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(”自然”に聞こえた

耳よりテニス上達ヒント!!-(1)

・スクール等で得た上達ヒントと思えるものを情報先の許しもなく、羅列します。(特に指定がなければ、ダブルス・右手が利き手についてです。)
・過去の掲示板等に発表済みの分も含みます。
・間違った情報、反対意見等があれば、一報ください。
2011年2月24日分から記載する。

☆ 項 目 ☆(⇒クリックで選択)
《サーブ》 / 《リターン》 / 《ストローク》 / 《ロビング》 / 《ボレー》 / 《スマッシュ》 / 《コンビネーション》 / 《ポジション》 / 《目標設定》 / 《戦術》 / 《その他》 /
☆☆ ☆ ☆ ☆ ☆☆

《サーブ》
(▲写真:クリック拡大。デメンティエワのサーブ)


★サーブのフォームA:
トスする前の構えは、ラケットで蓋をする(ラケット面を左手のボールの上にかざす)。
トスと同時に、そのまま(蓋をした構え)で、右ひじを引いて(弓を引くように)トスアップする。(ボールは、やや前方にトスがいい。)
トスは高い方が上手くいく。私は、脚を揃えてジャンプして打つ方が上手くいく。
打球の方向が定まるまで、暫く練習が必要である。スピンがよく掛かっていて、相手がミスをするようである・・・。
  (14/02/19、プラザ水曜日テニス教室での『Ina』コーチより、を参考にして)

★サーブのフォーム@:
@トスした左手の手のひらをネット方向にひねる。
Aラケットを持った右ひじは肩の高さを保つ。
B右足を軸となる左足に引き寄せる。
C軸の左足でホップして、打球し、ベースラインの中に左足で着地する。
D右足を踏み出して、前進しファーストボレーに備える。
  (11/02/24)(県テニス教室『Ina』コーチより)

★サーブの肘:
@1で構えた肘を、2で、そのまま伸ばしながら擦り上げると、スピンがかかる。(肘は横に張ったまま)
A構えた肘を前に向けて、前方に振り上げてから、ヒットすると、スライスさらにフラットになる。
(昨日は、学校でも早朝から、サーブを多く練習したので、今朝は、肩が張っている・・・。押すと痛い。)
  (12/06/14、県テニススクールで『Ina』コーチより)

★サーブ時の立つ位置:
@常に、センターマーク近くに立って打つ。距離が短い分スピードがアップする。狙いはセンターが 中心で、時たま、ワイド方向にも打つ。
A相手のセンターにボールを集めれば、相手からの返球には角度が付きにくい。結果、パートナーはポーチがし易くなる。 ⇒ ボールをセンターに集めれば、相手の反撃コースの範囲が狭くなる・・・。
B現在、この方法を実行し、効果を確認中である。
(注)相手のバックを狙う時には、敢えて、立つ位置を変えることもあるが・・・。
  (12/07/02、じねん)

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《ストローク》
★ストローク打法
かっての打法と今の打法の違いとは:
@時間が違う:
○過去:クローズ・スタンス=体重移動で前に押し出すように打つ。
(⇒右足がそのまま残るので、次の動きにスムースに入れない。)
○現在:オープン・スタンス=体の回転運動で打つ。
Aボール軌道が違う:
○過去:ネットのすぐ上を通す=フラットで直線的にターゲットを狙う。
○現在:ネットの高いところを通す=スピンをかけてターゲットに落とす。
(⇒スピン量がボール軌道を決める。ネットをしなくなった。)
Bターゲットが違う:
○過去:ピンポイントで缶を狙う。ネット上の低いところを通り一直線にターゲット=ボール缶 に飛んでくる。
○現在:ネット上の高いところを通り、スピンにより急降下してターゲット=ゾーンをとらえる。 (⇒ゾーンをターゲットとする。)
  (テニスマガジン2011/12月号より)

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《ボレー》
★肘を曲げる
構えは、脇を閉めて肘を曲げていて、ヒット時は、肘を伸ばしながら打つ。踏み込みられればさらに良い。 (打点が安定する。)
  (12/06/14、県テニススクールで『Ina』コーチより)

