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記憶は、どのような仕組みでインプットされ、またアウトプットされるのだろうか。
時刻がキーポイントになっていると思われる。
TVで観たが、目視が、脳にそのまま、明快に記録され、そのまま、絵画に映せる能力を持った天才がいるらしい。
目で観た通りに微細に、後日、記憶で描けるのである。
時間を追って、目が観た記録がそのまま記憶で残っているということだろう。なんと膨大な量の記録であろうか。
おそらく、一般人でも記録として残っているが、後日、引き出す手段がなく引き出せないで、終わってしまっているのだろう。
コンピューターとみれば、膨大なバイト数を脳は持っているのだ。そして我々は、それを充分使い切れずに、一生を終わり、 また、ある年齢をすぎると、その記憶のチップが破損してしまうのだろう。
片っ端から記録して残していくだけなら、考える時間もない。適当に目をつぶって記録を遮断し、遊びを入れるのが我ら
凡人である。恐らく、凡人でなければ、長くは生きられまい。観察記録だけで、他のことは一切行なえないだろうから。
生き続ける限り、記録していけば、休む閑もないだろう。人間が、コンピューターになったということだろうか。
継続した記録を、どうやって時刻を指定して、再現できるのだろうか。特定の年月日時分秒を指示すれば、その瞬間の画像が
瞬時に再現できるのは、年月日時分秒を都度設定して、画像をインプットしているからである。
人間ではそれほど正確にインプットできるのだろうか。まして、キーもたたかずに念じて、年月日時分秒の瞬間を呼び出せる
のだろうか。
手帳の記録は、時系列の記憶に通じる仕組みといえる。
●この記事を書く切っ掛けは、以下の出来事による。
7/17(月)11時前、テニス終了間際、リサイクルAコート上空にヘリコプターが低空で近づいてきた。一瞬『落ちる』、『不時着』の
予感さえした。何回か旋回し、そのうち、近くのリサイクル事務所上空辺りかで、空中停止した。その間、音がうるさくて仕方がなかった。
ヘリコプターの騒音はぜひ減音すべきだと思った。やがて、脇の高速道路上で交通事故が起き、その取材だろうと、メンバーとで話して
いた。ヘリコプターはそれから30分程いただろうか。
偶然に、夕方TV(4チャンネル?)ニュースで、上空から高速道路を映している画像が放映された。これが、今日のリサイクルの
ヘリコプターと結びついた。気がついた時、アナウンスで『・・・豚が轢かれて死んだ、・・・4頭が怪我をして捕獲された。』と聞いた。
ああ、これだったのだ、と思った。それでお終いであった。
さらに、翌日の朝日朝刊に、以下の記事が載っていた。やっと、事故の概要もはっきりした。
引用:
『朝日新聞7/18朝刊、33紙面(千葉):
東関東道で事故 荷台から豚11頭
17日午前10時40分ころ、千葉市稲毛区長沼原町の東関東道上り線で、(中略)普通トラックが中央分離帯のガードレールに衝突した。
(中略)荷台が壊れたため、積んでいた豚11頭が対向車線に投げ出された。(中略)うち8頭はバスにひかれるなどして死んだが、
残る3頭は下り車線を逆走。(中略)約1時間後までに捕獲した。』
今回は、7/24に下書きして、本日記載まで時間がかかった。内容が・・・と、記事のインプット作業に躊躇したためである。
(06/08/03)