旧国鉄標津線 奥行臼駅跡 |
住 所 | 北海道野付郡別海町奥行16番地27-30 | |
問い合わせ先 | 海町教育委員会社会教育課 | |
電話番号 | 01537-5-2111 | |
営業時間又は訪問可能期間 | 通年 但し冬季歩行困難 | |
駐 車 場 | 有り | |
入場料又はそれらに関わる料金 | 無料 | |
ホームページ又は関連サイト | http://www.betsukai.gr.jp/homepage/yakuba/501_2_3kyouiku/syakai/bunkazai/bun-spe.html | |
コ メ ン ト |
根室原野の開拓のために建設された標津線は根室本線の厚床から中標津までの路線です。別に釧網本線の標茶から中標津を経由して根室標津まで延びていた標津線の枝線的性格をもっていますが、ここでは厚床から中標津までについて記載します。 昭和8年12月、厚床ー別海間が開通と同時に奥行臼駅は旅客駅として誕生しました。 奥行臼駅は別途記載してある、別海村営軌道の乗換駅等として地域の物資の輸送や生活の発展に重要な役割を果たしてきました。 しかし自動車の普及によって国鉄からJRへの移行後、平成元年4月29日標津線は廃止となり、奥行臼駅も56年間の歴史に幕を閉じました。 別海町ではその足跡を残す歴史的建造物として、奥行臼駅の施設であるホーム、詰所、石炭小屋などの施設を含め文化財に指定。また、撤去されていたレールを新たに敷設するなど、路線廃止以前に近い形で復元し、鉄道機能の理解に配慮した形で公開しています。 実際ここに行かれると、のどかな田舎の無人駅って感じがします。間違っても列車が来る事はないんですが、ひょっとして?って雰囲気が十分あります。それだけ現役のイメージそのままに残されているのは奇跡に近いことではないでしょうか?ですから、パネルもなければ写真も古いものが数点あるだけです。ここにキハ22などが展示されていなかったのは正解だったかもしれません。 当時の奥行臼駅をご存知ない方でも、この光景はきっと受け入れられると思いますよ。 |
奥行臼駅跡の写真集 |
夏の駅舎です。日中は駅舎の中に入る事が出来ますよ。 | 雪深い冬でも光景は変わりませんよ。でも雪が邪魔でホームまで行けませんでした。 | |
厚床側から撮影しました。中央が駅舎。奥に風呂場があります。 | 目の前の引込み線はレプリカです。廃止後施設されました。でも何だか自然ですよね! | |
そのままの形の改札口です。スクラップブックがあって、全国から来てくれているのがわかります。 | 実際は奥行臼駅の運賃表ではないんですが(泉川駅)でも、当時の値段がわかりますね。、 | |
駅舎外れにあるこの建物は、元別海駅にあった風呂場を移築してきたものです。でもなじんでいたなあ! |