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東レPPOテニス大会第2日目の観戦(自然周吾)

1/31、10時開場から、18時30分頃迄、2面での計9試合半(第1コート第5試合:杉山愛 VS Elena Vesnina(RUS)の1セット試合中に 途中退出)を観戦した。
今回当った招待券の席は、2階自由席(前売り5,000円の席)であった。(掲載写真撮影を兼ねて、コスモスのSat氏が同行した。)

本日の試合内容を確認すると、シングルス1回戦6試合・2回戦1試合/ダブルス1回戦4試合で、ヒンギスも登場した。
シャラポアの試合はなかったが、11時の試合開始直前に、シャラポアがコーチと第1コートで、暫く練習をした。
ファンへのサービスの一環であろうか。(上写真:シャラポアが練習に登場⇒クリックで拡大、撮影者sat)

東京体育館での観戦は初めてだったが、室内試合で環境もよいだろう。今日はコート2面使用で、同時に試合を観戦でき、私には 大いに有意義で有効であった。

ただ、選手には音響的にも、観客のマナーにも、環境に慣れるまでは、集中しにくく、やりにくいかと思う。 観客席がコート別に区分されていないから、どっちのコートを観ている観客か分からないので、関係のないところで、拍手が 起こってしまう。(中村藍子や、杉山愛の試合の時がそうであった。観客全体が第1コートの観客になってしまった。)
また、子供の泣き声が、よく響いて聞えるし、1面がプレー中でも他の1面がブレークになると、試合中でも観客が平気で席を移動する。
ただ、試合に集中出来た選手には、サーブ時にトスを高く上げても風の影響を受けないという好条件がある。季候の影響がないのは 最高ではないかと思う。

以下気がついた点を羅列する。

@セットの合間に、コーチらしき人が、ベンチに来て、選手と話をしていた。
始めトレーナーを呼んだのかと思ったが、隣の選手にも コーチらしき人がきている。記憶では、試合中は、スタンドのコーチと目で合図をしただけで注意を受けると聞いていた・・・。
特別に今回は規定が変わったのかと思った。ドローシートをよく観たら、「オンコート・コーチング」(資料参照)についての記載があって 了解できた。数試合に「オンコート・コーチング」で、コーチが登場していた。(右写真:第2コート第3試合ダブルス、 サービスの安定が気になる、デメンティエワのサーブ⇒クリックで拡大、撮影者sat)

Aサーブの際、明らかにトスボールに回転をかけていた。
セカンドサーブではスライスを打ち、よく曲がっているのが観れた。(第2コート北側の2階自由席からは、サーブトスのボールがよく見える。)
特に、第2コート第5試合ダブルスのメイレン・ツー(USA)は、回転させた高いトスを多用していた。スライスが掛かりやすいのだろうか。 研究してみようかと思う。

Bサーブの球威は緩いが、ミスが少なくて勝利を得ていた。
第2コート第1試合シングルスのJie Zheng(CHN)VS Bethanie Mattek(USA)では、Jie Zhengのサーブは緩いがミスが少なく、結果、 たたくBethanie Mattek(USA)にはミスが多く(ミスを誘われ)て、62、61のストレートで Jie Zhengに敗れた。

C押し出しのストロークが冴えていた。
第1コート第1試合の中村藍子VSMara Santangelo(ITA)ではMara Santangeloの押し出すようなフォロースルーのストロークが スピードのある低い弾道の深いショットのラリーをしているのが、よく見えた。最近では珍しい、スピンでないフラットな打ち方に感動した。

弁当持参の長い・長い1日でした。

(07/01/31)
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《参考:オンコート・コーチングについて (東レPPOのHPより転用)》

現在、ソニー・エリクソンWTAツアーでは、会場でご観戦の皆様およびテレビでご観戦の皆様に、より興味を持って試合観戦をして いただくために、「オンコート・コーチング」というシステムを試験的に実施しています。これまでは一部のチーム対抗戦を除き、 試合中のコーチからのアドバイスは一切許されておりませんでしたが、このシステムを採用した大会では、選手が希望した場合、 定められたルールの範囲内で、試合中にコーチがコートサイドに入り、選手にアドバイスをすることができます。テレビ放送がある 場合はコーチはマイクをつけることになっており、テレビ放送上ではアドバイスの内容を聞くことができます。
本大会でもこのシステムを採用しておりますので、試合中に選手がコーチからアドバイスを受け、そしてそこから流れが大きく変わる、 といった試合を見られるかもしれません。