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《スマッシュ》
★スマッシュの上達を阻害する3大悪癖:
スマッシュはサービスよりずっと簡単!!
@ロブが上がった時の最初の1歩が、左足を下げる×××
 ⇒○右足を下げて半身の姿勢をとる。(バックステップが上手く使えるボールの落下地点に素早く動ける。)
Aラケットの引き方が、下から大きく引いてしまう×××
 ⇒○ラケットを下げずにコンパクトに引く。(タイミングが取り易い。)
Bボールの見方で、上に上げた左手よりも右側でボールを見ている×××
 ⇒○左手の左側にボールを見る。(ポジションが合っている、身体の開きを抑えられる、 左右どちらの方向にもスマッシュを打ち分けられる。)
  (『テニスマガジン』(2011年10月号、P48より)

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《ポジション》

★ベクトルを追う:(究極の結論)
☆何処のポジションにいても、基本的な定位置から、ボールが行った方向に(ベクトルで)動くのが、原則だと思う。
ボールの方向だけではなく、打球が深ければ大きく、また、浅ければ小さく動くのである。
つまり、ベクトル(方向と大きさ)で動き、攻め・守るのである。
ボールのベクトルに合わせて、4人のプレーヤーは定位置の範囲内で動き、ボールの動きで位置を変えるのである。
動かずに、同じ所に留まっていることはないのである。
難しいのは、自コートにボールが戻った時である。ベクトルで、バックするからである。
ともかく、ボールのベクトルで動くことに努力することである。
以上がポジショニングの基本なのかと思う。
  (13/08/10-jinen-jinen)
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★前衛の基本の動き:
☆ネットに近い相手に対峙して構える。相手の目(様子)を見て、ボールに集中する。
☆基本の動き:
・パートナーとの関係と同じように、相手との距離をとる。相手の前衛がネットにでてきたときは、2-3歩下がる。
・パートナーが打つときは、サービスラインセンター側に寄り、間違って相手の前衛に行く場合(パートナーは基本は、 クロスに打つだろう)は、相手の前衛が狙うセンターをカバーする。打ってから相手がセンターに詰める動きをするようなら、 自分は、ストレートに深くアレーを狙う。
・打ったボールの方向に詰める。
・ストレートの対面者が打つ時は、一歩前に出て対峙する。クロスに打たれたら、サイドステップをしてセンターに寄りカバーする。
・相手クロスの対面者が打つ時は、一歩下がって、センターをカバーする。
・狙いの打球先を決めておく。
・緩くてもいいからネットより低いボールで、センターを狙う。相手に打たせるつもりでよい。相手の返球を待って、次の1球で決める。
・相手が打つまでは動かない。センターをカバーする。

前衛⇒ ●ネット・サービスラインのセンターライン側半面を三角形の辺を動いて守ることである。
(最初の位置)サーバー側:○自分の前の相手にネットに近くに対峙する。
       レシーブ側:○センターのサービスラインの辺りで、相手の前衛に対峙する。
(パートナーのボールが相手の後衛に行くのが判るまでは、動かない。間違って相手の前衛にボールが行った時、センターをケアーする。)
@自分の前(ストレート)の相手にネットに近くに対峙(最初に戻る)する。(相手からのストレートボールは、センターに沈める。 打った方向に詰める。)
A相手がパートナー側(クロスに)に打ったら、ネットに添って サイドステップでセンターをケアーする。 打てればポーチ(打った方向に詰める)する。
Bポーチできなければ、スグにセンターラインに添って1-2歩バックし、相手の前衛に対峙(最初に戻る)する。
Cパートナーがクロスに打ったら、ボールを追って斜めにネット方向に向かう。
  (天台テニス教室:13/05/16:Turuコーチより)
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★ダブルスの基本的なポジションのおさらい:
@センターセオリーを理解する。(コート中央からは、角度がつけにくい。)
A端からサーブを打つとスピードが落ちる。(距離が長いとスピードが落ちる。)
B端からサーブを打つとコースが甘くなる。(的が狭く感じる上にボールの到達地点は、 相手の体の近くになる。)
Cなぜ端からサービスを打ちたくなるか。
D1度リセットしてよりよいサービスのポジションを探す。
Eネットマンの立つ位置はボールのコースによって変化する。
  (『テニスマガジン』(2011年10月号、P44より)

