ホームページ作り奮戦記




 タイトルにもありますように、ここでは、視力のない私が作るホームページを紹介しています。多少見にくい点もあろうかとは思いますが、皆さんに少しでも視覚障害者のパソコン環境をご理解頂ければ光栄に思います。


 では、眼が見えていても、パソコンを操作するだけでも難しくて大変なことなのに、見えない者がどのようにして、パソコンを操作し、ホームページを作れるんだろうかと疑問に思われるのも当然のことと思います。


 先ず、パソコンの操作法から勉強しなければなりませんが、ディスプレイに表示される文字をはじめ、画面に表れる様々な場面を、視力のない者にはどんなに頑張っても知ることが出来ません。これでは、パソコンの知識があるなしに関わらず、全くお手上げ状態です。


 今や、マイクに向かって声で文章を読み上げるだけで、文字が入力される今日です。その文字を読み上げるスクリーンリーダーというソフトが、いく種類か開発されており、これによって、ディスプレイの表示を知ることが出来るわけです。


 これは、例えばTXTやHTMLなどテキストファイルを読むのであって、写真や背景色などは全く音声でしることは出来ません。また、ソフトウェアによっては音声対応でないソフトウェアもあり、使いたくても使えないものもたくさんあります。


 しかし、メーカーの中には、自社のソフトウェアを視力のない者も使用可能なようにと、音声対応化してくれるメーカーもあります。これこそ、バリアフリーの誠心だと思います。さらに、フリーウェアの中にも音声対応のソフトもたくさんあり、開発者も出来るだけ視力がなくても使いやすいように、バージョンアップの際には音声化に配慮してくれる方もおられます。


 私が初めてパソコンと出会ったのは、昭和60年の秋でした。パソコンは、NECのPC6601SRでした。メモリーも64KBだけの、今からすれば考えられないちっぽけなものでしかなかったわけです。当時としては高価な物でしたが、手に入れたときは、なんとも言葉では現せぬ感激でした。


 パソコンをはじめ、その周辺機器は日進月歩といわれるように、現在のパソコンは、ハードディスクは40ギガバイト メモリーは128〜256メガバイト CPUは800〜1000メガヘルツと当時から考えると隔世の感があります。


 このように、多機能になったパソコンを晴眼者は、マウスの左右のボタンでアイコンをクリックして、意図も簡単に操作しますが、視力のない者は、キーボードで操作しているのです。


 しかし、視覚障害者総てがパソコンに習熟しているとはかぎりません。パソコンを自由に使える視覚障害者は一握りの視覚障害者に過ぎません。全国には自分一人では、パソコンを操作出来ない者も多数おり、ソフトウェアによっては晴眼者の手助けが必要な場合があります。そこで、最近全国の各地で、視覚障害者のパソコンをサポートするためのパソコンボランティアグループが発足しつつあります。


 今でこそ私も、画像配置は自分で行っていますが、このホームページを開設した当時は、写真を表示するための画像配置に晴眼者(I)さんやまた、レイアウトに(H)さんのご協力を頂きました。ここに、謝意を述べさせて頂きます。




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