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と き : 平成20年10月23日 ( 木 )
場 所 : 平鹿生涯学習センター
私は 2年前の平成18年 9月、横手市議会でエネルギー政策について一般質問をしました。
内容は後援会報 「 風11号 / 平成19年 1月発行 」 で報告しています。
要旨は原油高騰のためガソリンが値上がりし、運送業者が打撃を受けている。冬に向かって
家庭の暖房用の灯油代が心配である。
石油を外国から買うだけでなく、石油に代わるエネルギーを自給自足するためにペレット工場
を設置したらどうかとの提案でした。
横手市では合併で 37389ヘクタール の広大な森林面積があります。この森林資源を利用
してペレットを作り、ペレットストーブを使うなどエネルギーの自給自足は出来ないかということ
でした。
「 バイオ燃料フォーラム 2008 」 も私の考えていることと同じような発想ですので、どのような
話が聞けるのか興味を持って出席しました。以下 簡単に紹介します。
あいさつ : 秋田県 菜の花バイオエネルギー チームリーダー 佐々木 誠 氏
去年4月に新しく 「 秋田県菜の花バイオエネルギー チーム 」 が出来た。
稲ワラなどバイオエタノールに特化して進めている。てんぷら油など食用油は1100トンあり、
そのうち 1パーセントしか回収されていない。これらは農業用排水路などで悪さをしている。
横手市では十文字町で 9月から回収を始めた。資源循環を学んでほしい。
あいさつ : 横手市産業経済部 部長 藤井 孝芳 氏
「 バイオ燃料フォーラム 2008 」 を横手市で開催していただきありがとうございました。
十文字町の使用済み食用油の回収を全市に広めたい。エネルギーの地産地消をし、地域の
ビジネスにしたい。
講演 : 「 廃食用油の回収でエコタウンづくり 」
NPO法人 えどがわエコセンター 事務局次長 高木 嘉雄 氏
「 江戸川に油田を 」 を合言葉に
1.松江工業が油回収、自社の車に利用
2.足温ネットは地球温暖化防止活動
3.エコセンター&区は 「 もったいない運動 えどがわ 」 などをやっている。
講演 : 秋田県農林水産技術センター 主任研究員 片平 光彦 氏
「 農業機械でのBDF利用可能性について、トラクタの試験結果 」
1.バイオディーゼルを農業機械に利用すればどうなるのか。
2.燃料消費率は 作業によって異なるのか。
3.バイオ燃料と軽油でトラクタの出力に差があるのか。
4.燃料の混合割合と出力に違いはあるのか。
5.作業の違いで燃料消費量に違いはあるのか。
取り組み事例
「 道の駅十文字での廃食用油回収について 」
十文字エコプロジェクト協議会 会長 伊藤 洋二 氏
「 道の駅十文字 」 のレジを通った人だけで 一日千人 はいる。この他トイレや付属施設の
コンビニの利用者も入れると 一日何人 か分からない程の盛況である。
「 横手市におけるバイオ燃料への取組 」 横手市産業経済部農政課 主査 加藤 貞純 氏
BDF(バイオディーゼル燃料 )は無料で提供する。使用してみてください。
バイオとはギリシャ語で 「 生命 」 を意味する bios から。生体・生物体・生物を意味する。
バイオマスとは 生物体をエネルギー源または工業原料として利用すること。またその生物体。
化石燃料とは石油や石炭の事。
『 バイオ燃料フォーラム 2008 』 に出席しました。