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プロジェクター修理のこと(自然周吾)

エプソンのプロジェクターELP-5300を自宅で楽しんでいた。
主としてビデオの映写利用で、パソコンの画面映写にもたまには利用した。画像は壁に直接映していた。

10月末になってランプ交換指示の画面が出だした。説明書によれば、ランプの寿命は2,000時間とのこと。
ランプを注文したところ、注文してもすぐに入らない、しかも1個45,000円とのこと。『むむむ・・・』(高いなぁー)
ランプ交換購入を如何しようか躊躇した。2,000時間の寿命と言うが、すでに4年も利用している。

コンセントを抜きランプをセットし直したところ、点灯していた電源が入らなくなった。ランプ自体が故障しているわけでもないから、 入れ直せばリセットされ、さらに幾分でも使えるのではと、改めてしっかりとランプを入れ直したが、やはり電源が入らない。
(説明書では、電源は入ることになっている。)

これでは、新品のランプに交換しても電源が入らないのでは、つまり、故障が発生したのではと、危惧した。本当に動くのだろうか・・・。 11/30電気店からランプ入手の連絡が入った。
新品のランプを入れても電源がないらなければ、本体の故障で修理が必要になるだろう。しかも入れた新品ランプは、一度開封したら 返品できず購入となる。

12/1、当日の朝に上記の状況をエプソンに電話し、修理を覚悟の上、現品(重さ数キロある)をリュックに、電気店に出発した。
結果、新品のランプを入れたが、やはり電源が入らない。エプソンにその旨電話し、そのまま修理に出した。

確認のため、修理前に見積り金額の連絡を依頼した。掛かっても数千円の修理だろうとは想像していた。

12/9、18時、電気店から見積り額の連絡が来た。なんと164,000円とのこと。内部エンジン故障とか・・・。『おい』『おい』・・・。
『うそだろう!』と耳を疑った。躊躇なく、修理実施を拒否した。修理不要だ!!

当品は実は、2002/10/31に、リース完了の中古品(新品定価約600,000円)をリース会社から31,500円で購入した物だ。 それからずっとほぼ毎日ビデオ鑑賞に利用してきた。
それが、ここに来て、消耗品のランプ代45,000円(支払済み)、さらに、非稼動(電源不良)修理で、164,000円(見積り金額)必要とは 恐れ入った。

これ以上の修理代(メンテナンス)は、自宅でビデオを映すだけの機種に対しては、不要である。
ここで、廃棄、利用停止の決断が必要だろう。
思えば、よくぞ、修理前に事前見積り連絡を欲しいといっていたものだ。
一連の動きは、慎重な過程を踏んできていると、自己評価する。
ずっとコンセントを付けっ放し(電源入りの状況)であった事が悔やまれるが、操作に過ちはなかった。確かに、簡単な修理で、 終わると甘い見方をしていたが、真に器械の寿命かも知れない。45.000円の損失で食い止められてよかったではないか。
(電器修理マニアがいれば、ちょちょと直してもらえるだろうし、再利用が可能になるだろうに・・・。)

(06/12/09)
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