SDRに使用してある出力アンプ(OPA2677)で、私の送信機は全てこれで構成しております。電源電圧は500mWまでなら+10V単電源(±5V両電源)でOKだが、それ以上のパワーとなると+12V単電源が望ましい、出力端子は50Ω負荷が接続されていればOKだが、無負荷で電源オンすると寄生発振の危険があるため、1KΩ位でシャントしておく方が良い。この度、半導体リニアアンプを実験するためのドライブ用として作成しデータを取得したので紹介しておきます。
   

若干のF-特補正をし、+12V単電源で駆動。
 
  
R2/R9の値は、大きくするとパワーゲインは大きくなるが高域が落ちてくる。私はHFでは3.5M~14Mが実運用で、機器は28MHzまで対応させているものの、21M/28Mは、いつ聞いてもノイズばかりで最近は死バンドになっております。
    実測データ 

 

歪特性を取得してみました。各バンドで100mWと500mWで取得してみました。21MHzと28MHzは参考です、十分使える特性だと思います
100mWと500mWでは差ほど悪化はしません。実測データの結果です。