建物が完成するまで 杉戸N様邸(重量鉄骨造)
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ボーリングで孔を開けてレイモンドサンプラーを地中に打ち込み打撃回数(N値)を測定する方式。土を採取し地層の確認が出来ます。また地下水位の確認も出来るのでより正確な地盤調査が行えます。費用が高いのと作業スペースが大きいのが難点です。こちらの現場ではより詳しく調査するため、ボーリング式とスウェーデン式と両方行いました。 |
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先端にスクリューをつけたロッドにおもりをつけ、回転させながら貫入させ、その時の貫入に要する荷重と回転数から抵抗値を測定します。 |
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割栗地業、捨てコンクリート打ちの上、基礎の配筋を行います。 |
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工場では溶接に不備がないか、ひとつひとつ試験をします。 |
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鉄骨柱や梁を加工し、ケレンの後、錆止め塗料を塗っています。JIS規格のシアナミド鉛系の錆止め塗料です。
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コンクリートを流しこむための型枠工事の後、基礎のコンクリートを打設します。 |
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コンクリートの軟らかさを調べるための検査です。 |
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【コンクリート圧縮強度試験】
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いよいよ鉄骨の骨組みです。 クレーンで吊り上げ、組立は鳶職人が行います。 足場のない鉄骨を自由自在に上り下りしていきます。 建て方が終わると上棟式を行います。家屋の守護神および工匠の神を祭って、末永く建物に禍がないように、幸多かれと乞い願う祭儀です。棟札・幣串・弓矢・散餅及び散銭・振幣・木槌などを用意します。 上棟式も最近は割愛されるケースも多くなりました。 |
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床のデッキプレートを取付けたり、胴縁や細かな部材を取り付けていきます。
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軽量鉄骨で間仕切を建てていきます。 |
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外壁側には透湿防水シートを張って、雨水の侵入を防ぎます。 |
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屋上にシート防水を施工します。 |
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透湿防水シートの上に通気胴縁を取り付けます。 |
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合板を敷いた後には、0.7mm超薄型シート状の床暖房を取付ます。 |
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エントランスのガラスブロックを取り付けます。 |
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外壁は大判サイディングを図面の目地割通りに張っていきます。 |
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物干場とバルコニーの目隠しとして、FRP製の格子を取付ました。外部から内部が見えにくくなり、でも風は通り抜ける事ができる優れものです。
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