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『1回の体験で完成するわけがない!!』
(平成18年度放送大学学生研修旅行に参加して)(自然周吾)

集合時間20分前なのに、参加者は続々と集ってくる?今年は参加者が多いぞ、と思った・・・。

昨年は笠間でのロクロ体験で、参加者は以外に少なかったが、内容は、大いに満足であった。従って今回も、いい体験を得るぞ、 と応募させてもらった。正直言って、応募が多く、選に漏れないことを願っていた。だから参加できたことをまず感謝している。 (右上写真:何回も晩酌で使用の今回制作のジョッキ、右下写真:ビールを注いでのジョッキ-9/22撮影)

なかなか個人では、体験できない行程・内容を事務局はいろいろ工夫してくれていると私は高く評価している。毎年でも参加で きるのを期待して楽しみにしているのである。

今回のガラス工芸では何を創ろうかと考えていた。本当は"風鈴"を創りたいと思っていた。が、菅原工芸硝子潟Kラス体験教室 では『のばしコース』受講で、1200度で溶けたガラスを鉄製のヘラでのばす技法で、1人3分ほどで終了とのこと・・・。完成見 本を観ると、肉厚のお皿・鉢・花器・灰皿・ジョッキ等が作られている。ガラスの色も7色位から選べるとのこと。どれかを選ぶ ことになり、ジョッキとした。参加男性らの多くは、ジョッキを選んでいた。

私は、ガラスの着色はむしろ無しか、薄い色がよいと思っていた、なぜなら、着色が濃いと、注ぐビールの黄金色が、映えないと 考えたからだ。結果、薄い青を選んだ。

作業は、当該研修旅行の参加申込み順に進み、私は前の方であった。作業方法は、作業都度のスタッフの説明と、参加者のヘラの 動きを見ての"一発勝負"であった。1200度のガラスの塊も早々に冷えてすぐに硬くなるからだ。素人には修正のきかない成り行き 作業のようだ。

今思えば、飲み口の当るところは、厚みを薄く工夫すべきであったし、ヘラで押し付けすぎた部分があって、表面の均一性に欠け ていたし、と、晩酌しながら反省している。
また色も、もっと濃い青で、白も混ぜたかった。最近の大学テニスコート上空の青空と白い秋雲の配置のように・・・。
次回再度機会があれば、参加して上記2点を工夫・挑戦したいと願っている。

そもそも、初回の体験は、成り行きでもよいが、反省を持って、さらなる自己工夫はその後の機会にある。"工芸"とは何回かの継 続体験がなくては、そこそこの学習にもならないのだ、と認識した次第です。

(06/09/21)
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★参考資料:
<研修内容>
約1200℃の溶解ガラスをヘラで伸ばす初心者向きの「のばしコース」を体験し、皿や鉢、花器、灰皿、 ジョッキ等のガラス工芸を通じ学生相互、教職員との交流を図る。 醤油工場見学(銚子市内)
<旅行日程>
時 間行 程備 考
8:50(集合・点呼) 千葉学習センター一階ロビー
9:00(出発) 湾岸千葉I.C〜東金I.C(経由)〜小沼田I.C〜  
10:10(到着) 菅原工芸硝子株式会社 80分
11:30(出発)→12:30(到着)昼食  一山いけす 銚子市内 60分
13:30(出発)→13:50(到着)ヒゲタ醤油資料館(醤油工場見学) 30分
14:20(出発)→15:30(到着)菅原工芸硝子株式会社(製品受領) 15分
15:45(出発)→17:00(到着)千葉学習センター 解散