私の居住地域は平地ではなく、海抜=90m位で傾斜地域であるため浸水といった表現ではなく土石流/流木被害となりました。このような経験は初めてで、1回/毎年は、大雨土砂災害避難訓練と地震津波避難訓練は行ってきましたが、体験して全く違うものでした、事後に近隣の人達の話もそうですが、避難勧告→避難指示は発令されましたが、まさかこんな状況になるとは想像していないため私も自宅の門から中へ濁流が流れてきた時はせき止める作業で避難の事は頭にありませんでした。しかし、避難指示が出た折には周りは濁流で避難出来る状況ではありませんでした。川沿いの家屋では音で不安となり、指定された避難場所ではなく50~100m離れた近隣家屋に避難されたみたいです。たしかに、今回のような状況では避難勧告で避難すべきでしょうが、過去何度か土砂災害避難勧告が出ましたが実避難まではしておりませんでした。実際のところ地震にしても、その時の災害状況により避難ルートも場所も変わり避難訓練を再検討する必要がありそうです。私は地域の防災リーダーですが経験して初めて判りました。
自宅は何とか片付き、庭の中の土砂は残っていますが涼しくなってから撤去しようと思っています。田んぼ/畑の復旧は進みません、人力ではどうしようもなく行政頼みしかありません。車は通れるようになったもののダンプトラックや工事車両が優先されるため、郵便は開通しておりますが宅配便は開通しておりません。しかし、愛犬’ももこ’が亡くなった事が未だショックの尾を引いております。

 

被災直後 8月15日現在