タウシュベツ橋梁 |
住 所 | 北海道河東郡上士幌町幌加 | |
問い合わせ先 | 上士幌町役場 | |
電話番号 | 01564-2-2111 | |
営業時間又は訪問可能期間 | 通年 但し冬季通行不能 | |
駐 車 場 | 有り | |
入場料又はそれらに関わる料金 | ーーーー | |
ホームページ又は関連サイト | http://www.kamishihoro.jp/kankou/arch.html | |
コ メ ン ト |
タウシュベツ橋梁とは旧国鉄士幌線のタウシュベツ川に架かっていた橋のことです。 昭和14年11月十勝三股まで士幌線が開通した際に音更川の支流であったタウシュベツ川の単なる橋でした。とは言ってもコンクリートで出来た11連のアーチ橋は美しいものでした。 戦後の電力供給を目的として、音更川にダムの建設が始まり、この橋は湖底に沈む事になります。昭和31年に糠平ダムが完成して士幌線は国道寄りに新線を建設し糠平駅を移設していきます。それまでタウシュベツ川の橋梁部分もダムの湖面になり、その役目を終えました。 しかしながら、この美しい橋を残そうという運動が高まり、撤去することなく現在にいたっているようです。 およそ雪解け水によりダムの水かさの増える5月下旬から水位が上昇し10月には完全に湖面から姿を消します。そして1月から水位が下降しはじめ5月上旬には橋の部分は完全に水がなくなります。 その為に幻の橋とも言われています。 出来る事ならば7月頃行かれるのがいいかもしれませんが、水位の増減の時期は一定ではありませんので、糠平の交通記念館で確認されてから行かれるのがいいかもしれません。ナビが訪問したのは10月上旬です。本来はこの頃は殆ど湖面に沈むはずなのですが、7月には早くも湖面に沈んでしまったようで偶然見ることができました。 それと毎年湖面に沈んだり現れたりと環境も劣悪な状態です。現在の11連橋がいつまで、あと何年現存するのかは判りません。あえて補修はせず自然の流れに寄与するとのことです。一部は崩落も始まっていますので、早めに行かれる事をお勧めします。 なお、平成13年に北海道遺産に選定されました。 |
タウシュベツ橋梁 の写真集 |
国道からみる三の沢橋梁です。こちらは新線の方です。いたるところで見ることができます。この先は糠平湖です。 | 国道沿いのアプローチとなる看板はこれしかありません。高速で飛ばすと見落としがちです。すんごいダートが待ち構えていますよ。 | |
なかなかすれ違いが出来ないダート。それも深ジャリですからオンロードバイクは諦めた方がいいかもしれません。 | 4kmほど走るとこんな広場があって、駐車場みたいになっています。 | |
車を置いて遊歩道を300m歩きます。ここは元線路のあった場所です。前方に湖があります。 | 遊歩道の終点。橋の存在が判りますか?対岸まで細い道らしきものが延びていますね。 | |
こんな時期に(秋真っ盛り)に見えるなんてラッキーです。でもよ〜くみると橋って勾配だったんですね。水位がもう少し少なければよかったなあ! | 50年もの月日が経つと鉄筋からコンクリートは剥がれ落ちてます。いつの日か朽ち果てる日がやってきます。あと何年この姿を見せてくれるだろうか? |