行くか!って思い、生田原温泉に!俺も悪趣味だなあ〜!場所は「ホテルノースキング生田原」ホテル駐車場に駐車してフロント横の自動販売機でチケットを買い入浴!ここまで来ると意外と入浴することが疲れてきた。変な感じ、、。ここもPhが高いからか肌がスベスベする。しかしここも露天風呂ないんだね!ホテルなのに。さすがに今回はノンビリしました。本日温泉4カ所目。
外にでると雨は本降り。いやだなあ〜。後は単純に紋別に進むだけ。何で紋別にしたのか?って言うと昨日の日の出岬の予備日って考えていたから。昨日雨降ったら今日行けばいいかな?って思っていたんだけど、それすら無理な雨模様。途中遠軽で今回初めての燃料給油。688km走って入れたのはわずか33L。ってことは燃費は20..8km/L凄いじゃないっすか!昨日は高速ばっかり走っていたのに。紋別に行けばいくほど視界が悪い!これって疲れるな!
19時30分頃紋別のホテルに到着。俺のいつも利用させてもらっている紋別セントラルホテル。温泉入ってばっかりだったのに、ここでもトドメのサウナに。十分脱水症状?になってから生ビール!
すっごく美味しい!っす

おなじみホタテづくし御膳で満足満足。もう何もする気もない。酔いも手伝って速攻爆睡!もう記憶がなくなりました。
ZZZZZZZZZZZZZZZ
今日の走行距離 315km
NEXT 旅行記TOP