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兄弟は他人の始まり(自然周吾)

私は8人兄弟姉妹の7番目、4男4女の第3男である。

兄弟姉妹が一つの家族として、まとまって行けるのは、両親(少なくても片親)が生存している間である。
両親が居なくなった兄弟姉妹は、それぞれが自分の家族に分散し、全体家族として再びまとまることはないと結論する。
各自の家族の範囲は、こうして異動していくのだろう。

我が兄弟姉妹は、2か3つのグループに別れ、グループ外からの慶弔案内等での連絡・集合もなく、もはや全兄弟姉妹が集合という ことはない。好き嫌いを達観しての家族関係維持を貫こうとしても、なかなかうまくはいかない。

亡き父母の法事も行なわれなくなったほどに、死去10数回忌を経れば、もはや兄弟姉妹を集合させる吸引力は霧氷霧散して、何もない。

年賀状の返信さえも、来なくなってくる。引っ越しても移転の案内が来ない。なんと転居先不明で兄宛ての年賀状が返却されたの である・・・。(通常の年賀状での関係者であれば、これで、互いの関係が裁ったと見なせるのだが・・・。)

一般的にも、本人から見て甥・姪までの血縁が、関係する家族の範囲であろうか。甥・姪の配偶者とその子供達に至っては、 すでに、他人の範疇になってしまうのであろうか。
例え強い絆で結ばれた兄弟姉妹であっても、自然と甥・姪の配偶者辺りから家族の関係が薄れるのだから、まして、上記に挙げた 音信不通の状況になれば、早くも甥・姪のレベルから、すでに他人、という関係になってしまうだろう。

兄弟は他人の始まり、を体感できる年代に達したのである。(70歳位まででできる家族の繋がりが1家族単位であろうか。)

結局、両親がなくなれば、兄弟姉妹の関係も分散し、甥・姪のレベルでも、他人の関係が始まると言えるだろう。

独断と偏見で、私は、一般に1家族の平均構成員数(家族単位数)を、両親・兄弟姉妹・甥・姪(配偶者を含む)合わせて 約50人と推測する。

(07/01/14)
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《実績資料:私の家族単位数》
私と嫁さんの兄弟姉妹(配偶者を含む)とその子供達(甥・姪)までの総計は50名(両親4名を含む)である。

甥・姪25名のうち15名が結婚し、その子供数は14名である。従って甥・姪の配偶者とその子供を加えると現在総計80名程になる。

甥・姪の未婚者がまだ10名いるので、恐らく最終結果(今後10年以内か)は、100名を超えると推測できる。
だから、私は自分の家族単位数《私(本人)と嫁さんを基準にして、その両親、兄弟姉妹(その配偶者)、甥・姪(その配偶者)と その子供らまでの総数》を、聞かれたら、100名と応えたい。兄弟姉妹数が、一般の倍になっていると想定する。