2016年7月5日 外付けデカメーター
外付け用のデカメーターは、背面ジャックに差し込むと、内臓と外部が切り替わるようにしていましたが、内部も同時駆動するようにしました。12CmX10Cmの黒針と赤針のDualデカメーターです。

6月25日 箱入り完成
     ケース入りのフロントパネル(1KW送信時)                    MAINの最終回路図
ケース内部 バックパネル
EXT(外部)メーターとしてFWD/REFのデカメーターが接続出来ます。


ロボコンを複数台(バンド切り替え)に拡張出来ます。 パネル右下のツマミはバンド切り替えです。

5月26日 マニュアル改訂(Version-1.4)
マニュアル改訂版(Version-1.4)    パネルデザイン図が完成し、約10日後には入荷予定。


FWD/REF検出器の動検 
 マニュアル改訂版
持ちのメーカー製パワー計(反射電力が確認出来る物)を同時に接続しておいて、出力パワーは50Wでも100WでもいくらでもOK、REFが確認出来れば良い、同時に手持ちのカプラーを通して、ダミーへ接続します。シングルトーンでパワーを出力し、カプラーで意図的にマッチングをズラし、REFメーターが増減することを確認します。この時にREFのボトム点が、メーカー製のREFメーターと本機のREFメーターでほぼ合致していればOKです。もし、ズレている場合は検出器のT1の巻数(設計値=27t)を増減して再度確認してみます。
SWR特性


4月19日 ケースの検討と1KW動作
タカチのフリーサイズのケースで検討しています。タカチは1台の穴開け加工/シルク印刷も可能と言うことなので見積もりしています。1台でもトライする予定です。 穴加工図  シルク印刷
通常、ロボコンのマニュアル動作では即座にハイパワーチューニングするのではなく、私の場合はリニアアンプ=ONで、エキサイターのPCON=最小で、出力=200W近傍です。200Wで一度同調をとり、次にハイパワーでの同調を行っていました。Autotuneも同様の動作をさせた方が無難です。つまり、REFのレンジで20Wレンジをオーバーし、200Wレンジで確認するようなコンディションでは、一度、ローパワーにしてREFレンジが20Wレンジでフルスケールにならなければ問題無いです。左メーター=FWD、右メーター=REFです。
右の動画は、3.550MHz同調点から3.605MHzでのAutotune動画です。200Wパワーでスタートします、スタート時点(3.605MHz)ではREF=35W、SWR=2.4です。高い周波数への移動ですから、L-MOTがUP方向へドンドン移動すれば良いのです。最初はREFレンジは200WレンジでUP動作によりREF値が下がっていきます。次にREFレンジが20Wに切り替わりREF値が下がり、最後にREFレンジが2Wに切り替わり検出不能まで下がります、この時点でREF=0.000W、SWR=1.00となり’complete’ですが、この時点で1KW送出してみると、REF=0.4W、SWR=1.02です。当然、これで何も問題無いのですが、振れるのが面白くない。私のロボコンは、この2点間移動に35秒位要します。
3.550MHz同調点から3.605MHz同調点へAutotune移動する動画です
そこで、再度、1KWでのAutotune動作をさせると、検出不能となり、REF=0.000W SWR=1.00となり針が振れなくなり、気分爽快です。この時点では約9秒要しました。 3.605MHzポイントで1KW-Aytotune動画です。
1KW-Autotune後の動作状態です。


4月14日 メーターシルの作成法
パソコン売り場にあります。 ELECOMのフォトシートです。
お探しNO=L11 型番=EDT-PS4.。
1枚に4枚取り出来るようになっております。
秋月メーターの場合はW=4.7Cm、H=3.5Cm
コールサインの入っていない元JPEGファイルを添付しておきますので、右クリックして’対象をファイルに保存’して自由に加工し利用して下さい。ローカル局から提案頂いた図案もあります。   A案   B案


