ホームページ作り奮戦記その5




 文字色の設定について話を進めます。文字色も背景色同様、その人の好きずきもありなんともいえませんが、なるべく読みやすい色を選択されるとよろしいかと思います。視力のない方は、晴眼者に見てもらうのもいいのではないでしょうか。


 文書を書き終わりましたら、背景色同様全文選択して下さい。次に、ALTキーでプルダウンメニューを開きます。右矢印キーで書式まで移動、下向き矢印キーで一つ下がりますとフォントがあります。ここで、エンターキーを押しますとフォントオープンといってダイアログが開きます。


 ここは、日本語用フォントになっていますので、上下カーソルでフォントのタイプが選択出来ます。TABキーを2回進めてスタイルで上下矢印キーで、標準・斜体・太字・太字斜体を選択します。さらに、1回進めてサイズのところで、上下矢印キーでフォントの大きさを選んで下さい。更に、一つ進めます。ここは音声がありません。しかし、大丈夫です。下向き矢印キーを1回下げますと、色の自動設定と言います。さらに、もう1回下げますと黒といいます。縦5列の18種類色があるようです。縦横にカーソルを移動して好みの色を選んでエンターキーを押します。TABキーをOKまで進めて、もう1度エンターキーを押しますと、文字全体が上で選んだ色になっています。


 しかし、これだけでは何の変化もありませんので、タイトルのフォントを大きくするとかあるいは、文字とは違った色にするなどして、アクセントを付けるのも一つの方法かと思います。同様にリンク文字もそうされるとよろしいと思います。


 晴眼者が見たとき、どのような感じに映るか分かりませんが、私は、文字を黒にして、タイトルやリンクの文字は文書の色と違った色にしています。


 私ども視力のない者には限度があり、写真や図形などについては困難でありここでは書かないことにします。どうしても写真などを挿入したい場合は、晴眼者の手をかりるようにして下さい。それでもなお、自分で写真を挿入したいときは、貼り付けたい場所で、ここでは全角小文字で書いていますが、総て半角小文字で、以下のように書いて下さい。貼り付けたら、必ず晴眼者に確認してもらって下さい。


<img src="ファイル名.jpg" border="0" width="320" height="240" id="_x0000i1025"


 このように、何枚もホームページを書いてそれをリンクしていくことで、あなたのHPの話題も豊富になり、アクセスした皆さんもきっと楽しくなり、また遊びにきてくれるでしょう。


 新たに書いたら、リンクしてローカル上でブラウザーで確認してみましょう。でも、ネット上にアップしたあなたのHPを見られる方のブラウザーによって微妙に異なる場合もありますので、これはやむを得ない現象です。


 ここで作成したHPは、あくまでもローカルでのHPですので、当然のことですが、人様に見てもらうにはホストへアップしなければ意味がありませんね。ホストは自分が加入しているプロバイダーもしくは、無料サイトを利用することになりますが、大体5〜10メガのエリアが与えられているはずです。


 私は、ページの更新にはNEXTFTPを使用していますが、ページの更新には問題はありませんが、初めてホストにアップする際は、ドメイン名やパスワードなどを記述する必要があります。その際、ホスト側に音声がない部分があったように思います。ですから、最初アップロードするときのみ、晴眼者のお手伝いをお願いして下さい。


 大変雑駁で、まだ他にも設定の方法があるのかも知れませんが、WordでのHP作成は、以上で終了です。


 最後に簡単な復習をしておきます。


 1. 先ず、HPのコンテンツ(内容)トップページを作成する。

 2. 作成したらHTML形式で、ファイル名は「endex」半角小文字で保存する。

 3. 2ページ・3ページを作成する。ファイル名はなるべく分かりいいファイル名にする。

 4. それぞれのページにリンクを設定し、ページからページへ飛べるようにする。

 5. ページには背景色と文字色を付ける。

 6. 完成したらホストへアップする。


 これは、あるメーリングリストの管理者に依頼されて、私がレポートしたものです。以上でホームページ作り奮戦記は終了です。




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