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劇的な逆転サヨナラ・トライを目撃した(自然周吾)

2/4(日)14時キックオフのジャパンラグビートップリーグ2006-2007プレーオフトーナメント「マイクロソフトカップ」の招待自由席の 切符をもらったので、秩父宮ラグビー場に行った。
詳しいルールも知らず、マイナースポーツだと思っていたので、決勝戦とは聞いていたが、会場でのパンフレットをもらうまで、 対戦チームが、どうなのかも気にせずに来たのである。

試合は、東芝ブレイブルーパスvsサントリーサンゴリアスであった。
13:15頃に、地下鉄外苑前改札を出たが、正門までに人の列が続く。自由席はほぼ一杯で、バックスタンド端の上段に席をとった。 「Microsoft Cup ミニ・ラグビー交流会」という少年達の試合が終わり、表彰式が始まった。その関係で、父兄も応援で来ていたのだろ うか。(左写真:キックオフ30分前から続々と入場者が・・・)

ともかく、試合開始前には、満席の状態であった。立ち席も満員であった《資料へ》。 (22,928人の入場とアナウンスがあった。 →最終公表:23,067人。→なお、秩父宮ラグビー場収容人員=27,188人)試合後の選手インタビューで、「今までこんな人数の観客を 見たことがない」と言っていたのだから、驚く観客数なのである。
(昨年国立競技場で、オールジャパンとニュージーランドチームとの対戦を観戦した時でも、こんなに多くはなかったか・・・。 →参考:国立競技場収容人員=60,377人。)

座った席は、サントリー応援側になるのだろうか。黄色が目立つ。(東芝は赤である。)
試合は、サントリーが1トライ1ゴール7点で先行し、東芝も、1トライ1ゴールで、追いつき、前半は、7vs7の同点で折り返した。 後半になって、サントリーが、ペナルティゴールを続けて2回、6点を追加した。

そのまま終わるかに見えたが、ロスタイム4分を5分くらい過ぎてか、東芝の執念のトライ5点が入った。12vs13である。 終了時間が過ぎての、ゴールキックが入った。結果、14vs13の1点差で、東芝の逆転サヨナラとなったのである。

勝負というのは、諦めなければ、こういう結果を得ることもあるのだと、すごい場面に観客として参加していたことを感謝し、感激だ。 (右写真:逆転トライの直後なのだが・・・)

以下気が付いた点を勝手に列挙し、感想を述べる:

@入場の際、手荷物検査はしていなかった???
(国立競技場での時には、確か手荷物検査はあったと記憶する。だから今回、 ペットボトルは持参しなかったのに・・・)

Aラグビーは、相撲に次ぐ真の体力スポーツと思うが、遠方からの観覧席観戦では、サッカーほどに激しいぶつかりの迫力が伝わって こない。
テレビ観戦の迫力に負けてしまう。テレビ画面に映らないボールから離れた動きを観ようと思っていたが、特に気になった 点は見つからなかった。

B道具もなく素手同士の最も人間的チームスポーツだからか、ルールがシンプルでない様に思える。
選手交代時のメリハリも感じなかった。 観客(私)の知らない間に、選手が交代していて、場内アナウンスが後追いしているが、サッカーのようにきちんと表示交代させる方が よい。また、ラグビー人口を増やすには、主なるラグビールール解説のPRなども都度配布するなど必要ではないか。 観て分かり、面白いと感じさせ、興味を沸かさせるには、ルールを知らしめることであろう。

Cスクラムの後かどうか忘れたが、東芝の選手が、重なった選手の上から肘鉄を何度か打っていた(ように私には観えた)が、ファウルに なっただけで、個別注意もなかった(?)ようだ。サッカーなら、レッドカード対象ではなかったか・・・。
怪我人続出のスポーツにならないように、ファウルに対するルールは厳しくあるべきだろう。

(07/02/04)
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《参考資料:アサヒ・コムより転載。2007年02月05日12時23分》
秩父宮が満員札止め
秩父宮ラグビー場は2万3067人の観客で埋まり、試合中に満員札止めとなった。日本ラグビー協会広報によると、トップリーグや 前身の全国社会人大会では、96年度の同大会決勝以来、10年ぶり。