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ブラックジャック?(自然周吾)

正式名称が合っているか知らないが、かって、『ブラックジャック』という名で、集った子どもたちに、簡単なゲームをしていた。

その概要を示すと、演者とパートナーで1組となる。
演者が、「我々には、テレパシーがあり、皆さんが当てろという物を、必ず当てることができる。」と口上する。

パートナーに席を外してもらい、皆が、演者に、当てるべき品を示す。(パートナーに分からないように)そして、 パートナーが登場する。

演者の口上である:「私が、『これですか』とパートナーに聞く、違えば、パートナーは、『違います』と答える。それを繰り返し、 やがて、指名した当りの品をさした時、パートナーは、『そうです』と答える。うまくいくでしょうか」 、と。

数回の(『これですか』・『違います』)やり取りの後、『そうです』と、当てるのである。
ゲームとしては、これだけであるが、かなりの喝采を得るのである。

なぜ当るのだろうか・・・。
子どもだけでなく、大人のグループでも、遊ぶことはできる。
『声を出さないで、やってみて』とか、『指でなく、棒でさして』とかの、制限をつけて、その不思議を明らかにしようと、躍起になる 人も出てくる。

柔らか頭でないと、何故当るのかの疑問で、パニックになる。柔らか頭の人は、やがて、その『ルール』に気付き、『なーんだ!』となる。
しかし、30分くらいは、この”不思議”で遊べるのである。

仕掛けは、パートナーと、『ブラックで』と打合せするだけで、互いに意思疎通するのである。
家内とパートナーを組んで、結婚したての頃、家内の甥・姪達が集った席で、何回も使って遊んだものである。未だに、セオリーを 明かせていないので、28年もたった今でも、彼らを対象に遊べるだろうと思っている。

やがて、『つぶやく』にそのセオリーの実態を、つぶやくことになるだろうが・・・。

(07/04/13)
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