4月9日 Autotune動作
基本的な動作は、右図のように動作しますが、理想的にはACNの動きと同様ですが、A点とB点を抽出して(A-B)/2を動作点に設定することが望ましいですが、所要時間の関係もあり、現状は片点抽出しバック処理でREF値のボトム点に設定出来ます。Back-Timeは、制御モーターの速度/ギア比等により最適値が異なります。実機装着し、Auto完了後にマニュアル動作で確かにボトム点に位置していることを確認します。ズレている場合は、Back-Timeの増減設定でチューニングします。一度セットすればOKのはずですが、運用しながら問題点抽出/改善を図っていきます。

将来的には自作のエキサイターと連動させ、’AUTO’スタートすることにより、自動でシングルトーンを送出させ、完了後に自動停止するようにします。

私のロボコンは、3.605MHz→3.540MHz移動で30秒位要します。各局さんのロボコンは、10秒位と結構早いです。動画の時間により3.58MHz→3.540MHzでテストしました。3.58MHzで同調しておき、3.540MHzでは、SWR=1.7〜1.8位です。(ちなみに私のANTはCD-78Lです)このポイントにAutotuneする動画を下に掲載しております。
’SEL’キーでAutoモードかNormalモードかを選択しますが、Autoを選択し’ENT’キーを押すことにより、Autotuneがスタートします。但し、スタートさせる前に最低15W以上のシングルトーン/キャリアー又はツートーンを出力しておきます。
スタートした時に信号が出力されていない、又は15W以下の時は、下記エラーとなり停止します。
3.540MHzでは同調がズレ、スタート位置(SWR=1.82)から走ります。FWD=20W前後でテストしました。
Autotuneが完了すると、下記表示となります。
OK後にノーマルモードで、20Wシングルトーン出力し確認した状態。 ハイパワーでの確認は未(怖いため) 以降、行っていきます。
’Z-DW’+’L-DW’キーを押しながら、電源=ONすると、Back-Timeの数値が変更設定出来ます。100mS単位で設定。
Autotune動画の説明】
真ん中にLED2個(赤と緑)が付いていますが、これはL-UPしている時は赤、L-DWしている時は緑が点灯します、実際にモーターに電流が流れなければ点灯しません。
@’ENT’キーを押します。スタートです。
A方向を決定します。L-UPした(赤が点灯)すると、REFが増加しL-DW方向と決定する。
BL-DW動作で緑点灯、ドンドンREF値が下がり、SWRが低下していきます。
CREF値が逆転(増加)するのを検出する。
DBack-Time動作、この場合はL-UP(赤LEDが点灯します)、私のセットではBack-Time=15X0.1=1.5Sとなります。
EComplete=OKで終了です。
Autotune動作の動画
クリックすると再生します


4月1日 組み立て完
調整、動作確認も終え回路図/部品表も更新しまし。Autotune動作はもう少し検証が必要です。
回路図0401     部品表0401   マニュアル   総合結線図
メイン基板  部品面(VR1の印刷はVR3の間違いです) メイン基板  ハンダ面(裏付セラミック103 回路図参)
DISPLAY 部品面(Key/LED/LCDのみ装着) DISPLAY ハンダ面 LCDの下に位置するコネクタ部品の足は短くカットしておくこと。(LCDに当たり浮く可能性がある)
センサー検出取り出し口にて、精神的にトロイダルコアに5T巻きました。
トータルで結線し、1KWpepの1T信号発射状態です。REFは2Wレンジでも0(SWR=1.00)です。


3月31日 PWB入荷
早速、組み上げを開始し先ずはFWD/REF検出ユニットを組み上げました。バラックに接続し確認しましたが、設計通りの確認が出来ました。3.5MHz〜28MHzまで周波数特性の依存もなく、PEP検出が出来ておりました。詳細は全組み上げ後にデーター確認します。
FWD/REF検出器の製作


FWDメーター/REFメーターは、秋月の100uA電流計を使用します。このメーター板に貼り付け用のシールです。寸法=47mmX35mmで印刷。コールサインは各局のコールをはめ込んで下さい。


