AEDが本当に社会に普及していくためには、2つの要素が必要かと思います。
@ AEDって、何か ・・・ について、みなによく知られること。
A AEDを 実際に街中に設置していくこと。
@
よく 知られること ・・・
一般市民にAEDがよく知られるようにするためには、
まず、その存在を知ら
せなければなりません。
知らせる方法は、メディア(ニュースやワイドショーやドラマなども含む)・学校・各
地域での紹介イベント、など
たくさん、目に触れるようにする活動が大切です。
厚生労働省や日本救急医療財団などにより、使用する人におすすめとなる講習の内容や時間を規定して発表すること
に加え、もともと 「緊急避難」として使用者が訴追されることはないと保障されているこの器械を、市民に知ってもらい
どのように使われるのかを、簡単にビジュアルやデモンストレーションによって紹介していく工夫が増えれば増えるほど、
普及の度合いは深まるというものです。
学校の授業で取り上げたり、ワイドショーで取り上げたり、ドラマの1シーンに出てくる、といったさまざまな形での露出も
普及の土台を支えると思います。講習会の普及は、それらのテーブルの上に成り立つものだと思います。
現状、使用する人は講習を受けるべき、と告知されることは、AEDの効果と価値を上げるものではありますが、
それだけですと、「一般市民」と「講習修了者」の間のギャップ=溝が広すぎると懸念しています。
AEDの存在を知る人、AEDがどんな器械か知っている人、AEDをどんな風に使うのかをTVなどでもいいから「見た」事
がある人、最近見た映画にAEDを使用している場面が出ていた、などなど、触れる程度と機会はどんなものでもいいと
思います。
普及、とはそういう形で、人々に触れる機会を増やしていくことで、浸透していくものと思います。
そのようなAEDの認知のピラミッドの最上階には、プロである医療従事者がいますが、その下の土台は上記のような
市民が支えていることが「普及」の土台です。
AEDの講習を受講した市民は、医療従事者に続く、その下の階層をひきうける層であり、それはできればアメリカのよう
に、警備関連、ホテル関連、アウトドアガイド関連、介護施設関連、スポーツ施設関連、などなど、のような業界の従業
員であるべき。つまり、そのような業界の人間は率先して、足元のフィールドの安全への貢献を固めていくべきです。
A 設置
をすすめる ・・・
まだまだ高価であるがゆえに、価値は高いものだが、買うとなると、、、という腰の引けた状況は、
大手警備会社・2社のAEDのレンタルリースサービスや、イベントなどへの短期レンタルサービスで、
かなり解決されつつあります。
SECOM
と ALSOK & 短期レンタル の 救命コム
AEDを設置できる環境はすでに整備されつつある、と考えると、一番の問題は人々の意識にあるようです。
心停止患者などは、めったに発生しないから導入しない、という考え方もあると聞きます。
「めったに」、という言葉は、「10年に1人でも」、尊い命と考えて真摯に向かえば、決して少ないものではありません。
AED購入、導入などのためにメーカーをご紹介することも出来ます。
下のMFAジャパンのサイトでお問い合わせに進み、お申し出下さい。
そのほかの詳細事項は、MEDIC
FIRST AID, International社 日本支部 の ホームページ
を 訪ねてみてください。
○
MFA JAPAN Co. Ltd. (日本国内本部) Web Site.
コースを開発したアメリカ本部のサイトは、この下です。
○ MFA
International, Inc. (アメリカ本部)Web Site.
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