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《戦術》
★センターセオリーとは
@センターに打つと、左右のサイドを狙うよりも、ネットミスを減らすことができる。(左右のサイドのネットは高い・・・)
Aセンターに打つと、サイドよりもボールを低く打つことが出来、さらに速く打つことができる。(センターのネットは低い・・・)
Bセンターに打つと、自分のコートの左右にオープンスペースができるが、その左右のスペースに相手が打つにはネットの左右のサイド (高いところ)を通さねばならず、ミスを誘うことができる。
Cセンターに打つと、相手は角度がつけにくくなる。なぜなら、相手はネットの左右のサイド(高いところ)を通さなければならないから。
Dセンターに打つと、リカバリーのポジショニングがセンターになるので、移動距離が少なくて済む。
Eセンターに打つと、前後、左右、上下のミスの許容範囲を広くすることができる。
 ⇒ディフェンスに力を発揮する戦術である。
  (2011年5月号『テニスマガジン』より)

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《その他》
★辻野隆三プロのテレビレッスンから抜粋
●アンディ・ロディックのフォームを真似て、解説する(ポイントのみ羅列する):
○《サーブ》 ⇒バンザイクイックの構え。膝を曲げる。左手を(甲を下に)そらす。プロネーションを使う。
○《バック・スライス》 ⇒ラケットヘッドを高く構える(低く構えて打つと、打球が浮く。ボールが落ちてから滑らない。)。 打点の時のラケットと腕の角度90度を維持する。フォロースローは、(前にではなく)横方向にいく(落ちてから弾むボールになる。)(☆前に押し出すと、滑るボールになる!)。 頭をしっかりと残す(突っ込まない。)。フォロースローは円弧を描いて上方に、左手は大きく開く。
(14/11/30)

★改善:
●テェィクバックを早くする→ためが出来る。
上半身にだけの力で打っている。→身体全体を使って打つ。→当たりが厚くなる。
●足の動きが大切である。→短いボールは、チャンスボールなのだから、前に出て打ち込む。
(なにげなく打っている・・・。何気なく出ないで留まる・・・。→改善すべきである。)
●(指示された通りに)すぐに出来る。→(判っているのだろうが)すぐに忘れることになる。身に着かない。
  (14/10/05:NHK番組「めざせ2020年のオリンピア:杉山愛が伝授-宮本愛弓」

★マイボール化をめざせ:テニスの戦略の究極の考え方は、「マイボール化」ではないかと思う。
相手から来たボールを「your ball」(ユアボール)と呼び、自分が、自分の”意思”を乗せて打つボールを「my ball」
(マイボール)と決める。(私の勝手な命名である。)
相手から来たボールを適当に打ち返すのは、「マイボール化」をしたとは言わない。
自分の”意思”を乗せ、どんな球種で、何処に打つか、つまり、ボールに自らのベクトルを与えていなければ、 ユアボールのままの返球となってしまう。
常に自分からは、”マイボール”を打つことである・・・。
マイボール化の練習方法は、とても簡単である。が、できない人も多い。
打ち合い練習で、相手からの返球ボール(ユアボール)を直接打ち返さない。一度アップし、ナチュラルにしてから、 マイボールとして打ち返すのである。
当然アップは打ち易いところに上げ、それに回転を掛け、思った地点を狙って打ち返すのである。
そして、徐々にアップの状況を時間的に短くするのである。つまり、パーン・パーンの二拍子のリズムを、パン・パンと短く するのである。究極的には一拍子にするのであるが・・・。
この練習は、マイボール化の究極の練習方法である。
これが出来て、始めて上級のレベルに入ったと言えると思う。
  (14/08/16:jinen-jinen「つぶやく」より)

★正確性を身につける:目的のないボールは一球たりとも打たない。
@とりあえずの返球をしない。相手の返球を待たない。
Aターゲットのど真ん中、敵の要所を確実に狙い当てる。
B繰り返しターゲットを狙い続ける。
⇒ いかなるボールも、方向だけで良しとするのではなく、ターゲットを狙え。敵を意識して、ターゲットを狙え。
 ●正確にターゲットに打ち込む技術が欠けている。以下2つの理由:
@明確な意図がないまま、単に返却している。(⇒『マイボールにすべきなのだ!!』)
A(どこにボールを打つべきかという)「ターゲット」ではなく、「コース」(方向)ばかりを狙うことに集中している。
  (2011年5月号『テニスマガジン』より)

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