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真民さん逝く(自然周吾)

坂村真民さんの死去の報が本日朝日夕刊に載っていた(以下記事転載)

100歳まで間もなくだと、詩の便り(『詩国』だったろうか)にもあったが、ここ暫くは、送付が途絶えていた。 送ってもらっていた大阪の関係者がやはり最近亡くなったので、その影響もあったりしたのだろうか・・・。
便りでは、真民さんは、病弱の奥さんの介護もよくされていたようであった。

『念ずれば花ひらく』で、書籍もたくさん出しておられた。関係のビデオも頂いたりしたが、その大阪の関係者には、何もお返しも 出来ずに、お別れしてしまった。30数年前、就職したての初期のカウンセリング勉強会でお会いした婦人であった。その後ずっと 年賀状だけでのやり取りではあったが、連絡はずっと続いていた。

人は、何を後世に残して、逝けるのかと、ふと、思う今日この頃である。

『人のことはどうでもよい、自分の”事”を仕上げろ』と、最近はこの言葉をよく思い浮かべる。
自分の頭の『ハエ』を追え!と、お節介な点を指摘されるが、その通りだと思っている。

テニス活動に打ち込むと同じ程度に、学習にエネルギーを注ごう。基本の学習に時間を集中しよう。読書と視聴覚教材の視聴をさらに 進めよう。もっと放送大学の仕組みを活用しよう。自己確立をして、自分はこうして『生きた』と結果、終えられるように・・・。

真民さんの死去で思った。ご冥福をお祈りする。

(06/12/14)
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(参考)詩人の坂村真民さんが死去(アサヒ・コムから転載)
2006年12月14日13時52分
 坂村 真民さん(さかむら・しんみん=詩人、本名坂村昂=さかむら・たかし)が11日、老衰で死去、97歳。 葬儀は近親者のみで済ませた。自宅は公表していない。

 熊本県生まれ。愛媛県で国語の教師になり、教職の傍ら詩人として活動を始めた。56年に発表した「念ずれば 花ひらく」は国内外で反響を呼び、全国各地の石碑に刻まれた。「仏教詩人」ともいわれ、91年には仏教伝道文 化賞を受賞した。

追記:
机の周りを整理していたら、『鳩寿』(第15号、平成17年9月1日発行ー最終号)が出てきた。確か『詩国』を500号かで閉めて、『鳩寿』に 引継いだのだと思う。具合が悪く、娘一同で、発行し、最終号にしたと記してある。不熱心な読者であったことは間違いありません。(06/12/20)