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手ニスでなく足ニスでなく『停(止)ニス』で・・・(自然周吾)

テニスは、手ニスじゃなく足ニスだと、膾炙されている。
確かに、素早くボールに追いつき、止まって・構えて・打てるなら、最高であろう。(練習通りの打球が打てる。)

しかし、年齢がそこそこ上がってきたら、素早く長い距離を走る脚力よりも、返球を予測しての、効率よい、少ない距離の動きが できればよいと思う。しっかりとラケットにボールを当て、変化球も打てる技法獲得に、エネルギーを費やした方がよいのではないか。

若い人は、動き回ってボールを取るのがよい、が、年配者は、かえって動かずに”返球を呼び寄せる”のである。

誤解を恐れずに直言すれば、最優先することは、相手が打つ直前には、こちらの自分は停止している、と言うことである。
『足ニス』ではなく、『停(止)ニス』(自作の言葉)という所以である。

相手が打つ前に動いて、空きエリアを作るよりは、空間を埋めて打球を待つ方がよい。ショートクロスで動かされるが、よく考えれば、 自分が、相手に、打ちやすいボールを打ち、狙える空間を与えた結果である。

我々年代での究極のヒントは、強打よりも、変化球であると、言いたい。強打ばかりでは、合わせられてしまう。むしろ相手に 打たせる戦法の方が相手のミスを誘うだろう。(上級者はミスが少ないし、若手は”足”があり、ミス狙い戦術だけでの勝利は 厳しいだろう。が、幸いにも、レベル別・年齢別のグループ分けが一般的にされているではないか。)

どんなボールがきても、相手コートのベースライン深くに返球することができれば、相当に有利であり、さらに、短い・緩いボールも 混ぜて打てれば、そこそこ対戦・対応でき、いつもラブゲームで負けることはないだろう。
もちろん、防衛だけでのポイント獲得は厳しいだろうが、我々のレベルでは、拾い続けたラリーの中から、有効なチャンスを見つける のである。

(07/01/12)
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