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不思議(自然周吾)

今日大学コートでは初テニスである。出だしとしてか、普段より多くの参加者(13人)が集った。

不思議な体験に遭遇した。

初日なのでゲームの順番を久しぶりに名前を表示した名札で決めようと、参加者の名札を順不同でベンチに並べて置いていた。 (いつもはじゃんけんで決めることが多い。)

突然ウォーミングアップ中の練習ボールが名札の列を直撃した。何枚かが飛んでしまった。ベンチ下の溝に1枚名札が落ちたよう だ・・・、との報告があった。再度参加者とをチェックをしていたら、確かにメンバーのBさんの名札が1枚見当たらない。
何度も回りを探し、確認したが、1名分の名札がない。

ベンチ下の溝のコンクリートは厚く重くきっちりと嵌っていて、手では動かし難い。今まででも、数枚落ちていて、落ちたら再作成し かないと覚悟をした。すぐに、他のメンバーに再作成のお願いをした。
そして、初出だから、1名の名札が無いまま抽選するのは止めて、別にある番号札に替えて抽選する段取りを開始した。 その直後である。コート内で、誰かが転んだようだ・・・。
ボール篭に顔をぶつけたらしい。大事にならなければと、回りから『大丈夫?』の声が、あちこちから聞えた。
倒れたのは、なんと、Bさんではないか。

手当てにコートを離れたが、幸いにも、応急手当だけで、コートに戻ってきて、その後も最後まで継続してゲームに参加してくれた。 Bさんには、災難であったが、後の処置を大切にして大事にならないようにと希望している。

さらに、不思議なのは、その後である。紛失した(てっきり、溝に落ちた)と思っていたBさんの名札が、探していたメンバーから、 暫くして、発見したとの声が上がったのである。溝に落ちていないで、ベンチの隙間から出てきたというのである。相当回りを探しても見つからなかったのに である・・・。

初日の今日、寒風の中、各位に準備運動を充分にして、怪我をしないようにと念じてはいたが、軽傷でも怪我の発生は残念である。
昨年は、年末に数件の事故(転んだり、の事故だが・・・)が発生したが、今年は、皆充分気をつけてテニスを楽しみたいものである。

(07/01/09)
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