幾つかの換算表、計算表を掲載しておりますので参考にして下さい。又、SSBの最終確認をするのに直視確認が出来る装置を作成しましたので、紹介しておきます。SSB信号は片側側波帯信号ですから、本来の側波帯信号に対して反対側の側波帯がどの程度抑圧されているかを直視確認出来る装置です。但し、TG付スペアナ機が必要となります。

単位換算表/ATT計算表 トロイダル計算表



逆サイド抑圧直視装置
トラキッキングジェネレーターの出力をJ1へ接続し、直視したい周波数のキャリアポイントをJ2から入力し、AN614で変換します。変換結果は、10KHz前後のローパスフィルターを通し、本信号を測定したい変調信号として使用します。例えば455KHzの変調器の出力(SSB信号)を直視する場合は、Local周波数=455KHzは特にロックされた周波数である必要はありません、手持ちの発振器を利用すれば良いです。スペアナの設定は、センター周波数=455KHz、スパンは直視したい片側帯域=2.5KHzの場合は片側/上側を含め±2.5KHz=5KHzのスパン設定とします。これでTGのスキャン=452.5KHz〜457.5KHzとなり、AN614で変換されたTEST信号OUTは2.5KHz〜0Hz、0Hz〜2.5KHzとスキャンされます。つまり、0HzのポイントではTG=455KHzとなる、2.5KHz〜0Hz=LSB側の直視、0Hz〜2.5KHz=USB側の直視となります。

455KHzの変調出力(LSB)の測定結果です。2.5KHz帯域内で-70dB以下です。被測定物の測定しようとする周波数(3.5M/7M/14M)と同じ周波数の発振器をミキサーに入れれば、どの周波数でも測定出来ます。
直視装置の付加回路ファイル
455KHz測定結果

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