つぶやく!!つぶやく! つぶやく・・・ |
自分が生きている、生かされているという自覚ができれば、どんな状況に置かれていても、生きていることになる。
動かないだろう"石"だって、生きているという自覚をもてれば、生きているのである。
他人が見て、他人から見られて、生きているのではない。自覚である。
存在していることが、生きていることになるのである。
果たして、我は、生きている自覚をもてるだろうか。全くの寝たきりになったとしても、生きている自覚を感じられるだろうか。
呼吸に空気の臭いを感じられるだろうか、空気の暖かさを、冷たさを、音を、乾きを感じられるだろうか・・・。
人の世話を受けながら、感謝の心で、呼吸だけを続けられるだろうか。
まだ五体が動く状況の中で、生きている確認が出来なくなってきていないだろうか。ささやかな近くの確認を見逃し、遠くの
大きな何かを渇望していないだろうか。100年、1000年のスパンでわずかに動くのを一生の中では確認できない。が、ほとんどの
物は、100年も持たずに、消えてしまう。
動かない物の中に、生命を感じられたらすごいと思う。