3月20日 PWBアートワーク完成
何やかんやで遅れておりましたが、事前検証で何とか使い物になりそうなので、PWBアートワーク設計しておりましたが、やっと完成しました。来週には出図し早く完成運用したいものです。 検出ユニットは、FWD/REF検出ユニットとMAG/PHASE検出ユニットの2種類を作成しています。FWD/REF検出ユニットは、PEPパワー(FWD/REF)計、SWR計として作成し、たちまちはCD78のロボコン制御コントローラー(Autotune動作)として使用します。MAG/PHASE検出ユニットは、各種アンテナやリニアアンプのAutotuneへ将来的に利用していきます。未だ途中段階ですが、測定器としてもチャレンジしてみようかと? 従って、各検出ユニットは、今後検討する上で、基板の取り構成として2台分が作成出来るようにシート作成します。  基板の構成は下記のようになります。又、経済寸法の関係で余白エリアに何を入れようかと考えましたが、各局さんが共通に使用出来る(邪魔にはならない)OPA2677基板を付加します。
                                      回路図          部品表
検出ユニットは2台分にしました。

部品面パターン


ハンダ面パターン


部品面シルク印刷


FWD/REF検出基板(ユニット)  タカチ(TD8-8-4N)使用  MAG/PHASE検出基板(ユニット)
 



【概要】
 3.5MHzバンドは、拡張バンドとして連続した周波数領域となっておらず、旧エリア(3.50MHz〜3.75MHz)から拡張された領域としては下表のようになっており、トビトビ周波数で3.50MHz〜3.805MHz=305KHzの広帯域となっております。
周波数 帯域
3.50MHz〜3.575MHz 75KHz
3.599MHz〜3.612MHz 13KHz
3.68MHz〜3.687MHz 7KHz
3.702MHz〜3.716MHz 14KHz
3.745MHz〜3.77MHz 16KHz
3.791MHz〜3.805MHz 14KHz

このようなバンドでのアンテナでは全周波数にわたって完全に同調させ、効率の良いアンテナを作成する事が困難です。又周波数が低いため、λ/2=40mと長いため、フルサイズとなると、より困難です、このような条件でも狭い敷地で可能なアンテナがCD社から’CD-78’と言うアンテナがあります。私もこの種のアンテナを長年にわたり利用しております。CD-78は短縮アンテナであり同調帯域は非常に狭いです、メーカーはアンテナ直下の給電点で4ポジションのバンド切り替えが出来るようリレーでの切り替え対応してあります。しかし、これでは4ポイントでの狭帯域対応は可能ですが、広帯域にわたっては無理です。
そこで、このような短縮アンテナにも任意の周波数で同調可能なアンテナ直下のカプラーが色々と作成されています。私の知っている局長さんでJA3WAO/JA2LUTさんはいくつもの改良を重ね作成されているのが、通称’ロボコン’です。、その結果を各局さんが参考にされ作成されています。JA2LUTさんは生前グランドでもお会いした事があり、非常に柔らかい人物印象があります。一昨年でしたか非常に残念です。
前置きはこの位にして、私も自作ではありませんが、’ロボコン’なる物をアンテナ直下に取り付けておりますので簡単に紹介しておきます。
クリックすると拡大します。  真鍮カップが、モーターの左右回転により移動し、L値を可変します。この時に真鍮カップ移動にトラッキングしてポテンションメーターが取り付けられています。このことによりプリセットが可能で、指定周波数近傍にポジションインジケーターを参考に移動することが可能です。しかし、このポテンションメーターがガリオームとなり目くら状態となります (勿論、部品交換すればよいのですが) マニュアル同調でも面倒ではないのですが、この度、PEPパワー計でFWD-Power/REF-Power/SWRをリアルタイムで同時監視が出来るパワー計を自作しますので抱き合わせ機能として、本カプラーの自動同調機能を入れることにしました。

【仕様】
@ FWD-Power計は、アナログメーターで2000W/200W/20Wの3レンジ切り替え。
A REF-Power計は、アナログメーターで200W/20W/2Wの3レンジ切り替え。
B SWR計は、デジタル表示で、小数点以下2桁表示。
C FWD/REF/SWRは、リアルタイムに同時監視が可能。
D FWDとREFは、各独立したレンジ切り替えを持つ。
E 自動同調のオートスタート機能付き、20W以上のキャリア又はシングル/ツートーン。
F 2KW対応(実力=3KW) 3KWレンジにキャリブレーションすることも可能です。
G マニュアル同調するための、UP/DOWNキーの付加。


パネルイメージ図

Top-Page