製作中

2022/9/15
やっと、PWBアートワークの設計が完了した。  各ユニットのシルク印刷



 以前、2台のエキサイター送信機の切り替えとリニアアンプの制御装置(Control-BOX)を制作しましたが、送信機だけの切り替えで受信機の切り替え機能はなかった。受信機はアクティブ4分配器を通して常に4台の受信は可能であったが、SP/HPは必要とする機器に切り替える必要があった、又、全ての送信機と受信機の同期切り替えも困難であり、今回、新たに送信機/受信機の切り替えが独立して4台まで可能なControl-BOX-Newを製作した。

【現状のControl-BOXの欠点】
 ① 送信機2台までしか切り替えることが出来ない。
 ② 受信機の切り替えが出来ない。
 ③ 切り替えにリレーを使用している場所が多い。

【Conrol-BOX-Newの特長】
 ① RF信号の切り替え以外の切り替えは全て電子式にした。
 ② 4台の送信機と4台の受信機を単独で切り替えが可能。
 ③ 受信機は共通の終段アンプを内蔵しており、HP/SPを切り替える必要はない。
 ④ 送信機と受信機間で必要なコントロール信号/トランシーブ信号も同期切り替えする。
 ⑤ リニアアンプの状態確認やアクティブON/OFFが本BOX内で制御出来る。
 ⑥ リモコン制御出来るように対応。
 ⑦ 各機器の固有名詞登録が出来、LCD表示で判り易い。

【概要】
 基本的には過去自作した送信機/受信機が運用中に、1回のアクションで即時切り替えを可能とする装置。今までは2台の送信機は1発切り替え出来ていた、受信機はスピーカー回線とヘッドホンジャックの切り替えを必要としていた。今回は受信機もSP/HPはそのままで受信機本体を切り替えるよう対応した。又、送信機/受信機間で必要なコントロール信号も1発で同期切り替え可能。4台の送受信機切り替えをするが、各4台の機器名(固有名詞)を登録することが出来、TX1~TX4とRX1~RX4は下記のように登録して運用する。
   TX1=TX-URANUS、TX2=TX-SATURN、TX3=TX-NEPTUNE、TX4=TX-PLUTO
   RX1=RX-URANUS、RX2=RX-SATURN、RX3=RX-NEPTUNE、RX4=RX-JRC535
表示から具体的に切り替わっている機器が即座に判明出来る。本器をリモート制御するリモコンのイメージ図。
               

現状のブロック図と回路図         ブロック図  回路図220818

フロントパネルのイメージ図
 
バックパネルのイメージ図